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「テッパチ!」白石麻衣と北村一輝がクランクアップ2022/09/08

「テッパチ!」白石麻衣と北村一輝がクランクアップ

 フジテレビ系連続ドラマ「テッパチ!」(水曜午後10:00)に出演中の白石麻衣と北村一輝が、それぞれクランクアップを迎えた。

 町田啓太が主演を務める本作は、陸上自衛隊を舞台に、防衛省の全面協力の下、車両やヘリコプターなども実際に陸上自衛隊で使われている本物の機材を使用して制作される、青年たちの成長と熱き思いを描いたオリジナルストーリー。厳しい訓練を終えて自衛官となった国生宙(町田)、馬場良成(佐野勇斗)らの教育をした幹部自衛官で教育隊中隊長・八女純一を北村、紅一点の美しいエリート女性自衛官・桜間冬美を白石が演じている。

 白石が最後に撮影したのは、宙と2人きりで話すある重要なシーン。容姿端麗で優秀な冬美を演じきった白石は、すべてのシーンを撮り終え、スタッフから「白石麻衣さんクランクアップです!」の声が上がると、盛大な拍手が贈られた。

「テッパチ!」白石麻衣と北村一輝がクランクアップ

 花束を受け取った白石は「ありがとうございました。すごく楽しかったです。暑い日の撮影もあったので大変だった時もありましたが、町田さんをはじめキャスト・スタッフさんのおかげですごく楽しく撮影ができました」とコメント。そして、「自衛官という職業に今まで触れる機会が少なかったのですが、この作品を通してあらためて自衛官のすごさ、偉大さに気付けて、貴重な経験をさせていただきました。終わってしまうのは寂しいのですが、あともう少し皆さん頑張ってください! 本当にありがとうございました」と深く頭を下げ、愛あふれる感謝の言葉を述べた。

 北村の最後の撮影シーンは、町田をはじめ、佐野、工藤阿須加、桐山漣、久保田悠来、結木滉星らとのシーン。さまざまな事情を抱えた自衛官候補生や自衛官たちを教官という立場で温かく見守ってきた八女を演じた北村のラストカットのOKが出ると、スタッフの掛け声よりも前に、北村自ら「これをもちまして、八女教官役・北村一輝さんクランクアップとなります」と締めようとする姿に、共演者からは「早い早い!」とツッコまれ、笑いが巻き起こった。

 そんな中、あらためてスタッフから声を掛けられ、町田から「お疲れさまでした」と花束が渡されると、「(まるで知らなかったかのように)え~! マジですか!? 花なんていただけるんですか! ありがとうございます!」とあえてオーバーリアクションをする北村に、そばにいた町田も「絶対、知ってたやつじゃないですか」と笑い、一同大爆笑。

 最後に一言求められると「いろいろと大変な時期での撮影で、スタッフ・キャストの皆さん大変だったと思います。キャストも第1部、2部と変わって大変だったと思いますが、その中でも本当に町田くんがストイックでよく頑張っていて精神的にも強いな、と思いました。一度も諦めずに最後まで乗り切ろうとする姿勢は、私は先輩ではありますが、見ていてすごく勉強になりました。あと少し撮影が残っていると思いますが、皆さん最後まで頑張ってください。スタッフ・キャストの皆さん、本当にありがとうございました」とメッセージとともに、町田へのねぎらいの言葉をかけた。

 最後の最後に目の前のメーキングカメラに徐々に近づきながら、「幸せです。私はこの作品に出られて本当に幸せでした。ありがとうございました!」と満面の笑みでアピール。共演者からは「あれ、なんかおかしいな」とツッコまれ、町田が佐野に「(北村さんのわざとらしさが)おかしいよな?(笑)」と振ると、北村は佐野を見て「やっと出会えたね…」と熱いまなざしを向け、佐野が「それ、僕(所属するボーカルユニット・M!LK)の歌っすね(笑)」とすかさずツッコんだ。最後まで北村ワールドがさく裂し、終始笑いに包まれた。

「テッパチ!」白石麻衣と北村一輝がクランクアップ

 9月14日放送の最終回では、冬美のもとに、病気休暇中だった馬場から退職届が送られてくる。馬場のために何をすればいいのか分からず苦悩する宙。そんな宙たちのことを心配していた八女は、馬場が今も病気休暇ということになっていると冬美から教えられる。宙と連絡を取った八女は、馬場の退職届がまだ受理されていないことを伝える。続けて八女は、「馬場にしてやれることは何もないが最後まで信じてやることはできる」と告げる。「それがバディってもんだろ。だからまずはお前がしっかりしろ」と宙に語りかけ…。


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