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桜井ユキが「満天のゴール」で加藤シゲアキと共演。自然の中で人生の輝きを取り戻していく人々を描く“再生”のドラマ2023/01/23

桜井ユキが「満天のゴール」で加藤シゲアキと共演。自然の中で人生の輝きを取り戻していく人々を描く“再生”のドラマ

 NHK BS4Kでは3月25日に「満天のゴール」(午後9:00)を放送。主演を桜井ユキが務め、加藤シゲアキ、風吹ジュン、柄本明が共演する。

 「満天のゴール」の舞台は、「舟屋」の風景が美しい丹後半島の京都・伊根町。人生どん底状態で帰郷したペーパーナースのシングルマザーと、へき地医療・訪問診療に精力的に取り組む訳ありの医師。そんな2人が、地元の年寄りたちの“人生のゴール”に向き合ううち、互いの心に抱え込んだ傷を乗り越えようと歩み始める。交錯する生と死、そして希望を4K映像ならではの叙情性豊かな表現で描き出す。豊かな自然の中で人生の輝きを取り戻していく人々を描く“再生”のドラマだ。

 川岸奈緒(桜井)は夫に裏切られ、東京から故郷・伊根町に出戻ってきたシングルマザー。昔、看護師になる夢を抱き資格を取ったが、母の死を機に、死に恐れを抱き、その夢を諦めていた。そんな奈緒は、近所の老人の通夜の席で三上高志(加藤)に出会う。三上はおよそ医者らしくない医者で、しかもよそ者だったが、トクじいこと鴨井徳仁(柄本)ら地元の年寄りから慕われていた。

 ある日、奈緒は近くに住む元看護師の老婦人・早川順子(風吹)が三上と関わりがあることに気付く。2人の間には過去の不幸な事件がもとで、深い溝があった。早川の死期が迫る中、奈緒はある提案をする。それは奈緒にとっても新たな人生への第一歩だった――。

 主人公・奈緒役の桜井は「原作、脚本と両方読ませていただいた時、まず頭をよぎったのは幼少期を過ごした祖父母の家でした。どこか自分にも身に覚えのあるような感情と、この物語の織り成す優しく穏やかな時間、そして香り。どうか丁寧に向き合い、この物語を紡いでいきたいと思っています」と意気込む。

 訳あり医師・三上役の加藤は「私の演じる三上は、地域診療に取り組む医師です。彼がなぜ医師を志し、地域診療に取り組むのか。台本を読み、過去と未来を見つめる三上というキャラクターの痛みと愛情に心を揺さぶられました」と役柄を紹介しつつ、放送に向けて「伊根の美しい景色と、医療を通して紡がれる物語を、多くの方に届けられるよう心を込めて演じさせていただきます」とアピールしている。

桜井ユキが「満天のゴール」で加藤シゲアキと共演。自然の中で人生の輝きを取り戻していく人々を描く“再生”のドラマ

 また、風吹は「主演の桜井ユキさん、そして加藤シゲアキさんはもちろん、柄本明さんも厳しい真冬の伊根の景色も、きっと魅力的で素晴らしいに違いないと、今から期待し私も楽しみなドラマです」とコメントし、柄本も「すてきな作品になるように一生懸命セリフを言います。幸せな最後とはどういうものなのか、ドラマをみて感じていただけたら幸いです」と語っている。


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