Feature 特集

錦鯉と福岡の魅力を深掘り! 遊んで学んで1泊2日豪華クイズ旅2023/09/06

大倉悠介プロデューサー/錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅

 錦鯉は番組のコンセプトと親和性があると、進行役にキャスティングされた。元気で優しくて平和な2人が、福岡の人たちと触れ合い、MCとして番組を盛り上げながら福岡の魅力を紹介していく「錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅」。そんな、ハートフルな番組を手掛けた大倉悠介プロデューサーに話を聞いた。

── 錦鯉さんにオファーした理由や、キャスティングしてよかった点をおうかがいできますか?

「小学生から大人まで、錦鯉さんのことは結構認知されているなと感じていました。街中を歩いていても『こんにちはー』と言って話しかけてくれる人が多かったですね。雅紀さんも優しいのできちんと返してあげるんですよ。直売所に行った時、子ども連れの家族が、『錦鯉さんのファンで会いに来ました』と声をかけてこられたので、『こんにちはー』とあいさつしたんです。そうしたら、お母さんに抱っこされていた3歳の男の子がニコッとして、やっぱりキャスティングしてよかったなと思いました。この番組は、小さなお子さんからご年配まで、ファミリーで安心して見ていただけるような番組を目指したかったので、錦鯉さんにお声がけしました」

── 手応えを感じていらっしゃるようですね。

「はい、錦鯉さんに受けていただけたので、よかったなと感謝しています。雅紀さんがこの番組のことを“平和”とおっしゃっていましたが、雅紀さんご自身の基本スタンスが平和なので、旅の案内人として進行をしていただいたという経緯です」

── 大倉さんが感じた、想像以上に盛り上がったところや驚かされた場面はありますか?

「路線バスが多いという福岡の特徴を生かして、観光バスじゃなくて西鉄バスの路線バスを貸りて街中を回ったんです。その途中で、福岡にゆかりがある“かもしれない”大物タレントが乗ってきた時は、車内ですごく盛り上がりましたね。そこも注目して見てほしいんですが、一番は、福岡ならではのクイズで正解を知っていただけると、普通だったら素通りしそうな観光スポットでも、クイズがあることでそこに行ってみたいなという気持ちになる。そういったところを楽しんでいただけたらうれしいです!」

【プロフィール】

錦鯉(にしきごい) 
長谷川雅紀(はせがわ まさのり) 1971年7月30日生まれ。北海道出身。O型。  
渡辺隆(わたなべ たかし) 1978年4月15日生まれ。東京都出身。O型。

2012年結成。「M-1グランプリ2021」王者。22年から、冠番組「錦鯉が行く!のりのり散歩」(北海道テレビ)がスタート。23年、単発バラエティー「錦鯉のあなたの街にこんにちは~!人情・絶景・発見旅」(BSテレ東)のほか、さまざまな番組に出演し、活動の場を広げている。


大倉悠介(おおくら ゆうすけ) 
2003年にテレビ西日本入社。報道部と営業部を経て、制作部でさまざまな作品に携わる。「華丸・大吉のなんしようと?」のディレクターを務め、21年放送の単発バラエティー「Back Numberあれほど背を向けるなといったのに」ではプロデュースを担った。現在、編成制作局制作部担当部長。

【番組情報】

「錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅」 
フジテレビ系(TNCテレビ西日本制作) 
9月10日 午後4:05~5:20

旅のスタートは、年間およそ1000万人が訪れる福岡最大の観光地・太宰府天満宮から。大勢の観光客に囲まれながら、グルメや土産店が立ち並ぶ参道で食べ歩く。太宰府名物「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」の由来について、長谷川はデカ紙芝居を用意して誕生秘話を紹介していく。本殿の奥を進むと、知る人ぞ知る小さなトンネルが。福岡美人と麻生太郎氏の曽祖父のロマンティックな逸話にまつわるクイズを出題する。

一行が次に向かったのは、日本初のいけす料理店。イカの生き造り発祥の店で新鮮なイカをいただくと、数々の屋台でにぎわう天神の屋台街へ繰り出す。ここでは、福岡の“屋台ルール”に関する問題として、“リアル間違い探し”に挑戦する。1日目の夜は、九州一の繁華街・中洲一の高級クラブへ。ジャンケンが強いという伝説のママとゲームを楽しみ夜がふけていく。

2日目は“博多の台所”、鮮魚市場からスタート。市場直結の店で鮮度抜群の魚料理を堪能し、福岡市の中心部から車で1時間足らずの糸島市へ向かう。大勢の買い物客でにぎわう直売所で、男性チーム・女性チームに分かれて買い物を楽しむ一行。売り上げNo.1の食材を当てるクイズでは、産直豪華セットを巡ってガチの攻防戦が繰り広げられる。旅の締めくくりは、購入した食材をシェフが調理した豪華ディナー。そのおいしさに感動した錦鯉らは、そこでようやく、2日間の旅を通して“何かが起きた”ことに気付く!?

取材・文/松下光恵 撮影/宮下毬菜

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