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有村架純、「前科者」で共演の石橋静河に「出会えてよかった」2021/11/22

 WOWOWで放送・配信されている「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」(土曜午後10:30)の完成報告会に、主演の有村架純、共演の石橋静河、そして岸善幸監督が登壇した。

 本作は、「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の香川まさひと氏・月島冬二氏の「前科者」を原作に、罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描く社会派ヒューマンドラマ。

 主人公の保護司・阿川佳代を演じる有村は「保護司という役割があることは知っていたけれど、それがボランティアであることは知らず、無給で更生の手助けをするとはどういうことなのだろうかと思った」と驚いたことを明かし、演じる上では「実際の保護司の方にお話を聞いた時に、“ハートは熱く脳は冷静に”を大事にされているということだったので、役としてもそれを意識して立っていられたらと思いました」と述べた。加えて、「本作は映画、ドラマと⽴て続けに撮影したのですが、濃密な2カ⽉を過ごすことができ、私⾃⾝も充実した気持ちで⼼が毎⽇満たされていました。役者たち、スタッフさんの熱量が多くの⽅に届いてくださるとうれしいなと思っています」とあいさつ。

 佳代の初めての保護観察対象者・斉藤みどりに扮(ふん)した石橋は「覚悟のいる役でなかなか台本が開けず、準備は大変でした。でも、役者ってこういう仕事だなと感じることのできた現場で、役者は自分ではない誰か、表の世界に届かない声を届ける仕事だと、あらためて感じました」と感慨深げに語った。 

 佳代は、笑ったり泣いたり、時には怒ったりと感情をむき出しにするキャラクターということで、有村は「⼈と向き合うのは労⼒がいることですし、⼀筋縄ではいかないことだらけだったんですけど、⼈を思って笑ったり、泣いたり、怒ったり、叫んだり。こんなに気持ちが揺れ動く現場も久しぶりだなと思いました」と振り返り、岸監督が「有村さんは相⼿にしなくてはいけない⼈物が本当にたくさんいて、それを毎⽇バッタバッタと。実際は峰打ちのようだったと思いますが、ものすごい包容⼒と、それから鋭さをもって、毎⽇、侍のように戦っていた感じがしますね。それに助けられましたし、本当に国⺠的⼥優だと思います」と絶賛。

 初共演だった⽯橋からも「最初は映画の撮影でお会いしたのですが、映画版はドラマから3年後の世界だったので、2⼈の関係性が出来上がっているところを⾒せなきゃいけないけ。でも、有村さんとは初めましてだしどうしようと思って緊張していたんですけど、現場で有村さんとお会いしたら、これはもう⼤丈夫だなと。そこからはすごく楽しくて、最初からバディとしてやれる感じがしました。有村さんも『さあ来い!』みたいな感じで温かく迎え⼊れてくれたので、『じゃあ暴れるぞ!』という気持ちになれました」と感謝の思いが伝えられると、「⽯橋さんは最初にお会いした時から、⽴ち姿がカッコいい⼥優さんだなと思っていて。でもご本⼈の中でもいろいろな緊張を持ちながら現場に⽴っているなという⼀⾯を⾒られたのも⼈間らしくて好きだなと。好きが募っていった時間でした。本当に⽯橋さんがみどりさんでよかったなと思いますし、出会えてよかったです」という有村も返し、⽯橋が「泣いちゃいます」と感激していた。

 さらに、ドラマになぞらえて、それぞれ新米時代の写真を発表。17歳当時の自分に有村は「今よりも眉毛が細くて学生って感じ。幼い顔をしている。デビュー当時の上京したての頃で、周りに知り合いもおらずいきなり大人に囲まれて、とんでもない世界に来たと思った」と回顧。「目立ちたがりじゃないのでどうしてもこの仕事をしているのだろうかと、今でも不思議です」と笑顔を見せた。また、7年前の写真に石橋は「ふてぶてしい顔をしている」と照れながら、「これはたぶん20歳くらいで。私はお芝居を始めたのが少し遅いので、気分は今でも新⽶なんですけど、世の中的には何年か経つとそういう扱いをしてくれなくなるので。だからちゃんとしなきゃなと思います。でも最初から出会う⼈に恵まれていたんだなと思いますね。だから頑張ります」と話した。


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