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「共演NG」出演・小澤廉おすすめの驚がくなドラマの楽しみ方とは? 「ドラマを楽しんだあとに、〇〇を飛んでみてはどうでしょうか!?(笑)」2020/11/16

 中井貴一さんと鈴木京香さんが出演し話題沸騰のドラマ「共演NG」(テレビ東京系)。長年“共演NG”だった元恋人同士の大物俳優・遠山英二(中井)と大物女優・大園瞳(鈴木)が、25 年ぶりに劇中劇のドラマ「殺したいほど愛してる」で共演するさまを描くラブコメディーです。2人をはじめ、他にも潜んでいた“共演NG”な俳優陣たちの関係性は、最初はバチバチしていたものの、だんだん変化してきて…今後ドラマの撮影がどうなっていくのか、ますます先が読めない展開に目が離せません。

 今回は、そんな“共演NG”な俳優陣の中から、人気絶頂の2.5次元俳優・加地佑介役を演じる小澤廉さんを直撃! 作中で加地の共演NGキャストである戦隊モノ出身・佐久間純を演じる細田善彦さんとのバチバチなシーンの裏話はもちろん、役への思いや2.5次元俳優陣との現場の雰囲気について、また小澤さんご自身が“共演NG”なものについてなどたっぷりと明かしてくれました!

――今回演じられた加地は、漢字が苦手だったりと破天荒なキャラクターで、くせのある役柄かと思うのですが、いかがでしたか?

「加地は少しヤンキー気質な性格なのですが、それを柔らかくしてくれたのが、漢字が苦手だったり、天然ぽいという設定だったので、その部分を大事にして演じました。愛されキャラという感じで。僕自身は、先輩に対してグイグイいくこともないし、加地の我の強さなどはあまり似てないかなと感じましたね。また、今まで作品の台本を読んでふと笑ってしまうという経験はあまりなかったのですが、本作の台本を読んだ時には思わず笑ってしまって、『これは面白いんじゃないかな』と現場に行くのが楽しみになりましたね」

――具体的にどういったところにクスッとこられたのでしょうか?

「共演NGなキャスト陣のやりとりですね。遠山(中井貴一)さんと大園(鈴木京香)さんをはじめとして、元弟子対決の出島(里見浩太朗)先生と小松(堀部圭亮)さん、ライバル関係の篠塚(若月佑美)と内田(小野花梨)、そして僕が演じる加地と佐久間(細田善彦)のやりとりを見て、『こんなのありえないでしょ』とツッコみながら読んでいましたね。こんなにギスギスな関係はないでしょ!!って(笑)」

――実際には、ないですか?(笑)

「もしかしたらあるのかもしれないですけど、僕は現場でそういった関係性の人たちを見たことないから、『これってドラマならではだよなあ』と思いましたね」

――小澤さんは舞台作品に数多く出演されていますが、そういった現場では共演者の方とどんな雰囲気なのでしょうか?

「舞台は2カ月くらい一緒にいないといけないので、仲が悪くなるとその期間がつらいと思うんですよ(笑)。だから、みんな仲良くしようとしていますね。全員でまとまらないと良い作品ができないというのは各々分かっていると思うので、そういったところは大事にしているんじゃないかな」

――小澤さんご自身も共演者の皆さんと仲を深められるように、意識して臨まれているんですね。

「そうですね。僕は座長を何回も務めさせていただいているんですけど、その時に必ず言うのが『仲良くやりましょう』ということなんです。僕、高校生の時にダンス部に入っていたんですね。大会に出場すると優勝が当たり前の強豪校だったのですが、仲が悪かった時期だけ入賞もできなかったんです。その時に『人に見てもらう作品は、見ているお客さんにも作り手側の雰囲気が伝わっちゃうんだな』ということを学んで。それからは、座長の時には『仲良くやりましょう』と言うようにしています」

――とてもすてきな座長さんですね! となると、今回の加地と佐久間のバチバチ感を出す演技は難しかったのではないでしょうか?

「そうですね、経験があまりないので(笑)。想像で演じるしかなかったんですけど、面白かったですね! バチバチとケンカしあう仲を演じるのは、新鮮で楽しかったです。撮影現場では、大根仁監督と新たにセリフを作ったりしていました。僕たちの『こういうセリフの言い回しの方が言いやすい』という意見を受け止めて、柔軟に対応してくださったのでやりやすかったです」

――現場で、より良いシーンになるように細田さんや大根監督と話し合いながら作られていたのですね。

「そうですね! 細田さんとは結構話し合って。『2.5次元俳優はどんなことを言われたらムカつくの?』と聞いてくださったので、『お前の人気なんて、キャラ人気だから!』みたいなことを言われたらめちゃくちゃムカつきますね、と答えたり…(笑)。そういうリアルなことって自分たちしか分からないので、そうやって作り上げていくのがすごく面白かったですね」

――なかなか他の作品では見ることができないシーンですよね(笑)。

「僕も、細田さんや戦隊モノのファンの方に嫌われないかなと心配になるようなセリフを言わせてもらっているので…オンエアが楽しみな半面怖かったです(笑)。でも、そこはコメディードラマとして受け止めていただけるとありがたいですね。こんなシーンは、この作品でしか見られないと思うので許してくださいという感じです(笑)」

――視聴者の皆さんにはリアルさを感じつつ、温かい目で見ていただいて(笑)。共演者の方には、主役の遠山英二を演じる中井貴一さんや、ヒロインの大園瞳を演じる鈴木京香さん、大御所俳優・出島徹太郎役の里見浩太朗さんなどがいらっしゃいますが、皆さんと共演されてみての印象はいかがでしたか?

「まず、中井さんはとてもフレンドリーな方で結構話しかけてくださいました。例えば、『2.5次元俳優の人たちはこんなにバチバチやるの?』と聞かれて、『いえいえ、違います、違います!』とお答えしたり(笑)。現場の空気を明るくしていただいて、とてもありがたかったです。鈴木京香さんも、ずっとテレビで見させていただいていたので、お会いするのが楽しみだったのですが、すごく優しくて天然も入ってらっしゃって(笑)、イメージ通りのかわいらしい方でした。中井さん同様、積極的にいろんな人に話しかけていらっしゃったので、本当にありがたかったですね。里見さんは、いろんな知識を教えてくださいました。最近の社会情勢や、昔の役者はこうだったとか、出島先生そのまんまのイメージでお話してくださって、とても勉強になりましたね。僕なんかが言うのもおこがましいんですけど、里見さんは出島先生の役にぴったりだなとあらためて感じました」

――すてきな雰囲気で撮影されている様子が伝わってきました。最後に、ドラマのタイトルにちなんで、小澤さんが「これだけは共演NGだ」というものがあれば教えていただければと思います!

「バンジージャンプを共演NGにしたいですね(笑)。番組で2回飛んだんですけど、1回目がギネスに認定されたことがある高さ200mくらいのマカオ・タワーから飛ぶもので…めちゃめちゃ怖かったですね(笑)。2回目はシンガーポールのバンジージャンプで、高さが50mくらいだったんです。マカオ・タワーは高すぎて現実感がなかったんですけど、シンガーポールの方が下を見た時に現実感が出てきて、それはそれで怖すぎました(笑)。だから、もうバンジージャンプは共演NGにしとこうかなって(笑)」

――逆に、最初に世界一の高さからよく飛べましたよね⁉

「残念ながら、飛ばないという選択肢はなかったですね…(笑)。でも、めちゃめちゃ怖かったですけど、飛んだあとの解放感はすごいんですよ! すごい緊張から、やっと飛べたという緩和の流れがとても面白かったですね。本作とちょっと似ているかもしれないです。『共演NG』も、ケンカしあっている緊張の中から、ちょっとほんわかする緩和で笑いが生まれるという流れが多いので。そこは似ているなと今思いました!(笑)。視聴者の皆さんも、ドラマの『共演NG』を楽しんだあとに、バンジージャンプを飛んでみてはどうでしょうか!?…僕は“共演NG”ですけど(笑)」

【プロフィール】

小澤廉(おざわ れん)

1991年8月12日生まれ。神奈川県出身。 舞台「ダイヤのA The LIVE」シリーズ、「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」シリーズ、「おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN’S SHOW TIME〜」シリーズ、「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、ドラマ「チョコレート戦争」(tvk)、「あおざくら 防衛大学校物語」「REAL⇔FAKE」(ともにTBS系)、映画「新宿パンチ」「BD〜明智探偵事務所〜」などの話題作に出演し、多方面で活躍。なお、11月26日(木)より上演される喜劇「おそ松さん 其の2」に出演予定。

【番組情報】

「共演NG」  
テレビ東京系 
月曜 午後10:00~10:54

出演:中井貴一 鈴木京香 山口紗弥加 猫背椿 斎藤工 リリー・フランキー 里見浩太朗 堀部圭亮 細田善彦 小澤廉 若月佑美 小野花梨 小野塚勇人 森永悠希 小島藤子 岡部たかし 迫田孝也 岩谷健司 瀧内公美 橋本じゅん

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当記者)

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