News ニュース

黒島結菜、ヒロインを演じた1年で得たもの。「“ちむどんどん”することが一番大切」2022/09/26

 10月1日に最終回を迎える、NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8:00ほか)。ヒロインを務めてきた黒島結菜が、1年間の撮影を振り返った。

 本作は、ふるさとである沖縄の料理に夢を懸けた比嘉暢子(黒島)と支え合うきょうだいたちの、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣けるほがらかな50年にわたる家族の物語。映画「フラガール」(2007年)や、「マッサン」「こもりびと」(ともにNHK)などの羽原大介氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリーだ。

 長期間に渡った撮影を終え、「振り返ってみると、大変だったこと、楽しかったこと、いろいろなことがあった1年間でしたが、あっという間でした。『ちむどんどん』は、食べることの大切さ、命のありがたみ、戦争の記憶など、今、世界中が大変な時期だからこそ、忘れてはいけないことがたくさん詰まっていた作品だと思います」と振り返る黒島。

 加えて、「私の地元・沖縄の家族の話で、みんなでおいしいものを食べると幸せになれる、日々の何げないものの大切さを、私もあらためて気付かされました。また、暢子を演じてきて、『ちむどんどんすること(わくわくすること)が一番大切』と感じました。今の時代、先のことを考えて不安な時もあるけれど、自分が何に一番心が躍るか、何にわくわくするか、何にときめくかを大切にしていきたいです。視聴者の皆さまにもこの気持ちが伝わったらうれしいです」と思いを伝える。

 そして、「撮影期間中は、暢子の前向きで明るくて、“ありがとう“と“ごめんなさい“を言えて、周りのみんなに愛されている役柄が引っ張ってくれました。今までの私自身は人見知りだったのですが、暢子のキャラクターの力を借りて、共演者やスタッフの皆さんとも楽しく過ごすことができました。家族といる時、友達のいる時など、過ごすシチュエーションによって違う面が人それぞれあると思うのですが、自分にはこんな一面があるのか、ということをこの1年間で知りました。暢子として過ごしてきた自分のことがとても好きだったので、撮影が終わった今は、寂しいです」と暢子役を通じ、自身の新たな一面に気付いたことを告白する。

 印象に残っているシーンについては、「第90回の、暢子と和彦の披露宴のシーン」を挙げ、「家族、鶴見やフォンターナの皆さん、これまで暢子と青柳和彦(宮沢氷魚)がお世話になってきた人たち全員が大集合しました。大好きな人たちが目の前にいるのがうれしかったです。みんなが客席で楽しそうに話している様子を高砂から見ていて、幸せな気持ちになりました。また、初めて琉装を着ました。衣装合わせで何着か試着したのですが、実際に放送で着ていたピンクと黄色の衣装がとても奇麗でした。撮影現場で皆さんに『奇麗だね』『本日はおめでとうございます』と言われて、うれしくて恥ずかしい、不思議な気持ちになりました」とその理由を語る。

 竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が演じた比嘉家の4きょうだいの思い出を尋ねると、「兄妹のみんなとは、昨年12月の沖縄ロケで仲良くなりました。ほかの撮影現場では共演者の皆さんと自分のことをオープンに話す機会は多くないのですが、『ちむどんどん』では、撮影の合間に仕事のことからプライベートまでたくさん話しました。合間で一緒に過ごした時間のおかげで生まれた4人の仲のよさと温かい雰囲気が、第11回で、子役から成長した兄妹たちを描くシーンに生きたと思っています。比嘉家のきょうだいたちとは、きっとこれからも定期的に集まったりできる関係性が築けたなと思います」と劇中同様、深い絆で結ばれたことを報告。

 本作は、地元・沖縄を舞台とした作品だったが、黒島は「地元の方々が喜んでくださって、私以上に『ちむどんどん』への思いが強い方がたくさんいて、うれしかったです。やんばるを盛り上げるイベントが企画されていたり、地域が盛り上がったりしている様子を見て、ドラマの影響力に驚きました。これからも沖縄の方々が前向きに頑張れる、何か手助けになれればいいなと思っています」と地元愛がより深まった様子だ。

  そして、最終回に向け「暢子や比嘉家のみんなの人生には、まだまだ山あり谷ありでいろいろなことが起こります。新たなトラブルだったり、あらためて思い直さなくてはいけないことがあったり、毎日、これからどうなるんだろうという出来事がある1週間ですが、すべて楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛けている。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.