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加藤シゲアキ、中井貴一と共に浅田次郎作品の魅力に迫る!2022/05/16

加藤シゲアキ、中井貴一と共に浅田次郎作品の魅力に迫る!

 フジテレビのバラエティー「タイプライターズ~物書きの世界~」が、5月21日(午前10:25、関東ローカル。FOD、TVerで見逃し配信あり)からリニューアルする。NEWSの加藤シゲアキがMCを務め、進行は宮司愛海アナウンサー担当。ゲストとして迎える作家を愛してやまない“芸能人ゲスト”も登場し、ゲストが薦めるその作家の魅力や、一押しの作品を教えてもらいつつ、作家の頭のなかを深くのぞいていくトークを繰り広げる。

 リニューアル初回のゲストは、俳優の中井貴一と、中井が愛してやまない作家・浅田次郎氏。MCの加藤も「いきなりすごい方に来ていただきましたね!」と驚きを隠せない。今回は、中井が主演を務めた、浅田原作の映像化作品を中心に、原作が生まれたきっかけや、映画・ドラマの裏話などを紹介する。

加藤シゲアキ、中井貴一と共に浅田次郎作品の魅力に迫る!

 中井と浅田氏の出会いのきっかけは、1998年に映画化された「ラブ・レター」。小説の一節「手紙の途中から、吾郎は声を上げて泣いた」について、中井が吾郎をどう演じたのか、実際の映画のシーンとともにプレーバックする。「書いたらたった2行なんですけど、あの演技はすごいなと思って。映像でなければ、ああいう表現はできないわけだから」と浅田氏。小説と映像における表現の違いを考察していく。

 また、映画「壬生義士伝」(2003年)で特徴的な“吉村貫一郎の方言”が話題に上る場面も。浅田は方言のセリフを書くにあたって「必ずこの3カ所に行きます」という取材場所を語る。吉村を演じた中井は「演じる側にとっては、方言が“一番の味方”だったんですよ」と言い、撮影現場での裏話を明かす。

 さらに、映画「柘榴坂の仇討」(14年)で中井と浅田氏が共演していたシーンを紹介。小説家として活動する加藤も「僕も、原作者として映画の現場に行った時に、そのまま出演することになったんですけど…」と話すが、そのまさかの展開に笑いが起こる。

 その後、浅田作品の魅力をたっぷりと紹介。中井一押しの最新刊「母の待つ里」(新潮社)を紹介するほか、「連続ドラマW きんぴか」の西浦正記監督がVTR出演。監督が見た、中井のおちゃめな一面が披露される。

 小説についてトークが白熱するなか、途中で浅田氏が「あなたもよく分かってると思うんだけども」と、加藤をじっと見つめる場面も。大御所のオーラに圧倒され、やや緊張気味の加藤が返した反応に注目。その一方で“アイデアがひらめく瞬間”の話題では、浅田氏と加藤が共感し合い、「よかった…!」と加藤が喜ぶ一幕も。書き手だからこそ知る“物語の作り方”を語り合っていく。

 そのほか、浅田が普段使っている特製の原稿用紙や万年筆がスタジオに登場。“パソコンで執筆派”の加藤が、浅田が“手書き”で文字を書き続ける理由にも迫る。

 なお、“「タイプライターズ」的・今気になる1冊”を紹介するコーナーも。その見どころは、オンエア前日の20日に公開予定。


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