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シソンヌ・じろうが「心霊内科医 稲生知性」でドラマ初主演2023/02/21

シソンヌ・じろうが「心霊内科医 稲生知性」でドラマ初主演

 シソンヌ・じろうが、フジテレビで3月27日から4夜連続でドラマ「心霊内科医 稲生知性」(27・28日深夜1:25、29日深夜0:55、30日深夜1:55。関東ローカル)でドラマ初主演を務めることが分かった。

 物語の舞台は、古いビルの中にある「稲生心療内科」という古びた看板が掲げられた診療所。患者に取りついた怨霊(おんりょう)が見え、会話ができる能力を持つ診療所の主・稲生知性(じろう)が、患者や怨霊との心理戦を繰り広げる。患者を連れてくるのは、稲生の医学部時代の同期で、精神科医の中岡俊子。中岡は、自らが経営する心療内科クリニックに訪れる患者の中で、自分の手には負えない患者を稲生のもとへ案内する。

 稲生が患者を診察すると、すぐそこに怨霊の姿が現れる。体の不調は怨霊がその患者に取りつき、霊障を起こしていたことが原因だった。“心霊内科医”である稲生の診察方法は、人間と怨霊、両方に対する、徹底的な問診。なぜ取りついたのか? または、なぜ取りつかれたのか? 原因は人間、または怨霊どちらかにある。怨霊が取りつくには、必ず理由がある。

 しかし、問題なのは、人間も怨霊も、本当のことを言っているとは限らないこと。怨霊はこの患者に殺されたと訴える。しかし患者に聞くと殺してなどいないと無実を訴える。うそをついているのは人間か? それとも怨霊か? まるで刑事か探偵か弁護士のように患者と怨霊、双方の言い分を聞いて、真相を突き止めていく――。

 クールだがどこか抜けている、怨霊が見える“心霊内科医”稲生を演じるじろうは、「ハナコの岡部(大)が『しろめし修行僧』(テレビ東京系)の主演をしていなければ、僕もおとなしくしていたかもしれません。岡部のおかげです」と主演を引き受けた理由を明かしている。

 また、稲生の助手には、18世中村勘三郎から「3人目のせがれ」と言われた注目の歌舞伎俳優・中村鶴松が扮(ふん)する。10歳で一般家庭から勘三郎の部屋子として中村屋に入門し、中村勘九郎や中村七之助と共に修行を積み頭角を現している若手歌舞伎俳優の演技にも注目だ。さらに、平田敦子や伊勢佳世も共演する。

シソンヌ・じろうが「心霊内科医 稲生知性」でドラマ初主演

 そして、主題歌は、LIVE Blu-ray/DVD 「SAKANAQUARIUMアダプトONLINE」に収録されているサカナクションの「フレンドリー」に決定し、幻想的な雰囲気を携えた楽曲が作品を彩る。

 個性的な俳優陣や音楽がどんな癖のある心霊ミステリードラマを見せてくれるか期待が高まる。


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