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横浜流星が明かす「刑事ダンス」怒濤の結末とは!? 「最後のデカダンスメンバーの姿が、僕たちからのクリスマスプレゼントです!」2016/12/20

横浜流星が明かす「刑事ダンス」怒濤の結末とは!? 「最後のデカダンスメンバーの姿が、僕たちからのクリスマスプレゼントです!」

 個性豊かな5人がアイドルグループを結成し、芸能界の事件を解決していく「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」(テレビ東京系)。前回の放送では、自分の父親を死に追いやった吉光全(片岡鶴太郎)に復讐しようとするユーヤ(大東駿介)を、陰ながらうまく手助けするデカダンスメンバーの姿に、彼らの強い絆を見せつけられましたね。それにも関わらず、ユーヤが銃を発砲し、デカダンスは無期限活動休止!? 一体どうなってしまうのか…気になり過ぎた記者は、ショウ役の横浜流星さんを直撃!! 撮影の感想や、予測不可能な最終回についてお伺いしました!

── ドラマの撮影期間が6週間と短かったようですが、撮影を終えた瞬間はいかがでしたか?

「そんな感じはしなかったです! 『6週間だったんだ!』って、今びっくりしました(笑)。5人で常に一緒にいることが多くて、朝早くて夜遅かったですけど、毎日がすごく楽しかったので、本当にあっという間でしたね。撮影が終わった瞬間は寂しかったです。大東さんが最初にクランクアップして、その次が僕でした。残りの中村蒼くん、森永悠希くん、立花裕大くんの3人は僕と同じ日のもっと遅い時間にクランクアップだったんですけど、先に現場に入ってくれて、僕のクランクアップを祝ってくれたんですよ。すごくうれしかったです!」

── ショウは「オタクだけどアイドル」という難しい役設定でしたが、最後まで演じてみての感想をあらためて聞かせてください。

「引きこもり役ということで、最初は共感できるところがなくて難しかったんですけど、役づくりのために色々と調べて演じました。せりふの中に出てくるネット用語も、分からないものはそのたびに調べたりしましたね。最初は暗いトーンで演じた方がいいのかなと感じていたんですけど、終盤に向かっていく中で、みんなのことを思っているからこそ毒舌を吐くところは、自分と似ているなあと思って。僕も仲良くなると結構毒舌を発揮するので、そういうところは『共感できるなあ』と思いつつ、『素直になれないところがかわいいなあ』と感じましたね。演じていく上で、だんだんショウがすごくかわいく思えてきました。今までやったことがない役だったので、とてもやりがいがありましたね」

── 演じていて苦労したシーンと、楽しかったシーンを教えてください。

「苦労したのはやっぱり第3話ですね。ショウの過去が明かされるすごく大事な回だったので、そこは住田崇監督とも相談しながらやらせてもらいました。そこが軽くなるとその後に影響が出てしまうので、第3話をどうやろうかっていうのは、台本をもらってからずっと考えていました。ショウ自体がアイドルになるきっかけが、やりみん(MEGUMI)の存在だったので、実際自分がアイドルになって、『自分と同じような生活をしている人たちに勇気を与えたい』というすてきな思いを持っているところをしっかり伝えたかったです。だから大変でしたね。楽しかったのは、メンバー5人でワイワイしているところですね! デカダンスもアドリブ合戦があったんですよ! 住田監督は割とカメラを長回しするので、各シーンのせりふが終わった後に、大東さんが必ず何か仕掛けるんです。それをみんなこらえていました。蒼くんだけ笑っちゃうみたいな(笑)。でも、そこが結構使われていたりしましたね。大東さんの変な立ち方とか、映像になるとそこまで伝わらないと思うんですけど、実際に見ると強烈なんですよ(笑)。『何だろ、あの立ち方!?』みたいな。いつも大東さんに試されていましたね(笑)。耐えるのが大変でしたけど、すごく楽しかったです。僕は基本伏し目がちで、『ちょっと視界に入るかな』というぐらいだったので大丈夫だったんですけど、蒼くんが一番の被害者でしたね。正面で大東さんにやられていたので(笑)」

横浜流星が明かす「刑事ダンス」怒濤の結末とは!? 「最後のデカダンスメンバーの姿が、僕たちからのクリスマスプレゼントです!」

── その話を聞いた上で振り返ってドラマを見てみると面白そうですね!

「そうですね。僕自身もあらためて第1話から見返してみると、『うわ~、これ遅くまで撮ってた時だな~』とか、色々感じそうです。第1話の中盤あたりのシーンからクランクインしたんですけど、午前3時くらいまで撮影してたんですよ。『これがクランクインか』みたいなことを5人で話し合いながら(笑)。クランクインでそんな長い時間一緒にいることってないじゃないですか? みんなで色々話ができたので、そのおかげで仲良くなるのが早かったんじゃないかなと思います」

── 番組公式Twitterでも、5人でラーメンを食べに行ったり、Lineのグループが作られていたりするなど、5人の仲の良さがたくさんつぶやかれていましたね!

「他にも、森永くんが℃-uteが好きで、ダンスを完コピしてるんですけど、大東さんが『いいね~! PV作ろう!』って言って、監督みたいな感じでいろんな場所で撮って編集するという(笑)。そんな感じで遊んでましたね。第9話で、5人で歌うけど緊張し過ぎてダメだったシーンがあるじゃないですか? そのシーンで使った、あの立派なステージでも踊ってます(笑)。次の撮影で早く出ないといけないのに、スタッフさんに『ちょっとだけ、貸してください!』って頼んで、ずっと4人体制で撮ってました(笑)。あんな場所で踊れることってなかなかないと思うので、森永くんも気持ちよさそうにずっとニコニコしていました」

── お話にあった第9話の歌のシーンですが、ショウだけキレッキレに踊っていましたね!

「第8話でファルコンと対決した時の歌のシーンでは、割とゆっくりした振り付けだったので、これだったらいくらショウでも疲れないだろと思い、アイデアを出しまして。初のテレビ出演で張り切っていたというていにして、自分の中で暴れて悪目立ちしようと考えました。他のみんなも色々ヤバいことになっている状況で、ショウの場合はイントロで燃え尽きちゃうという感じでやりました。疲れるためにとにかく激しく踊っていたので、振り自体は超適当でした(笑)」

── ちょんまげや自衛官などいろんな姿のショウを見せてもらいましたが、一番印象に残っている衣装はどれですか?

「ピンクのアイドル衣装ですね。最初はみんな衝撃で『これヤバいんじゃねえか』って言ってたんですけど、だんだん着慣れてきて。大東さんと蒼くん、立花くんはその格好でコンビニに行ったりしてましたからね。『この格好で行くのか!』って(笑)。もうそれぐらい慣れている状態っていうのが面白かったですね。最初は『絶対着られない…』ってみんなで言っていたんですけど、ずーっと着ていたので、話が進むにつれてしっくりきましたね(笑)」

── 12月24日放送の最終回では、デカダンスの将来が描かれていますが、台本を読まれた時の感想はいかがでしたか?

「第10話、11話ですごく大変な展開になったので、最終回はどうなるのかなあって思ってたんですよね。自分たちが思っていた予想以上のことが第11話で起こったんですけど、それが最終回につながって、みんなが成長していきます。今まで『アイドルなんて』って思っていたのが、ちゃんとアイドルになってましたね。最後もみんなで楽しくなれるようなシーンがあったりして。今までも、もちろんアイドルらしいことは…いや、してないな(笑)。してないんですけど、でも最終回でアイドルらしいことをするので、その時はみんなすごく笑顔で楽しく演じていましたね」

横浜流星が明かす「刑事ダンス」怒濤の結末とは!? 「最後のデカダンスメンバーの姿が、僕たちからのクリスマスプレゼントです!」

── 描かれているショウの将来の姿は、横浜さんが想像した通りでしたか?

「そうですね! 変に変わってなくてよかったですね。『立派に成長したな、ショウ!』って思ってました」

── 最終回を漢字一文字で表すと何ですか?

「最終回だから、楽しいの『楽』か、幸せの『幸』かなあ。どっちにしようかな(笑)。色々あったけど、最終的にはデカダンスらしく楽しく終われてよかったなという感じですね。シリアスな展開になって、シリアスで終わっちゃったら悲しいですもんね。今まですごく楽しくやってきたので。だから『楽』ですかね!」

── 最終回の放送がクリスマスイブですが、横浜さんの理想のクリスマスの過ごし方を教えてください。

「王道で大丈夫です(笑)。友達と一緒にイルミネーションを見たりしたいです。イルミネーションって人がいっぱいいるので、どうにか自分で穴場を探したいですね。それでも混んでいるんでしょうけど(笑)。普段見ないような景色が見られるので、普段行かないようなところに行って、クリスマスぐらいは大人な食事をして、楽しい1日にしたいですね。で、最後にデカダンスです!!(笑)」

── では、最終回の見どころをお願いします!

「第11話では、本当に大変なことになってしまったんですけど、でもやっぱりデカダンスのチーム力があるからこそ乗り越えられて、最終回はみんなで楽しくハッピーエンドで終われるというのがすごくよかったと思います。放送は30分しかないんですけど、最後はすごくいい風にまとまっていて、みんながほっこりするような、ニコニコして見終われるような展開になっているので、皆さんへのクリスマスプレゼントに、僕たちデカダンスのハッピーエンドの姿を見てほっこりしてもらえればと思います!」

横浜流星が明かす「刑事ダンス」怒濤の結末とは!? 「最後のデカダンスメンバーの姿が、僕たちからのクリスマスプレゼントです!」

 全ての質問に笑顔で丁寧に答えてくださった横浜さん(最後には弊社から発売しているカレンダーのアピールも! ありがとうございました!!)。デカダンスメンバーの仲の良さも、あらためて伝わってきましたね! お話では、ハッピーエンドで終わるということですが…皆さま、真相はぜひドラマにて、デカダンスメンバーからのクリスマスプレゼントとして受け取ってください!

【番組情報】

土曜ドラマ24「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」(最終回) 
テレビ東京系 
土曜 深夜0:20~0:50(12月24日放送・最終回は深夜0:45~1:15)

テレビ東京担当 Y・O



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