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小野賢章、ハリー・ポッター役は「声変わりの時期が一番大変だった」2021/11/25

小野賢章、ハリー・ポッター役は「声変わりの時期が一番大変だった」

 日本テレビ系で11月26日放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を放送。「ハリー・ポッター」シリーズのターニングポイントとなる本作の放送に向けて、第1作からハリーと一緒に声優人生をスタートさせ、共に成長してきたハリー・ポッター役の小野賢章からコメントが到着した。

 J.K.ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズ第4作となる「~炎のゴブレット」では、これまでのシリーズとは一変。ハリー、ロン(声・常盤祐貴)、ハーマイオニー(声・須藤祐実)は少年期に永遠の別れを告げ、かつて想像さえし得なかった巨大な何かに挑んでいく。シリーズのちょうど中間に位置する本作は、ついにハリーの両親を殺した宿敵、闇の帝王・ヴォルデモートが復活。そして魔法界全体を巻き込んだ生死を懸けた壮絶な戦いが描かれるなど「ハリー・ポッター」の物語は新しいステージに突入していく。

小野賢章、ハリー・ポッター役は「声変わりの時期が一番大変だった」

 小学生の時、オーディションに応募したのをきっかけに、ハリー・ポッター役を射止めた小野は「吹替を収録したのは、小6か、中学に入ってからくらいですね。大体、ハリーとロンとハーマイオニーの3人で、1週間くらい学校終わりで収録していたんですけど、待ち時間も結構あったので、そこの待ち時間でロン役の常盤祐貴君と仲良く遊んでたのを覚えていますね。それから、中学生から高校生になるタイミングの収録だとみんなで勉強してたりだとか、なんかそういうのはよく覚えてますね。アフレコ自体は苦労してやったというよりは、本当楽しくやっていたというイメージです」と当時を振り返る。

 シリーズの声優を続ける中では「声変わりの時期が一番大変だった」そうで、「どんどん声が低くなるし、思ったよりも声が出なくて『なんか嫌だなあ』って思うことはありましたね。これはもう、どうすることもできないのですが、ちょうどダニエルくんの方も声変わりの時で、ちょっとずつ声が低くなりつつあったので、そこはもう、そのままの声でやったって感じでしたね」と明かす。

小野賢章、ハリー・ポッター役は「声変わりの時期が一番大変だった」

 今回放送される「~炎のゴブレット」で好きなシーンについては、「やっぱり、ヴォルデモートが復活して、ハリーとヴォルデモートが戦うところですね。両親の愛に守られているっていうシーンもいいなぁって思いますね。でも、その後、ハリーだけが戻って、ハリーだけがつらい思いをしているのが、かわいそうなんですけど」と語る。

 そして、作品を初めて見る視聴者に向け「誰もが憧れる魔法を扱ってみたりとか、すごく夢がありますし、それに加えて、シリーズで年を重ねるごとに、大人になっても楽しめるように、展開がダークになっていったりだとか、本当にどの世代が見ても楽しめるような作品になっていると思います。(第1作の)『ハリー・ポッターと賢者の石』から、もう20年になるので、当時見てくださった方に、お子さんができた方も多いと思うので、そういうふうに、『親から子へ』受け継がれていったらいいなと思いますね」とメッセージを寄せている。


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