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ZAZYが「歌ネタ王」FINAL王者に!「この勢いで『R-1』も取りたい!」2021/09/30

ZAZYが「歌ネタ王」FINAL王者に!「この勢いで『R-1』も取りたい!」

 9月29日にMBSで放送された「歌と笑いを融合させた笑い=歌ネタ」のナンバーワンを決める「歌ネタ王決定戦2021 FINAL」(関西ローカル)で、ZAZYが王者に輝いた。

 1stステージには、アイロンヘッド、きつね、ミクミクサイダー、ダブルヒガシ、メンバー、ホーリーオーギー、こがけん、ZAZYと、敗者復活戦を勝ち上がったラブレターズの9組が出場。ヒロミ、藤井隆、フットボールアワー・岩尾望、ナイツ・塙宣之、かまいたち・山内健司、ピアニストの清塚信也が審査員を務める中、ZAZY、ダブルヒガシ、こがけんの3組がファイナルステージに進出。3組が2本目のネタを披露した結果、ZAZYが優勝を手にした。

 優勝決定直後に行われたリモート会見に登場したZAZYは「賞レースであまり勝ち上がれたことがないので普通にうれしいです。ユーミン(松任谷由実)さんや、aikoさんとか著名人の方はもちろん、ZAZYのことを面白いと言ってくださっていた皆さんに喜びを伝えたいですね」とシンプルに喜びを表現。

 優勝賞金300万円の使い道については「ソファーを買い替えて、友達や気になっている女の子を誘って、おいしいものを食べに行きたいですね。それからお世話になっている方や親にも多少配って、残りは株に投資するか、貯蓄ですね」と堅実な使い道を挙げた。

ZAZYが「歌ネタ王」FINAL王者に!「この勢いで『R-1』も取りたい!」

 審査員からは「どこが面白いのか分からないけど、面白い」と称されたことについて「このネタの面白いところは?と良く聞かれるんですが、僕自身も言葉では説明できないので、先輩方もそう思ってくださるんや、というのがうれしかったですね」と振り返り、常に自分が面白いというネタを披露しているものの、「こういうネタを10年近くやっているので、ネタの気配というか経験則で、自分では面白いと思うけど、ウケなさそうだなという感覚はありますね」と明かした。その上で、今回披露したネタについては「正直ウケるんじゃないかとは思いましたが、しっかり優勝できたのがうれしかったです」と胸を張った。

 2013年にスタートした本大会は、今年が最後の開催。「『歌ネタ王』ができた時から“取れそうな大会ができたぞ!”って思ってずっと挑んでいたんですが、決勝に出ることができずにずっと悔しい思いをしていたので、最後に優勝できてうれしいですし、終わってしまうのは残念ですけど、歌ネタに限らずいろんなジャンルの賞レースができてはコケて、というのを繰り返して、お笑い界が盛り上がっていけばいいなと思います」と話し、「優等生的な答えですみません…」と恐縮しつつ、思いを述べた。

ZAZYが「歌ネタ王」FINAL王者に!「この勢いで『R-1』も取りたい!」

 また、今回はデジタルフリップを使ったネタ披露が成功。「回線のミスがあってもスタッフさんのせいにできるので、最高ですね。これからも使っていきたいです」と手応えを語り、「この方法でいろいろチャレンジしていきたいですし、もっともっとZAZYに賛否両論が集まればいいなと思います。多分、分からない人にはずっと面白くないと思うんですが、そういう人も含めて、僕のネタが届けばいいなと思います」と知名度を広げていきたいと目標を語る。

 さらに、母校の智辯和歌山が今年の夏の甲子園で優勝し、自分も頑張ろうと思ったというZAZYは「『歌ネタ王』を優勝したこの勢いで、次の『R-1グランプリ』が挑戦できるラストになるので、それも取りたいです。その次に、智辯和歌山に春の選抜で優勝してもらって、ZAZYと智辯和歌山でいい流れができたらいいなと思います(笑)」とコメント。記者から「300万円で母校に何か寄付をしますか?」と尋ねられると「いや…。300万円は僕が使うので…。智辯和歌山は私立でお金もある程度あって、設備も整っているので大丈夫だと思います」と笑った。


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