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石黒賢が「科捜研の女 2022」に最強の敵として登場。孤高の天才物理学者はシロか? クロか!?2022/09/21

 石黒賢が、テレビ朝日系で10月18日にスタートする連続ドラマ「科捜研の女 2022」(火曜午後9:00。初回は午後8:00から2時間スペシャル)に出演し、シーズンを通じて最強の“敵”として登場するする。

 「科捜研の女」は、科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨するドラマであり、1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた歴史ある作品。この秋、同局に誕生する新ドラマ枠「火曜よる9時」の幕開けを飾り、新たなステージにふさわしく、大胆に変貌を遂げる。

 さらに、高度な科学捜査を追求し、よりスタイリッシュで、よりハイクオリティーな大人の科学ミステリーに進化。京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員である榊マリコ(沢口靖子)が、新たな“科捜研ワールド”に視聴者をいざなう。おなじみのキャストに加え、小池徹平が物理研究員・君嶋直樹役で新加入することも発表されている。

 石黒が演じるのは、マリコに冷酷な敵意を向ける天才物理学者・古久沢明。数々の作品で善人から悪役まで見事に演じ分けてきた石黒が、不遜極まりない孤高の科学者をどのように体現するのか注目だ。

 古久沢は、科捜研の新メンバー・君嶋の元同僚で「京都環境生態研究センター」に所属していた物理学者だ。初回2時間SPでは、彼らの元上司に当たる同センターのセンター長・奥崎譲(小宮孝泰)が火の気のない公園で突然焼死するという不可解な事件が発生。これは、いわゆる人体自然発火現象なのか?

 “科学は未来の人類のためにある”という壮大な信念を抱く古久沢は、自身が所属していた研究室の閉鎖を決定した奥崎に対し、「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」と軽蔑の目を向けており、「排除されて当然」、つまり殺されても仕方ない人物だと、何のためらいもなく言い切る。古久沢が何らかの手段を用い、手を触れることなく奥崎の人体を発火させ、死に至らしめたのか…。マリコは事件の真相を解き明かすべく奔走するが、古久沢は“心情”という不確かなものを糸口に真実に近づこうとするマリコに「科学者として醜悪」と冷たく非難する。

 本シリーズへの出演について、オファーを受けた際の心境を、石黒は「端的に言うと、脚本を読んで役どころが面白かったので、お引き受けしました。僕が演じる古久沢のセリフに、“人類の未来のためなら多少の犠牲はいとわない”というようなものがありますが、以前、科学者の方々とお話しさせていただいたら、似たような考え方をする方も多かったんですよね。俳優はどちらかというと感情に即する生き物なので、理系の人たちの考え方は非常に刺激的で面白いなと思った次第です」と明かす。

 さらに、役柄に関しては「古久沢は非常に頭の回転の速い人物なので普段、僕がしゃべるスピードよりも1.5倍ぐらいの早口でセリフを言うようにしています。古久沢なら相手の言わんとしていることも先に理解してしまうでしょうし、かつ会話のテンポを楽しむタイプだと思うので、独りよがりになりすぎない速さで相手のセリフにかぶせるように話しています。マリコは心の機微が分かる、人間に寄り添う科学者ですよね。古久沢にとっては、どこか感情を優先するマリコの姿勢が、同じ科学者として我慢ならない。だからこそ『あなたは科学者として醜悪だ』と告げるのですが、それは彼女を認めているがゆえのこと。どうでもいい相手にはそんなことは言わないはずなので…。面と向かって言うのはある意味、フェアな男である証だと思います」と分析。

 そのマリコ役の沢口との共演には、「やっちゃん(沢口)とは若かりし頃、CMで共演しましたが、丁々発止のやりとりをするのは初めてです。俳優ってワンシーン一緒にお芝居したら相手がどういう人か何となく分かるものですが、彼女の演技からはシリーズを長く背負ってきた責任感と誠実さが伝わってきました。そんなやっちゃんに面と向かってキツイ言葉を言うのは、芝居とはいえ、なかなか胸が痛いです(笑)」と本音も吐露しつつ、「もう一つ感じたのは、変わらなさ。芸能界において変わらないということは、逆に日々変わってきた、ということだと思うんです。だからそこにものすごい努力が感じられるし、お互いここまでよく頑張ってきたなという感慨のようなものがあります。彼女は本当に真面目で、努力家ですね」と称賛した。

 続けて、京都の撮影で楽しみにしていることを問われると「京都の撮影所にはなじみのスタッフも多くいますし、内藤(剛志)さんも楽しく優しい方なので現場の雰囲気は素晴らしいです。今のところタイトなスケジュールで休みはないのですが、普段、京都で休みが入ると寺社めぐりを楽しみます」と話し。亡き大杉漣さんに紹介された店で“MY自転車”を数年前に購入したということで、「今回もそれに乗って街に出たいですね」と笑顔で答えた。

 最後に「一つの作品を20数年続けるのはものすごいことですし、俳優にとって代表作があるのは素晴らしいこと。そういった作品に参加できるのを心底うれしく思っていますし、昔から知っているやっちゃんとお芝居できることに大きな喜びを感じています。古久沢が最終的に“シロ”なのか“クロ”なのか、プロデューサーに聞いても全然教えてくれないので(笑)、限りなく“クロ”く演じていますが、皆さんも古久沢がどんな謎を秘めているのか、シーズン通じて楽しみにご覧いただけたらうれしいですね」と期待を込め、メッセージを送っている。


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