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中村蒼が「家庭教師のトラコ」で橋本愛の世話を焼くパートナーに。14年ぶりに遊川和彦作品に出演2022/06/02

中村蒼が「家庭教師のトラコ」で橋本愛の世話を焼くパートナーに。14年ぶりに遊川和彦作品に出演

 中村蒼が、日本テレビで7月スタートの連続ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 橋本愛が主演を務める本作は、脚本・遊川和彦氏、プロデューサー・大平太氏の「家政婦のミタ」コンビが新たに描く、“合格率100%を誇る謎の家庭教師”が主人公のヒューマンドラマ。「同期のサクラ」「35歳の少女」(すべて同系)で遊川・大平コンビと共に歩んできた橋本が、謎多き伝説の家庭教師・トラコこと根津寅子を演じる。トラコは、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子どもを救済。勉強以外に生きていく上でとても大切な“正しいお金の使い方”を教えていく。

 中村が演じるのは、公私共にトラコの世話を焼く、幼なじみでありパートナーの福田福多。福多は、銀縁眼鏡にビシッとスーツを着こなし、どこから見ても「できる家庭教師」なので最初は必ず親に誤解される。ふらっと自分のマンションへ帰ってくるトラコのため、洗濯や食事といった身の回りの世話から、仕事のサポートをこなし、家では本ばかり読んでちゃんと返事をしないトラコに、一方的に話している。トラコに好意を抱いているのか、自分の中でも分かっていないというキャラクターだ。

 遊川作品への出演は、2008年の「学校じゃ教えられない!」(同系)以来となる中村は、「14年ぶりに遊川さん、大平さんの作品に出演できて、何とかこの業界にしがみつき諦めずに続けてきてよかったなと思っています。ただそれと同時に14年の間に、役者としてどれほど成長したのかを見られるような気がして緊張しております」心境を明かす。

 続けて「当時は自分のことで精いっぱいで周りを見る余裕があまりありませんでした。あれから14年が経ち、わずかではありますが、以前より余裕を持って現場に居られると思うので、遊川さん、大平さん作品の現場の魅力をあの時より感じながら、日々過ごしたいと思います」と意欲に燃える。

 そして、「主演の橋本愛さんとは過去に映画、舞台とご一緒させてもらいました。橋本さんから発せられる言葉と体からあふれ出すエネルギーにひきつけられたのを覚えています。そんな尊敬する方と、また時間を共にできること、そして今回はいろんな表情の橋本さんを見られると思うのでとても楽しみです」と期待する。

 役柄については「僕の演じる福田福多はトラコと同じ養護施設で育った過去を持ち、トラコの過去と野望を知る唯一の男です」と説明し、「そんな彼にも秘めたいろんな思いがあるので、トラコの謎とともに彼にも注目してもらえるとうれしいです。一見何がしたいのか分からないトラコの授業ですが、気が付くと大切なことを教わって今まで見えていなかったものを見せてくれます。きっとドラマを見終わった後には、視聴者の方にも、もちろん僕自身にも何かトラコは残してくれると思います。ぜひお楽しみに」とアピールしている。

 一方、中村との共演に、橋本は「福多さんが中村蒼さんと聞いた時、わーい!と大喜びしました。以前舞台でご一緒した時に、底知れぬ奥深さと、水面をすーっと滑っていくような浮遊感を感じ、共演経験もあるはずなのに、なんだこの人は!?と驚きました。また同じ地点を経由できること、とてもうれしく思います」と喜びを口にしている。


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