スペシャルインタビュー

特集

田中直樹&浅香航大&ルウトによる「増山超能力師事務所」特別座談会!
不器用な超能力師集団の恋ゴコロに迫る

 田中直樹さん(ココリコ)演じる所長の増山圭太郎をはじめ、不器用な超能力師たちが依頼人のさまざまな悩みを解決するドラマ「増山超能力師事務所」(日本テレビ系)。このたび、主演の田中直樹さん、事務所の一員である高原篤志役の浅香航大さん、事務所の新メンバーとして加入した宇川明美役のルウトさんの3人による座談会を企画しました。優秀な超能力を持ちながらも「超能力師試験」の2級取得に苦戦する篤志と明美。「面倒くさいなあ」と言いながらもそんな部下を温かく見守る増山という3人の関係性や、総勢6人という少数精鋭な事務所内で巻き起こる、複雑で激しい(!?)恋愛模様についてもお聞きしました。

篤志も、僕自身も、何をしても受け止めてもらえる環境にいるなって思います

――ドラマの撮影も終盤に差し掛かってきましたが、撮影時の雰囲気はいかがですか?

田中 「ものすごく雰囲気は良いですね。増山超能力師事務所のメンバーが次第に打ち解けているのと同じで、話が進むにつれて僕たちのチームワークもどんどん良くなってきていると思います」

浅香 「本当にそうですね。マイルドな優しい方が多いんです。この前みんなで焼き肉を食べに行ったんですけど、田中さんの顔のことが話題になって・・・(笑)」

ルウト 「あははははは(笑)」

田中 「ん!? なになに!?」

浅香 「田中さんの顔が、普通にしている時も“ムッツリ顔だ”って盛り上がったんですよ(笑)。芝居中に目が合った時、芝居で笑っているのか、何かを含んで笑っているのか、いまだに分からなくて、こっちが吹き出しちゃうっていう(笑)」

ルウト 「ツボにはまってましたよね!」

田中 「一度だけね、事務所のメンバー全員で食事に行けたことがあって、その時にそんな話をしたんですよね」

ルウト 「あと、撮影の休憩中にみんなでボードゲームをしているんですけど、皆さん普段は優しい人たちなのに、ゲームになると突然性格が変わるんですよ! その温度差が面白いなって思います」

浅香 「楽屋の環境、良いですよね」

田中 「以前『浜ちゃんが! 年末スペシャル』(2016年12月29日放送・日本テレビ系)に事務所のメンバーで出演したんです。このドラマでは雑居ビルの一室を事務所にして、その下の階を楽屋として使っているんですね。当時はまだ楽屋としての設備がそろっていなかったんですが、『浜ちゃんが!』の企画でじゃんけん対決をして、航大くんと(柄本)時生くんが見事に勝ちまして。空気清浄機やコーヒーメーカーを浜田(雅功)さんにそろえていただくという、充実したスタートを切れましたね。おかげで楽屋の環境が良くなりました(笑)」

――浅香さん演じる篤志は、超能力師試験2級取得に6年を要する役ですが、役柄の印象をお聞かせください。

浅香 「ストレスなく、すんなり役に入れています。演じる上で、あまり自分との違いはないですね。あんなに普段からバカではないですけど(笑)。まっすぐですし、事務所には先輩方がたくさんいらっしゃるので、何をしても受け止めてもらえる環境にいるなって思います。それは篤志っていう役だけじゃなくて、僕自身もそうで、公私共に甘えさせてもらっています」

――一方ルウトさん演じる明美も2級取得に苦戦する役ですが、役柄の印象やご自身と重なる部分はありますか?

ルウト 「自分と重なる部分というと、ルウトは普段メンズ服を着ているメンズモデルなので、明美とは間逆なんですよね。だから性別に関するイライラも共感できます。あと、明美と同じくらい頭が悪いんですよ(笑)」

田中 「能力は高いですけどねぇ」

ルウト 「ルウトは明美みたいな能力の高さも持ってないから、明美のことをうらやましいなって思ったりもしますね」

――ルウトさんは以前出演された舞台「GrandStage(グラン・ステージ)」(※注1)において、女性でありながらも男役スターを目指す歌劇団の一員を演じていましたよね。その作品と同様、今回も二面性のある役柄を演じられているという印象です。

(※注1)2016年10月26日~30日に赤坂RED/THEATERにて上演。ルウトは、歌劇学校の後輩でありながら主役に抜てきされる美波琥珀役を演じた。

ルウト 「舞台での役も、今回の明美という役も、性別にこだわって生きているわけではないと思っています。なので、男だからとか、女だからというのは意識してないですね。明美という役も、新しいチャレンジだと思っています」

――田中さん演じる増山は、そんな部下を持つ事務所の所長という役柄ですが、ご自身と重なる部分はありますか?

田中 「増山さんは、僕と全然違う人物だなと思います。余裕があって、懐も深くて、決して慌てることがなくて・・・。1級超能力師であることも含めて、本当に優秀な人物だと思うんです。なので、難しいなと思いながら演じています」

超能力は便利だけど、自分だったらいらないなって感じました

――超能力を使える役を演じると聞いた時、どのようなお気持ちでしたか?

浅香 「僕はすぐに原作を読ませてもらったのですが、ドンパチするSFというよりも、どこにでもいる、人間味のある人たちの話だったので、すてきだなって思いました」

ルウト 「魔法みたいに便利に使える技が欲しいって思う時もあるんですけど、この作品では超能力を持っているがゆえに困っている人たちが集まっていますよね。演じてみて、実際に超能力を手に入れたら困ることもいっぱいあるんだなって思ったので、自分だったらいらないなって感じました(笑)」

田中 「超能力を持つことで嫌な思いをしたり、悩んだりしているメンバーが集まっているので、そういう人間くささが面白い作品だなと思いました」

――以前田中さんへのインタビューで、「もし超能力が使えるなら、どんな力が欲しいか」とうかがったところ「記憶する能力」とおっしゃっていました。浅香さん、ルウトさんはいかがですか? 先ほどルウトさんは「超能力はいらない」とおっしゃっていましたが・・・。

ルウト 「うーん・・・。増山さんが使っている、ピッてやったらテレビの電源が消える力ですかね(笑)(※注2)」

(注2)増山は、人差し指を立ててテレビに向けると電源を消せる能力を持っている。2月2日放送の第5話では、行きつけの飲食店でインタビューを受ける増山がテレビに映ったのを茶化す事務所のメンバーを静かにさせるため、能力を多用した。

田中 「えっ、あれ欲しい? リモコン使うのとあまり変わらないような・・・」

ルウト 「欲しい(笑)」

浅香 「あはははは(笑)」

ルウト 「その力を持っていたとして、もうちょっと頑張れば、すごく遠くにある物を持って来たりもできると思うんですよ。ソファから動かなくていいかなって」

田中 「なるほど!」

浅香 「僕は読心の力が欲しいですね。実用的じゃないですか? でも、読めたら読めたで困ることもあるんでしょうね」

田中 「(深くうなずく)」

――具体的に、心を読んでみたい人はいますか?

浅香 「うーん・・・。何も考えてなかった(笑)。あー、でも・・・やっぱりいいや。いらないです(笑)。さっきの話の増山さんみたいに、物を動かせるとか、そういう物理的な力の方がいいですね」

悦子に限らず、増山さんは事務所のメンバーのことがかわいくて仕方がないんやと思うんです

――事務所内の恋愛模様も複雑になり、今後どのような展開になっていくのか楽しみにしている視聴者も多いと思います。見どころをお聞かせください。

田中 「増山さんは(住吉)悦子(中村ゆり)から好意を寄せられているんですけども、奥さんである文乃(芦名星)さんとのエピソードが終盤にかけて描かれていきます。文乃さんがどういった人物で、どのようにして増山と結婚したのかというところが明かされていきますし、その上での悦子との関係も見どころですね。原作を読んでいても『面白っ!』と思った部分なので、楽しみにしていただければと思います」

――悦子の恋心に対しても、増山は「面倒くさいなあ」と言葉を吐いてしまっていますが、そんな増山を田中さんはどのようにとらえていますか?

田中 「悦子に限らず、増山さんは事務所のメンバーのことがかわいくて仕方がないんやと思うんです。『面倒くさいなあ』って言いながらも、篤志も、明美ちゃんのことも、なんやかんやいってかわいいんでしょうね。悦子は、増山が自分の過去をひも解いてくれたということで好意を寄せてくれているんだと思うんですけど、事務所のメンバーに対して増山自身の思いは大きく変わらない。そんな中で、悦子との関係をどこまで描くのかは僕自身も楽しみです」

――浅香さんは、そんな悦子のことを気に掛けている役ですが、悦子との恋についてはいかがですか?

浅香 「篤志の恋はもちろん実ってほしいって思いますけど・・・。うーん、でもやっぱり実らなくていいや! 実っちゃダメですよね、篤志は」

ルウト 「あはははは(笑)」

田中 「でも、篤志の悦子に対する思いは純粋やから、個人的には実ったらいいのになって思いますけどねぇ。ほら、こっちは奥さんがいるし」

浅香 「篤志は、応援される立場にいるのが似合っているなって思うんです。第6話(2月9日放送)で篤志が悦子さんと2人で夜景がきれいな場所に行くシーンがあったんですが、そのロケーションのおかげですごくロマンチックな雰囲気になったんですよ。実際にオンエアを見ても『大人なドラマになったなあ』なんて思ったりして。それもまたすてきですけど、これからも篤志はがむしゃらに走り回って、周りの人に応援されている方が良いなって思いました」

――明美は、柄本さん演じる中井健に恋心を抱かれているという立場ですが、ルウトさんはこの恋についていかがですか?

ルウト 「客観的に見ると中井はグイグイ来てくれてるんですけど、明美はまだはっきり気付いてないんです。どうなるんでしょうね」

田中 「中井、グイグイ来てるよね(笑)」

ルウト 「押しが強いですよね! 本当にグイグイ(笑)」

田中 「物語の中盤くらいから、中井はすごい勢いで明美に思いを寄せているんで、今後の展開が僕も楽しみなんですよ」

ルウト 「個人的には、中井の恋は実らずに、友達以上恋人未満っていう関係が一番幸せだと思うんです。ハッピーエンドでも面白いと思うんですけど、今のむずがゆい関係がずっと続いた方が楽しいんじゃないかなと思いますね。でも、くっつくならくっつくでも(笑)」

田中 「確かにそうですね。中井の恋が実ってほしい気持ちもありますが・・・。でもそうなると、増山と悦子のことも、あと篤志のこともあって、事務所内がぐっちゃぐちゃになってしまうんで、中井にはこれくらいで抑えておいてもらった方がいいのかもしれないですね。あまりに恋愛が激しくなると、違うドラマになっちゃうんで(笑)」

Interview & Photo:宮下毬菜

【番組情報】
「増山超能力師事務所」
日本テレビ系 木曜午後11・59~深0・54
関連リンク
PAGE TOP