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タイで注目度急上昇中の俳優・Joong、クールとユーモアが共存する魅力のルーツは? 「週刊TVガイド10/13号」に登場!2023/10/04

タイで注目度急上昇中の俳優・Joong、クールとユーモアが共存する魅力のルーツは? 「週刊TVガイド10/13号」に登場!

 7月末に開催された「GMMTV MUSICON」出演のため来日したJoong(Archen)。日本配信もされている「Star&Sky:Star in My Mind」「Hidden Agenda」に主演したほか、9月26日(現地時間)にパリで行われた「SAINT LAURENT WOMEN’S SUMMER 24」に、タイ人男性初のゲストとして招待されるなど、今注目を集める若手俳優の1人だ。

 発売中の「週刊TVガイド10/13号」では、相棒・Dunk(Natachai)とのエピソードや日本の印象について、ユーモアたっぷりに語っている。TVガイドwebでは俳優になったきっかけや愛する家族への思いなど、彼のバックグラウンドに迫った。

――「GMMTV MUSICONへの参加が決まった時のお気持ちは?

「僕がアーティストとしてステージに立つのは、すごく珍しいことかなと。普段は俳優として活動しているので、歌とパフォーマンスで自分の能力を見せることは、僕にとってチャレンジでした。でも、全く緊張しなかった。いつも緊張しないというわけじゃなくて、今回だけは緊張しませんでした。ファンがすごく応援してくれて、一緒にいて、一緒に歌って、友人とカラオケに行ったような気分だったからかも。(『MUSICON』は)すごく真面目なカラオケみたいな(笑)」

――普段よりも力強い表現をされているようにも感じました。それは意識してのことだったのでしょうか。

「やっぱり、歌う機会と場所によると思います。小さなイベントだとあんなに力強くは歌わないけど、今回はコンサートだから。入れられるものは全部入れて、ハイトーンも出して、思いっきり歌ってみました。(『MUSICON』共演者の)LYKNが、事務所に入って最初に話しかけてくれた先輩が僕だって言っていたんですか? (驚いた様子で)へぇ~。彼らとは事務所やレッスン室でよく会うんですよ。だから今回、初めて一緒にコラボレーションできてよかったです」

――LYKNとのコラボでは、得意のダンスも披露してくださいました。Joongさんは、NCTのテヨンさんがお好きなんですよね。彼のライブ配信でコメントを読まれたことも。

「誇らしい気持ちです。“THAILAND WELCOME”、タイヘようこそって書いたんですけど、いろんな国の人が彼にメッセージを送る中で、タイ人の代表として読まれたことがとってもうれしかったです。彼の好きなところは、ステージにいる時の輝き。すごくいいセンターだと思うから、自分もいつかアーティストとして、ああいう輝きをステージの上で放てたらいいなって。これからもどんどん、自分を向上させていけたらなって思っています。ほかにも、ENHYPENも好き。(踊りながら)K-POPが好きなんです」

――俳優としてキャリアをスタートさせ、今回アーティストとしての一面も見せてくださいましが、当時住んでいたトルコではなく、生まれ育ったタイで俳優になろうと思ったきっかけは?

「偶然なんですよ。16歳の時、タイに遊びに来たの。それで、デパートを歩いていたらオーディションの告知があって、友達が“いけそうじゃない?”って言ったから応募したんです。それまでにも俳優になりたいと思ったことはあったけど、どうすればなれるのかが分からなかったんですよね。そうしたら、タイでそういう機会があって」

――そうして、お一人でタイに戻ってきたと。

「はい。そこから演技を頑張ろうという気持ちを支えにやってきて、最初の作品では硬い演技だったんですけど、少しずつカメラに慣れるようになりました。実は、アイドルになるためのオーディション番組に参加しようと思って、しばらく中国に行っていたんですけど、コロナの影響で番組が中止になっちゃって。それで、またタイに戻ってきたんです…その頃はさすがにホームシックになりました」

――そうでしたか。Joongさんは、家ではどんなお兄さんなんですか?

「弟1人と妹2人がいる長男なんですけど、僕は心が広い、支払い担当の兄(笑)。弟や妹が何かほしいとか、勉強でコースに入りたいとか、何かしたいと言ったら、“いいよ”って。全部(お金を)出してあげる」

――ごきょうだい、かわいいですか?

「(小さな声で)かわいいです」

――忙しい中、大学生でもあります。どんなことを学んでいるのでしょう

「現在はバンコク大学マスコミ学部でラジオ・放送学科を専攻していて、芸能の裏方のことを学んでいます。僕は今、表舞台に出ているじゃないですか。表の仕事のことを分かっているから、裏方を学ぶこともいいなと思って興味を持ちました。大学は…(わざと苦笑いをして)楽しいです。でも、ほぼ毎日仕事があるから、時間が足りない。(目の下のクマを指さしてアピールしながら)だから、大学に行くと疲れています(苦笑)」

※Joongのロングインタビュー&グラビアは発売中の「週刊TVガイド10/13号」(https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32803004.html)に掲載。

取材・文/新亜希子 撮影/後藤倫人 通訳/高杉美和 ヘア&メーク/TAKE、YUKARI、TOMOMI



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