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溝端淳平、本仮屋ユイカら「愛しい嘘 ~優しい闇~」キャストが一挙解禁2021/11/29

溝端淳平、本仮屋ユイカら「愛しい嘘 ~優しい闇~」キャストが一挙解禁

 テレビ朝日系で2022年1月にスタートする連続ドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(金曜午後11:15、開始日未定)の追加キャストが一挙解禁された。

 ドラマは、漫画家・愛本みずほ氏の「愛しい噓 優しい闇」が原作。中学卒業から14年経ったある日、不意に開催された同窓会をきっかけに、出席した仲良し6人組のメンバーが次々と亡くなる事件が発生する。とめどないうその上塗りと、ヒリヒリとした愛憎劇が入り乱れる予測不可能な展開に。ドラマ版では、オリジナルのストーリーも用意されており、原作とはまた一味違う衝撃の物語を紡ぎながら、視聴者をどこまでも翻弄(ほんろう)する。

 すでに波瑠が、恋と事件に翻弄される売れない漫画家の主人公・今井望緒を、林遣都が望緒の初恋の人・雨宮秀一を演じることが発表されていたが、今回新たに、溝端淳平、本仮屋ユイカ、黒川智花、新川優愛、松村沙友理、徳重聡の出演が明らかになった。

 溝端、本仮屋、黒川、新川の4人が演じるのは、波瑠、林と同級の仲良し6人組のメンバーだ。

 溝端が演じるのは、望緒の幼なじみの深沢稜。稜は地元・山梨で両親と共にワイナリーを経営しており、ぶっきらぼうな性格ながらも、誰よりもおいしいワインを作ることを夢見て努力を続けている。また、望緒に対して幼い頃から恋心を貫くいちずな面も見せる。

 溝端は「僕は近年先輩方との共演が多かったのですが、この作品はまさに同世代の作品。しかも、今回はさまざまな経験を積んできた同世代が集まるので、非常に武者震いしております。波瑠さんとは10代の頃に雑誌の仕事やイベントでご一緒したことやドラマ『新参者』(2010年)で共演したこともあり、林遣都くんとも10代の頃に、初めて出演した映画『DIVE!!』(08年)で共演し、泊まり込みの合宿で連日一緒に過ごしたので、今回の現場は僕にとってもまさに同窓会のような気がします! 10代の頃から知っていて今では多方面で活躍している方々と、30歳を超えてまた仕事で再会できることが何よりうれしいです」と喜びのコメント。

 一方、本仮屋は、都内で弁護士として働く本田玲子役を演じる。玲子は真面目で常に冷静沈着ながらも、同窓会では卒業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことに人一倍執着心を見せるなど、意外な一面を披露する。

 本仮屋は「これまで演じたことのない“愛情深さ以上にクールで端的、そして聡明な女性”役にチャレンジさせていただけることも、とても光栄に思います。今回は、大人の青春群像劇の中で展開される重厚なサスペンス作品。私が演じる玲子にも何やら裏がありそうですし、含みの持たせ方など、いつものストレートな芝居の作り方とは違うアプローチになりそうで、ワクワクしています」と、本作への参加に胸を躍らせる。

 黒川は仲良し6人組の中で一番早く結婚し、専業主婦をしている野瀬優美を演じる。優美は地元の名家に嫁ぎ、一見幸せそうな様子を見せるも、実は誰にも言えない秘密を抱えるミステリアスな役どころとなっている。

 自身の役柄について、黒川は「元同級生6人の中で唯一の既婚者。面倒見がよくて、家庭的で、少しおっとりしたところもあり、周りを和ませる存在だと思います。そんな彼女も“秘密”を抱えています。最近サスペンス作品への出演が多い私と、徳重聡さんが夫婦を演じますから、視聴者の皆さんもいろいろ怪しく思われるかもしれませんが(笑)、真相は内緒にさせてください」と含みをもたせた。

 そして、新川が演じるのは、中学時代から男子に囲まれるような存在だったものの、現在は家庭の事情で、地元で会社員をしている岩崎奈々江。奈々江はかつて女子アナウンサーを目指しており、現在も上昇志向が強いため、IT企業の社長を務める雨宮と再会するやいなやロックオン。一方的に望緒をライバル視する。

 新川は「私が演じる奈々江は普通では考えられない行動を取るし、私自身だったら言わないようなキツい言葉を人に投げてしまったりするんです。ただ、物語を読み進めていくうちに『弱みを見せられず、人よりも何枚も多くよろいを着続けているんだろうな。素直でかわいそうな子なのかもな』と、受ける印象も変わっていって…。なので、なるべく彼女に寄り添いながら演じたいです。そして、波瑠さんが演じる主人公・望緒の真っすぐさも思う存分引っかき回したいです(笑)」と、気合い充分の様子。

 そして、松村が演じるのは、望緒の後輩である漫画家アシスタントの岡崎りえ。りえは望緒のアイデアを盗んで漫画家デビューを果たした上に、なぜか望緒に対して執拗(しつよう)に嫌がらせを繰り返すという、徹底的な意地悪キャラだ。

 松村は「今まで暗い女の子や今どきっぽい女の子など、いろんな役に挑戦させていただいてきましたが、りえちゃんみたいな“同性に嫌われそうな、ちょっと嫌な女の子”の役は初めてなので、ドキドキしています(笑)」と新たなチャレンジに胸を踊らせつつ、「波瑠さんをはじめ、すてきな先輩方とご一緒できる貴重な機会なので、ぜひ現場でたくさんのことを学ばせていただきたいです。自分自身にとって新しい挑戦となる役なので、撮影前の今は不安な気持ちもあるんですけど、楽しく一生懸命演じたい。視聴者の皆さんにもぜひ楽しんで見ていただけたらなって思います!」と力を込めた。

 さらに、徳重は、山梨県警の刑事部長で、黒川演じる優美の夫・正に扮(ふん)する。地元の名家の御曹司でもある超エリートでもある正役について、徳重は「最近は変わった役を演じることが多かったので、今回も最初に『とんでもない秘密を抱えた役です』と聞いた時は驚かなかったんです。でも、いざ脚本を読んだら『おぉ…』と(笑)。今では『ヤバい人の役が来たな!』という実感に変わっております」とオファー時を振り返り、「僕が演じる野瀬さんはもともと精神的なヤバさを抱えている上に、物語の中でさらに壊れていくんです。こういう役柄は初挑戦なので、また違った一面を引き出してもらえるのではないか…と、演じるのが早くも楽しみです。視聴者の皆さんに『うわっ、またこの人が出てきた!』と恐怖を覚えていただけるよう、一生懸命努めてまいりたいと思います」と意気込んでいる。


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