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爆笑問題・太田光×栗山英樹、白熱のノンストップ対談! 大谷翔平、野球、テレビの“これから”2024/04/04

スペシャルインタビュー:太田光/「太田光のテレビの向こう」撮影風景:太田光&侍ジャパン前監督・栗山英樹

 太田光が東京・下丸子にある図鑑カフェ「CAFE ZU」を舞台に、スペシャルなゲストと1対1でじっくり語り合う対談番組「太田光のテレビの向こう」(BSフジ)の第2弾が、4月7日に放送される。

 1月に放送された第1弾では、太田が学生時代から憧れてきたミュージシャン・佐野元春をゲストに迎えたが、今回のゲストは、野球日本代表“侍ジャパン”の監督として、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームを世界一に導いた栗山英樹氏。進行役は存在せず、太田と栗山氏のクロストークだけで進行し、90分カメラを回し続けて収録された。

 栗山氏が北海道日本ハムファイターズの監督時代に二刀流で起用し、才能を大きく開花させた大谷翔平選手の話題から、栗山氏が指揮し、大谷選手が投打にわたって活躍したWBCのエピソード、野球に夢中だった少年時代の思い出、言葉や文章を「伝える」ことについて、さらに、野球とテレビの未来について考えていることなど、縦横無尽にトークが展開していく。

スペシャルインタビュー:太田光/「太田光のテレビの向こう」撮影風景

── 第2回の収録を終えた感想をお聞かせください。90分ノンストップでの収録だったので驚きました。

「栗山英樹さんをゲストに迎えたわけですけど、日本代表の監督まで務めた今の立場だと、質問を受けて答えることが多いだろうし、それに慣れているはず。なのに今回はむしろ栗山さんが『これについて聞きたいんですけど、あれについても』と質問してきて、会話が途切れなかった。いろいろなことに興味を持たれている、好奇心旺盛な方なんだなあと思いましたね。それに褒め上手、乗せ上手だよね。監督時代は選手たちに対してそうだったんだと思います」

── 前回のゲストが佐野元春さんだったので、太田さんとミュージシャン、アーティストの方が対談する番組かと思ったんですが…。

「そうではないです。ジャンルは限定せず、今興味がある方をゲストに迎えたいですね。ゲスト候補は何人かプロデューサーに希望を伝えていて、栗山さんもその1人でした。候補の名前は現時点では出せないけど、岸田(文雄)首相と言っておきましょう(笑)」

── 栗山さんと対談されて、印象は変わりましたか?

「いや、不思議な人という印象があったから、ある意味想像通りでした。もっと世間に野球に興味を持ってもらうためにどうしたらいいかという話題の時、新しい選手の起用法の話をしていたんですけど、むちゃくちゃなんです(笑)。野村克也さんとか、長嶋茂雄さんとかが言うなら分かる気もするんですけど、栗山さんは“一般企業の会社員です”みたいな見た目で、とんでもないことを言い出す。そして実現させる。大谷翔平の二刀流みたいにね。あらためてただ者じゃないと思いました」

── 栗山さんからいろいろなお話を引き出していましたけど、逆に引き出されたことは?

「テレビのバラエティー番組の今後について栗山さんが尋ねてくれたので、甘えて語ったところはあります。内輪の事情で、外に向けて話すことでもないんだけど、栗山さんなら分かってもらえるかも、と思って言葉に出したのかもしれない。野球が抱えている問題と、テレビが抱えている問題はクロスするところがあると思うんですよ。僕らが子どもの頃は、プロ野球のナイターが毎日のように中継されてみんなが見ていた。僕らがテレビに出始めた頃も野球は人気があって『巨人戦が裏番組か、駄目だ』って思っていましたから。そういう経験があるから栗山さんたち野球関係者の危機感は分かります」

スペシャルインタビュー:太田光/「太田光のテレビの向こう」撮影風景:太田光&侍ジャパン前監督・栗山英樹

「今はシーズン中に地上波の野球中継がほとんどないし、そもそも野球をプレーする子どもが減っている。一方でバラエティー番組も子どもたちが夢中になって見てくれるものじゃなくなってきた。個人の興味が細分化しているから仕方ないんだけど、やっぱりみんなが一緒に見て、ワッと盛り上がれるものを届けたい。僕らはそう思っているし、野球関係者もそう思っているんじゃないですかね」

── 今回の対談で、特に印象に残ったエピソードはなんでしょうか?

村上宗隆に関する話。村上はWBCの序盤で4番を任されたんだけど、調子が上がらなかった。栗山さんは日本の4番は村上だと確信を持って起用したけど、村上からは『打順が違います』とこぼされた、と。まあ、確かに村上にとってはプレッシャーがすごかっただろうね。でも、あの試練が今後の成長につながるんじゃないかな。とにかく、面白い話が聞けました」

スペシャルインタビュー:太田光/「太田光のテレビの向こう」撮影風景:太田光&侍ジャパン前監督・栗山英樹

── 太田さんが栗山さんに「今がピークですね」とおっしゃったのも印象深かったです。ピークというと選手としての全盛期を思い浮かべますが、「野球人」と捉えると「今がピーク」ですよね、世界一のチームの監督になったわけですから。

「勇気づけられたんですよ、60歳過ぎてピークを迎えたことに。自分も、これから世界一になれるんじゃないかと思えるから。もちろん、僕も日々、衰えは感じています(笑)。でも、漫才師は衰えもネタにできるのが強みなので。もっと年齢を重ねて、『じいさんがなんかしゃべっていて、よく分からないけど面白い』と思われる道もあるなって思っています(笑)」

── 最後にあらためて見どころを。

「ところどころ栗山さんがインタビュアーになっていたので、そこが見どころかな。いろいろ質問してきましたね、僕が書いた本の内容についてとか。本をちゃんと読んだのか読まなかったのか、最後まで教えてくれなかったけど(笑)」

【プロフィール】

太田光(おおた ひかり) 
1965年5月13日生まれ。埼玉県出身。O型。88年に田中裕二爆笑問題を結成。「太田光のつぶやき英語」(NHK Eテレ)ほか、出演番組多数。

【番組情報】

「太田光のテレビの向こう」 
BSフジ・BSフジ4K 
4月7日 
午後0:00~1:00



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