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松本潤、上戸彩と初共演で夫婦役に「うれしはずかし(笑)」2021/11/24

松本潤、上戸彩と初共演で夫婦役に「うれしはずかし(笑)」

 テレビ朝日系で2022年1月にスタートする、松本潤主演の連続ドラマ「となりのチカラ」(木曜午後9:00、開始日未定)で、松本演じる中越チカラの妻・灯役に上戸彩が決定した。

 同作は、思いやりと人間愛だけは人一倍だが、何をしても中途半端で半人前な男・チカラ(松本)が、同じマンションの住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションが一つのコミュニティーとなって強いつながりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディー。脚本・演出を手掛けるのは、遊川和彦氏。独創的な主人公とそれを取り巻く家族の姿を深く描き出すことで定評のある遊川氏が、今回もまた“中腰ヒーロー”という新たなキャラクターを誕生させる。

 上戸が演じる灯は、アパレルショップの店長で、チカラとは大学時代の同級生。12歳の娘・愛理と10歳の息子・高太郎とともにマンションに引っ越してきた途端、何かと住人の問題ごとに首を突っ込もうとするチカラを優しくいさめる。ゴーストライターとして著名人のエッセーを代筆するばかりのチカラに、自分の小説を書いてほしいという思いを抱いている、明るく快活な女性だ。

 上戸との初共演に、松本は「ついに初共演です! こうしてお芝居をご一緒するのは初めてなのですが、高校が一緒だったこともあり、ずっと昔から知ってはいるので、夫婦役というのは『うれしはずかし』と言いますか…(笑)。よく知っている分、やりやすいところもあり、照れくさいところもあるといった感じです」と笑顔で明かす。

 撮影現場について「僕自身がチカラという人物を演じていながら、現場で遊川さんを見ていると、すごく『チカラっぽいな』って思う瞬間があるんです。すごく気を使いながら、『あ、これを言ったら傷つくかな』『でも言おうかな』って葛藤している遊川さんを見て、『ああ、チカラくんってこういう人なんだ』と勉強している部分もあります。とても楽しい撮影現場ですよ。何より、脚本をすべて書かれた上で監督もされるので、どう描きたいかという思いをキャストにしっかり伝えてくれるんです。それぞれのキャラクターや関係性を構築していくというすごく重要なところを、時間をかけて丁寧にやってくださるので、それがとても心強く、うれしく思っています」とコメント。

 放送に向けて「『となりのチカラ』は、すごく明るいドラマです。僕と灯ちゃん(上戸)の関係性も含めて、『いるよね、こういう家族』って思って見ていただけるでしょうし、灯ちゃんの明るさがこのドラマの中の温かい空気を作り出しているんじゃないかなと思います。また、その中で起きていくいろいろな問題に、チカラがどういうふうに向き合って進んでいくのか、というのが見どころです。テーマ一つ一つは、現代の日本で問題視されているような部分を扱ってはいるのですが、決して重くはなりすぎず、皆さんに共感していただけるような描き方ができているのではないかと思います!」と見どころを語った。

 また、同系ドラマには「アイムホーム」以来、約7年ぶりに出演する上戸は、松本との共演について「松本さんとの出会いは15、6歳の頃だったので、そう思うと恥ずかしい気持ちも…ないかな(笑)。とてもやりやすいですし、『こうした方がいいんじゃない?』というアドバイスもストレートにしてくださるので、毎日の撮影がとても楽しいです! どんどん形になっていくのが自分でもすごく分かるので、充実感や達成感もありますし、共演者やスタッフの皆さんも同年代の方が多いので、すでにいいチーム感ができてきています」と喜び、現場の様子を「もう、見事にダメ出しばかりです!(笑)。(遊川氏が)すごく細かいところまで指導してくださるので、うまくハマれば褒めてくださって、ちょっとでもズレるとすぐバレちゃう…! そういうところも新鮮で楽しいです」と楽しそうに伝えた。

 最後に「毎日松本さんと撮影させていただいていて、“今まで見たことのない松本潤”を感じています。見ていて笑ってしまうような、ワクワクするような…チカラくんってそういう愛やエネルギーに満ちたキャラクターなんです。早くそんな“新しい松本潤”を皆さんに見ていただきたいなって思います!」とアピールしている。


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