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グッチーがHBC「今日ドキッ!」を卒業。テレビ&ラジオで新番組2022/03/24

グッチー(BC北海道放送)

 HBC北海道放送は3月18日に2022年春の改編オンライン会見を行い、午後の情報ワイド番組「今日ドキッ!」(月~金曜午後3:49、北海道ローカル)のMCを12年務めたグッチーの卒業を発表。代わって、4月1日からラジオ番組「グッチーのGood Friday!」(金曜午後0:00、北海道ローカル)、4月7日からテレビ番組「グッチーな!」(木曜午前9:55、北海道ローカル)という、グッチー出演の新番組2本をスタートさせることを明かした。グッチーは「テレビとラジオを担当させてもらうので、メディアをどんどん融合させ、新しい文化をHBCから発信できれば。得意なエンタメ情報を中心に、皆さんと楽しいひと時を過ごしたい」と意気込みを新たにしている。

ラジオ番組「グッチーのGood Friday!」

 「今日ドキッ!」は2010年3月29日から放送を開始した(当初のタイトルは「グッチーの今日ドキッ!」、13年から現在のタイトルに変更)、同局の看板的夕方ローカルワイド番組。グッチーは当初からメインMCを担当してきた。

 会見では、テレビを取り巻く環境の変化を受け、長時間ワイドの流れを見直す方針を発表。3月28日からは「今日ドキッ!」の開始時間を、これまでより1時間後ろ倒しとなる午後4:50とし、森田絹子、堀啓知といったHBCアナウンサーを中心に出演者の若返りを図る。また、北海道を拠点とするバンド・ハンバーガーボーイズのギター・田村次郎や元北海道日本ハムファイターズ選手で野球解説者の建山義紀、十勝で畑ガイドツアーなどを手掛ける会社「いただきますカンパニー」の代表取締役・井田芙美子など、子育て世代を中心にコメンテーター陣を強化。ロゴとテーマカラーも変更し、視聴者がより親しみを持てる番組を目指す。

 「今日ドキッ!」のメインMCとなる森田アナは「夕方にフレッシュな風を吹かせられるよう邁進し、喜怒哀楽を視聴者の皆さんと共感していきたい。不安な時代ですが、夕方テレビをつけたら、いいことを知ることができた、明日が少しでも楽しみになるような番組になれば」と語った。

今日ドキッ!
「今日ドキッ!」アナウンサー

 テレビの新番組「グッチーな!」は「見るだけで、トクした気分♪」がコンセプトの情報番組。モデル出身のグッチーならではのトレンドや着こなし情報を紹介するほか、DIYを趣味とするグッチーがホームセンターを探索するコーナーなどを企画。北海道が推進する優れた道産加工食品「北のハイグレード食品」もピックアップし、HBCの公式オンラインショップとの連動も図る。

 グッチーは「平日の昼間はスタジオにこもっていたが、これからはロケに出かけることができる。『今日ドキッ!』で出し切れなかったパーソナルな面も生かしてもらい、大好きな音楽や映画など文化を応援しながら、毎日が少しでも楽しくなれる番組にしたい」とコメント。「今日ドキッ!」を12年間続け、気付けば57歳の最年長メンバーになっていたことに触れ、「今まで培ったものを伝えつつ、孫世代の出演者やスタッフから教わる姿勢も大切にしたい」と話した。

ラジオ新番組「グッチーのGood Friday!」

 ラジオの新番組「グッチーのGood Friday!」は、週末を楽しむためのエンターテインメント情報を中心とした5時間半にわたる生ワイド番組。音楽はもちろん、注目のスポーツ、道内ハッピーニュースなどの話題が満載で、中継担当のお笑い芸人・すずらんや、今年からHBCラジオの野球解説者としても登場する元北海道日本ハムファイターズの鶴岡慎也など、毎時間登場する出演者・ゲストとグッチーの化学反応も聴きどころだ。

 1952年3月10日に本放送を開始し、今年70年を迎えるHBCラジオにとって、金曜昼の大幅リニューアルとなる。HBCラジオ「カーナビラジオ午後一番!」に出演する同社社員の山根あゆみは「HBCラジオとして何か新しい一歩を踏み出さねば、金曜日に新しい番組を作ろう!と意見がまとまり、グッチーさんに金曜昼のバトンを渡します。『カーナビラジオ午後一番!』と『アフタービート』は月~木曜の週4日に凝縮するので、こちらもご期待ください!」と笑顔で話した。

新番組「グッチーな!」

 会見ではこのほか、3月28日からHBCの新プロジェクトとして子育てコミュニティサイト「コラフル」(https://co-lorful.sitakke.jp/)を開設することも発表。サイト名は「子」と「カラフル」を組み合わせた造語で、コンセプトは「『初めての子育ての不安解消』『十人十色の子育て・子供を認め合える癒やしの空間』を提供し、自分たちの子育てに彩りを描ける世界を目指す」こと。育児に役立つコメントや情報、漫画を発信するほか、昨年7月にスタートしたHBCのWEBマガジン「Sitakke」(https://sitakke.jp/)の子育て世代向け記事への誘導も行う。事業担当者は「彩りある子育てを応援し、生活者に寄り添えるサイトにしたい」と語った。

子育てコミュニティサイト「コラフル」

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