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「70才、初めて産みましたセブンティウイザン。」が最終回!気になる見どころ&制作スタッフが明かす撮影舞台裏2020/05/23

 「70才、初めて産みましたセブンティウイザン。」(NHK BSプレミアム)は、定年を迎えた江月朝一(小日向文世)と妻・夕子(竹下景子)の超高齢夫婦による出産と育児を描いた、合計135歳の新米パパ&ママの笑って泣けるホームドラマです。同作は5月24日の放送で、ついに最終回を迎えます。放送に先駆け、キャストの撮影中の様子と最終回の見どころを、演出の渡辺一貴さんと渡辺明寛さんにお聞きしました。

── ドラマの撮影を通して、朝一役に小日向さん、夕子役に竹下さんをキャスティングしてよかったと感じられたのは、どんな時でしょうか?

「とにかく小日向さんも竹下さんも明るくて、笑顔の絶えない現場でした。このドラマには赤ちゃんやお子さんが数多く出演しています。現場がピリピリしていると、その雰囲気がお子さんに伝わって緊張してしまい、自然に振る舞えないこともあります。お二人自身が大変な時期も多かったと思いますが、どんな時でもお二人の周囲は笑顔と笑い声に包まれ、周りにいるスタッフやほかの出演者の皆さんも温かい気持ちで撮影に臨むことができたと思います。また、70歳で自然妊娠して出産するという、現実ではあり得ないファンタジーから始まった物語にリアリティーと説得力が加わり、多くの方に共感していただけるのは、お二人が演じる夫婦が醸し出す空気感が自然だったからだと思います。会話のテンポや間が絶妙で、本当に40年連れ添った夫婦のようでした」

── 子役の方々との撮影中の、小日向さんらキャストにまつわる特に印象深かったエピソードはありますか?

「撮影中の小日向さんと竹下さんは、できる限り子どもたちと一緒にいるようにしていました。特に第6・7話で登場した保育園時代のみらい役の礒村アメリちゃんとは、本当の親子のように、撮影時間外でも一緒にいてコミュニケーションを取っていました。セットに入ってからも、みらいのケアをするのは小日向さんと竹下さん。立つ場所を教えたり、ティッシュで鼻をふいたり、洋服を整えたり…。ロケで本番となったのですが、竹下さんが『みらいがあの子に会いたがって…』というセリフを、『アメリがあの子に会いたがって…』と本名で言ってしまい、現場は大爆笑でした。それだけずっと子どもたちと接していたということだと思います」

── 最終回の撮影も雰囲気がよかったのが目に浮かびます。

「(成長した)みらい役の野田あかりちゃんは自分のセリフだけでなく、ほぼすべてのセリフを覚えていました。テストで大人の共演者がセリフを飛ばすと即座に直してくれたり、現場のチームワークは絶妙でした。みらいも幼稚園に通うようになり、物語でも子どもの世界が描かれるようになります。あかりちゃんは完璧主義者で、本番が終わるたびに『今の何点?』と自分の演技の評価を聞いてきました。『80点』と答えると本当に悔しそうで、次の本番では前回以上のお芝居をしてきます。『120点!』と答えると飛び上がって喜んでいました」

── クランクアップ直後のキャストの方々はどのような様子でしたか?

「2カ月半に及ぶ撮影だったので、『やっと終わった!』という解放感が強いかと思ったのですが、小日向さんも竹下さんも『終わった気がしない』『明日もまだまだこの物語の世界が続くような気がする』という寂しさがあったようです。私たちスタッフも同様でした。お二人は特に子役のみらいちゃんとは別れがたいようでした。写真を撮ったり、ジュースで乾杯したり、最後まで別れを惜しんでいました」

── 最後に、最終回について、見どころを教えてください。

「妊娠、出産、子育てを通して『周囲の人との交流が自分の生活を豊かにする』『新しいことにチャレンジすることに期限はない』『何歳になっても成長できる』『子育ての方法に正解はない』など、江月さん夫婦はさまざまなことを感じてきたと思います。最終回では江月家はこれまでにない大ピンチに見舞われます。あわや家族崩壊の危機! そんな大ピンチを朝一と夕子はどう乗り越えてゆくのか。これまでの経験をどう生かすのか。自分だったらどうするだろうと想像しながら、江月家の決断を見守っていただければと思います。みらいちゃんが大きくなるにつれて、朝一さんと夕子さんの服装も変化しています。より実用的かつ行動的、しかもカラフルに若々しくなっています。第1話からの、見た目の変遷も楽しんでいただければと思います」

 そんな気になる最終回。胃がんの手術で入院した朝一ですが、手術は無事成功し、しばらくは入院生活に。一方の夕子は、見舞いの帰り途中、道に飛び出したみらいを追おうとして転倒、骨折してしまいます。夫婦そろって入院という緊急事態。しかも、マンションの若夫婦は引っ越してしまっている状況…。「年をとった自分には母親の資格がない」と気力を失う夕子。 果たしてみらいの運命は…? 高齢夫婦の出産と子育てを描く心温まるホームドラマの「70才、初めて産みましたセブンティウイザン。」をぜひご覧ください。

【番組情報】

プレミアムドラマ「70歳、初めて産みましたセブンティウイザン。」(最終回) 
NHK BSプレミアム 
日曜 午後10:00~10:50

NHK担当 S・A

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