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“響きマニア”ゴスペラーズが銭湯・廃坑で名曲をアカペラ披露! 8Kの22.2ch立体音響で体感!!2021/01/07

 NHK BS8Kでは1月9日に「日本エコー遺産紀行 ゴスペラーズの響歌」を放送します。ゴスペラーズのメンバーがトンネルや銭湯、吹き抜けの空間など、身の回りにある“独特な響き”のする場所を訪ね「エコー遺産」と認定。遠くまで響き渡る音や、優しい歌声が伝わる感覚をゴスペラーズの名曲と共に堪能できる番組です。ライブとは全く違う、空間に広がる豊かな響きを22.2chの立体音響により、あたかもその場にいるような臨場感を味わうことができます。

 放送に先駆け会見が行われ、ゴスペラーズの皆さんが撮影中の苦労や番組の感想を語ってくれました。

 今回の撮影で大谷石地下採掘場跡を提案した村上てつやさんは「自分たちがここで歌った時に、僕が歌いながら聞いている音と黒沢(薫)が歌いながら聞いている音が同じじゃないことにあらためて気が付きました。音がどういうふうに届くのかが分かり、とても面白いなと思いました。完成した番組を見て、歌い手の立場と聞き手の立場の両方を同時に味わうことができた初めての経験でした。また、行ってみたかった大谷石地下採掘場跡で、あんなに素晴らしい映像を撮ってもらえたことも印象的でした」と感動あふれる撮影になったよう。

 プライベートでも独特な響きがする場所を探すのが趣味という、響きマニアの北山陽一さんは「収録した映像を見て、“俺、うれしそうだな”って思いました。ゴスペラーズはそれぞれの個性がバラバラで、自分が面白いと思ったことをメンバーにプレゼンして、巻き込むところからゴスペラーズを良くしていこうとよく言うんですけど、今回こんなふうにメンバーを巻き込んで、あんな素晴らしい映像と臨場感のある音声を録ってもらったというのが観客としてもすごく貴重な体験になりました」と響きマニアとして喜びを隠しきれない様子。

 続けて酒井雄二さんは「いろんなところで音についてあまり深く考える機会って、少ないと思います。皆さんがカラオケなどでスピーカーから聞こえてくる音のエコーを増やしたり減らしたりできる時代に、あえて天然物を味わいに行くっていう、この着眼点で一点突破できるんじゃないかと思っております。エコー博士こと北山が世に羽ばたく時が来たんじゃないかと思っています」と北山さんの今後の活躍を期待しているようでした。

 試写を堪能した安岡優さんは「ハンドマイクを使わない収録でした。われわれの口から出た歌の音程だけでなく、5人のボリュームも含めてハーモニーなんだなと思いました。機械の技術を使って整えず、その場所にあった現象を生かして100%収録していただいたので、自分たちの原点でもあるハーモニーを完結させることの大切さにあらためて気付くことができました。一度でいいから自分たちの歌を客席で聞いてみたいという絶対にかなわない夢がかなったような、もし自分たちと向き合って歌を聞いたらこんな感じなんだろうなと。今まで録音でもかなわなかった夢なのでうれしかったです」と撮影中にかなった夢を振り返ります。

 そして、番組中に1人で歌うシーンがあった黒沢さんは「歌っている時は、自分の声やメンバーの声がどのくらい響いているのか全く分からない状態でしたが、実際に歌っていた場面を見て安心しました。とにかく撮影をすごく丁寧に時間をかけていただいて、村上と北山も丹念に下見して、スタッフの皆さんの努力といいものを作るという姿勢に感服しました」とスタッフやメンバーにあらためて感謝の言葉を述べていました。

  会見中、皆さんがとても楽しそうに話していて、撮影がとても充実していたことが伝わってきました。身近な銭湯から旧博物館動物園駅、大谷石採掘場といろいろな場所にたくさんのマイクを仕掛けて撮影をした本番組は、実際にその場に立ち会ったかのように感じる臨場感あふれる音響のほか、親しみやすい場所で意外な体験ができる驚き、そして普段と違った環境で聴くゴスペラーズの名曲の新たな発見ができる内容になってます。「日本エコー遺産紀行 ゴスペラーズの響歌」をぜひご覧ください。

【番組情報】

「日本エコー遺産紀行 ゴスペラーズの響歌」
・NHK BS8K
1月9日 午後5:00~5:50
・NHK BSプレミアム
1月9日 深夜1:00~1:49
・NHK BS4K
1月16日 午後11:07~11:56
・NHK総合
1月31日 午後後1:50~2:39

NHK担当/S・A



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