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大人気人情ドラマ「赤ひげ」の第3弾を放送。明かされなかった新出去定の過去も明らかに!?2020/10/22

大人気人情ドラマ「赤ひげ」の第3弾を放送。明かされなかった新出去定の過去も明らかに!?

 NHK BSプレミアムでは10月23日からBS時代劇「赤ひげ3」がスタートします。江戸時代、貧しい者たちのために作られた小石川養生所を舞台に、恐れや親しみを込めて“赤ひげ”と呼ばれる所長・新出去定(船越英一郎)と若き医師たちとの交流と、さまざまな悩みを持った貧しい者たちへの医療に奮闘する人情ドラマです。今回はいつものメンバーに加え、養生所に新たに女だてらに医術の心得があり、ひねくれた性格の若い女・つぐみ(優希美青)が加わり騒動を巻き起こしていきます。

 放送に先立って船越さんと中村さん、優希さんが作品への思いや撮影中のエピソードを語ってくれました。

 主人公の去定を演じる船越さんは「『赤ひげ』を終えた時に、何とか赤ひげをまた演じたい。『赤ひげ2』になった時に本当に感無量で終わった時には、これを私のライフワークにという新しい夢ができました。『赤ひげ3』の話をいただいた時には羽化登仙の気持ちといいますか、羽が生えて山の上に飛んでいくぐらいうれしかったです。夢に一歩近づけたのかなというような思いもございました」と作品の続編が決まった時の喜びを明かされました。

 また、撮影中の現場については、「小石川養生所のメンバーは大変な成長を遂げてきていると、目を思わず細める場面がたくさんありました。僕自身もまた彼らからいろんな刺激をもらいまして、教え教えられ、与え与えられるという在り様そのものがこの現場と全く同じでした。何とも幸せな雰囲気の中で、スタッフワークもドラマの中にきちんと力強く反映されているのではないかなと自負しております。各話でクレッシェンドして、皆さんの胸を揺さぶるような物語になっているというふうに思っております」と第3弾になって作品も小石川養生所のメンバーも大きく手応えを感じているようでした。

 青年医師・保本昇を演じた中村さんは今回の「赤ひげ3」について「保本昇をまた演じられたらいいと言っていたものの、なかなかそういった経験がほかの作品になかったものですから、そういう夢だけを抱いてきました。まさか、それが現実になるとは本当に思わなかったです。予定より数カ月遅れてのクランクインでしたので、ポジティブに考え、再開したという時に良いフラストレーションを保本にぶけさせてもらいました」と休止してしまった分、今まで以上にいい演技ができた様子。

 演じた保本については「1、2と経て少し成長させてもらいまして、今までは熱い思いを持って空回りしてしまうところもあったんですが、今回の保本はしっかり自分で考えています。妻・まさを(奈緒)に助けをいただいて冷静に患者さんと向き合って心のケアができるぐらい立派な医師になれた部分を見ていただけたらなと思います」と演じた役についてコメント。

 医術の心得があるひねくれた女・つぐみを演じた優希さんは「私は『赤ひげ3』からの現場で、もう出来上がっている現場へ入ることへの不安があったんですけど…。このご時世だから本当に明日はちゃんと来るのかが不安な状態で、いつ自粛に入るか分からなく、明日撮れるかなという状況での撮影でした。何かいつもより、スタッフさんとかキャストとの絆もあり、みんなでとにかく元気に撮りきろうっていう雰囲気があったので、いつもより早くまとまることができました」と「赤ひげ3」の撮影への不安感も明かしつつ、現場の結束ぶりを振り返りました。

 また、作品の見どころについては「本当に『赤ひげ』の世界観がすてきで、つぐみが人として成長していくのはそうなんですけど、昔の人の心の強さが見えて、本当に毎回毎回ずっと涙がウルウルしています。本当に楽しい面白いドラマになっているので、ぜひいろんな方に見ていただけたらうれしいなと思っています」と演じた役やほかの登場人物に対して、さまざまな思いを抱いたようです。

大人気人情ドラマ「赤ひげ」の第3弾を放送。明かされなかった新出去定の過去も明らかに!?

 第1話では、小石川養生所に医師の娘で反抗的な態度のつぐみがやって来る。所長の赤ひげはつぐみの父親と過去の因縁があるらしく、しばらく引き取ることに。つぐみは医術については素人離れした知識とセンスを秘めていて…。果たして、つぐみと赤ひげの関係はどうなっていくのでしょうか。BS時代劇「赤ひげ3」をぜひ、ご覧ください。

【番組情報】

BS時代劇「赤ひげ3」 
10月23日スタート 
NHK BSプレミアム
金曜 午後8:00~8:45

NHK担当 S・A



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