News ニュース

ふぉ~ゆ~・辰巳雄大、梅棒とのコラボ「Only1, NOT No.1」大阪公演は「進化していたら幸せ」2022/06/08

ふぉ~ゆ~・辰巳雄大、梅棒とのコラボ「Only1, NOT No.1」大阪公演は「進化していたら幸せ」

 ふぉ~ゆ~が、パフォーマンス集団・梅棒とコラボする「ふぉ~ゆ~ meets 梅棒『Only1, NOT No.1』」の大阪公演を7月29日、30日にサンケイホールブリーゼで開催。開催に先駆けて、ふぉ~ゆ~のメンバー・辰巳雄大が意気込みを語った。

 爽やかな白のセットアップで会見場に現れた辰巳。「今回、僕らふぉ~ゆ~は、自分たちもファンであります梅棒さんコラボさせていただくことになり、ついに念願かなう瞬間がやってきました。2年前に記者発表していたのですが、コロナ禍で延期となり…。今回はリベンジということで、ついに始動することを大変うれしく思っています」と晴れやかな笑顔であいさつ。

 今回、ふぉ~ゆ~は新たな挑戦としてノン・バーバル(非言語)のパフォーマンスを披露するということで、ノン・バーバルなパフォーマンスとはいったいどのようなものなのか気になるところ。「ノン・バーバルとは梅棒さんがやってる手法で、セリフがほとんどない中、JPOPや有名な曲を使ってストーリーを紡いでいくというもの。時折、歌詞がセリフのように聞こえることもある中、ダンスと体で表現していきます」と説明した。

 梅棒とふぉ~ゆ~は、ほぼ同世代。「僕らが演劇をやるようになってから、どこかで梅棒さんを意識してましたし、梅棒さんも僕らのことを気にしてくださっていたそうで」と語り、互いに気になる存在であった2組が実際に稽古を共にするうち、「梅棒さんも個人での活動が幅広く、振り付けメインの方、役者メインの方、いろんな個性が集まったチームなんだなとあらためて思いました。僕らもそうですが、男子ノリがめっちゃあるので、まるで男子校みたいです。男子がふざけた時のあの熱量を、毎公演、違う魅力たっぷりでお届けします」と意気投合ぶりを明かした。

 運動量が多いことでも知られている梅棒の舞台とあって「正直めちゃくちゃドキドキしています。僕自身、今年に入ってから演劇のお仕事をたくさんいただいているのですが、直近の『エダニク』という作品では、食肉加工センターで働く職人を演じまして、毎公演、カップ焼きそばとカップラーメンを食べていたんです。その上で鍛えているので、体がめちゃくちゃデカくなってるんですよ。まず、踊れるのかなって福ちゃん(福田悠太)に相談したら、『24年ジャニーズやってきて、うちにある筋肉は衰えてない』って言われました(笑)。松崎(祐介)と越岡(裕貴)は最近まで『Endless SHOCK-Eternal-』に出ていたので体力ビンビンですし、僕も負けないようにしたいと思います。でも、あの世界に飛び込むと踊っちゃうんですよね。それぐらい気持ちのいい世界ですし、そういう演出ですし。とにかくみんな汗だくで稽古してます」と報告。

 今回の作品はホストクラブが舞台。ふぉ~ゆ~の4人もホストを演じる。「元々ホストをやってたわけじゃない4人が、さまざまな事情でホストクラブで働くことになるんです。バラバラな場所にいた4人なので、それぞれのバックボーンをダンスとアクションで表現します。僕は“リュウ”という男の役で、ゴリゴリ系の怖い人たちに追われているというダークサイドにいる役です。とにかくお金を稼がないといけないので、ホストに誘われ、イヤイヤ働き始めます。そんな状況にあてはまる曲といえば…あれだよな!と。皆さんもなんとなく思い浮かぶかもしれないあの曲、ジャニーズのあの曲なんです!」サプライズも予告した。

 メンバーの配役については「福ちゃん(福田)は“ちゃたろう”というお笑い芸人、松(松崎)は、犬に太いと書いて、犬太(けんた)という田舎から出てきた男。コシ(越岡)は“廻(かい)”という爽やかな男の役です。そして綺咲愛里さんは、犬太の妹役で、誰かと恋に落ちたりするのかな…みたいなこともありつつ。樹里咲穂さんとHideboHさんは、その町で有名な2人で、いろいろと取り仕切ったり。樹里さんは女王のような役ですし、HideboHさんの役も面白くて。HideboHさんのタップも見どころです。僕たちふぉ~ゆ~の4人が所属する『ホワイトナイト』というホストクラブが、梅棒さんたちの『ブラックシップ』というホストクラブに立ち向かっていくという話を軸にしながら、さまざまなストーリーがぎゅっとなって進んでいきます」と明かした。

 以前、ふぉ~ゆ~の作品の大阪公演で「『なんでやねん!』って客席からツッコんでもらえたのが面白かったし、幸せだった」という辰巳。東京公演でウケていたコントが大阪でウケなかった時は、たまたま見学に来ていたジャニーズWESTの桐山照史に相談し「もっと全部分かりやすく、典型的な内容に変えてみたらどうですか?」とアドバイスをもらったという。「キリ(桐山)の言うように変えてみたら反応がよくて。東京と大阪で反応の差があるんだなと思いました。今作でも変えることを恐れず、お客さんと敏感に感じ合いながら、終わった時には大阪バージョンになっていたね、という形に進化していたら幸せですね。松崎あたりにはできないかもしれないですけど(笑)」と大阪公演への気合いをうかがわせた。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.