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伊藤英明、8年ぶりに「世にも奇妙な物語 」で主演2020/06/30

伊藤英明、8年ぶりに「世にも奇妙な物語 」で主演

 伊藤英明が、フジテレビ系で7月11日放送の土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編」(午後9:00)の一編「3つの願い」に主演することが分かった。

 伊藤が演じるのは、絶世の美女だという妻・貴美子 (沢井美優)と豪邸に住む謎の男・若林和也。若林が最愛の妻と庭でランチをとっていると、ふとした隙に妻がこつ然と姿を消してしまう。すぐに警察を呼び、捜査を始めたところで突如電話が鳴る。どうやら妻は誘拐され、犯人は妻と引き替えに、5億円を要求しているようだ。ところが警察が若林に本格的な事情聴取を始めると、どうも若林の言動が怪しい。警察の疑いが一気に若林に向かったところで、若林が5年前に発見したランプと、それにまつわる奇妙な出来事について語り出す

伊藤英明、8年ぶりに「世にも奇妙な物語 」で主演

 8年ぶりの「世にも奇妙な物語」での主演に、伊藤は「また出たいという気持ちがずっとあり、お話をいただいた時はすごくうれしかったです。今回ご一緒する河野圭太監督とは、『白い巨塔』(同系)の時にお世話になっていたので、今回の出演もすごく楽しみにしていました。また、今回は40分の長編ということでどうなるのか楽しみです。手応えはあります!」とうれしそうに語る。

 演じる上では「短編物は撮影にトップギアで入らなければならないところがあるので、スタッフの皆さんやキャストの皆さんとのコミュニケーションの取り方など考えました。また、物語が語ろうとしているメッセージを視聴者の皆さんにきちんと伝えられるように演じました」と振り返る。

伊藤英明、8年ぶりに「世にも奇妙な物語 」で主演

 さらに「今回の話は『アラジン』のように夢のある物語ではなく、『世にも奇妙な物語』ど真ん中のホラーで、ある種のパラレルワールドを描いています。自分が得をするとどこかの誰かが損をする、要は“因果応報”というメッセージが込められているのかなと思います」と、作品の見どころを明かしている。

 企画のフジテレビ編成部・渡辺恒也氏は「最愛の妻が誘拐された男には、誰にも言えない秘密があった…一見よくある誘拐劇から始まる本作ですが、物語は意外な展開へとつながっていきます。『3つの願い』というタイトルに込められた意味が明らかになる頃には、人生の中で起こる『取り返しのつかないもの』の恐ろしさがジワジワ訪れる、とても『奇妙』らしい一作となりました。自身の欲が導いた運命に翻弄(ほんろう)される男の悲哀を、伊藤英明さんが情感豊かに演じてくださっています。結末を予想しながらお楽しみください!」とアピールしている。


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