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山下智久、国際ドラマ「THE HEAD」の“バーチャル記者会見”に出席。「とても興奮している」2020/06/09

山下智久、国際ドラマ「THE HEAD」の“バーチャル記者会見”に出席。「とても興奮している」

 6月12日からHuluで配信が開始される、山下智久が出演する超大型国際ドラマシリーズ「THE HEAD」の「バーチャル記者会見」が6月4日に世界同時に開催された。

 当初、6月上旬にスペインで製作発表記者会見を開く予定だったが、世界的な新型コロナウィルス感染拡大の影響で、「バーチャル記者会見」として開催。山下をはじめジョン・リンチやアルバロ・モルテら主要キャスト11人と製作総指揮のラン・テレム、監督のホルヘ・ドラド、脚本のデヴィッド・パストールら製作陣が、世界各地からオンラインで出席。取材媒体もスペイン、イタリア、フランス、中南米、シンガポール、マレーシア、台湾、香港、フィリピンなど各国から参加し、グローバルな新しい会見となった。

 ドラマは、南極にたたずむ陸の孤島・科学研究基地を舞台に、極限状態に置かれた人間たちが繰り広げる極限心理サバイバル・スリラー。さまざまな国の実力派キャストたちが集結する中で、山下はメインキャストの1人、科学研究基地の研究員・Aki(アキ・コバヤシ)役で出演。若くて将来有望な微生物学者で「ポラリスVI南極科学研究基地」の研究チームに初めて参加したAkiは、越冬隊のメンバーにも選ばれ、生物学者・アーサーの指導の下、博士号取得に取り組んでいる。優しい心の持ち主だが、実は別の顔も持っているという役柄を演じている。

 会見では、劇中で恋愛感情を育んでいくマギーとアキを演じるキャサリン・オドネリー&山下への注目度も高く、記者から「どうやって関係性を築いていったのか?」という質問も。オドネリーが「普段から一緒にいるようにしました。本当に“はじめまして”の関係で、お互いを知るいい機会だったので、それぞれのキャラクターや文化について話し合いました。現場ではトモ(山下)のそばにベッタリでした(笑)」と明かせば、山下も「本当に素晴らしい女優さんで、仕事がしやすかったし、2人の関係性は画面を通して感じていただけるはずです。世界中の皆さんと、この物語を共有できることに、とても興奮しています」と力を込め、さらなる期待をあおった。

 また、キャラクター性については、監督とたくさん話をしたという山下。役名は自分で考えたそうで「役の名前を考える機会をいただけたので、『アキ』という名前に決めました。『アキ』は日本語で『秋』――熱くも寒くもなる季節です。アキは頭がよく、強くて直感的。仕事にもいつも一生懸命だと思います。と同時に、ミステリアスな面も隠し持っていて、とても興味深い人物。皆さんもきっとワクワクすると思います」と意外な事実を告白。

 そして、本作のエンディングテーマには、山下の新曲「Nights Cold」が起用されているが、「エンディングテーマを担当することは、ロケをしている時点ではまだ決まっていなかったのですが、実際に作詞をする時はずっと、ロケで訪れたアイスランドの風景を思い出しながら取り組みました。こうして出来上がった楽曲は、抽象的なラブソングになっています」と楽曲について説明した。

 さらに、本作に手応えを感じている様子のキャスト陣は「それぞれの登場人物が過去の大きな出来事に深く突き動かされていて、さまざまな出来事を通してつながっていく…。各人物の行為と感情の複雑さが、とても魅力的」(リンチ)、「何が真実なのか興味が尽きない上に、人間はどれほど醜くも美しくもなりうるかに気づかせてくれる壮大な物語」(アレクサンドル・ウィローム)などと、口をそろえて「THE HEAD」の軸となる“何層ものベールに包まれた人間の本質を突く物語”、そして“最後まで何がどう転ぶか分からないストーリー構成”を絶賛した。

 製作総指揮のテレムも「登場人物たちが本当のことを言っているのか分からない上に、被疑者が誰かも分からない、画期的なストーリー展開だと思います」と自信をのぞかせると同時に、「それぞれ違う母国とアクセント、演技スタイルを持った、素晴らしいキャストが集まって圧巻のアンサンブルを繰り広げ、ドラマにエネルギーを注入してくれています。ホルヘ監督の手腕も素晴らしいです」と、キャストやスタッフの功績を称えた。


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