門脇麦が「ながたんと青と-いちかの料理帖-」に主演。「演じていても毎日心がほかほかでした」2022/11/14
門脇麦が、WOWOWで2023年春に放送・配信される連続ドラマ「ながたんと青と-いちかの料理帖-」（日時未定）で主演を務めることが分かった。
「ながたんと青と-いちかの料理帖-」の原作は、数々の大ヒット恋愛ドラマの原作を世に送り出してきた月刊漫画雑誌「Kiss」に連載中で、既刊8巻すべてで重版のかかる磯谷友紀氏の同名人気作だ。
物語の舞台は戦後間もない京都。戦争で亡くなった夫から「ながたん（包丁）」を託された桑乃木いち日は、ホテルの料理人として生きていくことを決めていたが、ひょんなことから経営不振の実家の料亭「桑乃木」を建て直すため、15歳年下の御曹司・山口周と政略結婚する。しかし、周は初対面のいち日に対しても遠慮せず、青と（トウガラシ）のように辛辣（しんらつ）な言葉を放つ若者だった――。女性料理人が珍しかった時代、「女が料亭の厨房に立つなんてもってのほか」と料理長就任に消極的だったいち日と、いち日の料理の腕をいち早く認め、後押しする周。そんな年の差夫婦が、共に未来を切り開いていく姿を描く。
老舗料亭「桑乃木」の長女で、ホテルのレストランで働く34歳の主人公・いち日を演じる門脇は、「私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かくおいしそうで。そして人間模様も繊細で温かくて。なんてすてきなんだろうと。演じていても毎日心がほかほかでした」と喜びを明かす。
放送に向けて「女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていく、いち日の気持ちを温かく見守っていただけたらうれしいです。そして皆さまにも優しい気持ちが届けば、これ以上にうれしいことはありません」とアピールしている。
なお、ドラマの世界観を垣間見ることのできる特報映像（https://youtu.be/_WuItjNOtho）も解禁。いち日が料亭の娘としてこだわる出汁（だし）と、ホテルの料理人として培った洋食の技術を融合した、見た目もおいしい創作料理の数々は必見だ。
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