Feature 特集

Jホラーの巨匠・中田秀夫も納得の実力派女優・白石聖が「恐怖新聞」で 連ドラ初主演!「怖いのは自分」と語る意外な素顔とは?2020/07/22

 8月29日からスタートする「オトナの土ドラ」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)は、白石聖の主演でおくる「恐怖新聞」に決定した。1970年代に空前のオカルトブームを巻き起こした、つのだじろうの同名漫画を原作に、ジャパニーズホラーの巨匠・中田秀夫監督が現代版にリブートする。

 今作が連続ドラマ初主演にして初のホラー作品となる白石は、19年2月に放送された同枠の「絶対正義」で山口紗弥加演じる主人公の高校時代と娘役を演じ、第15回コンフィデンスアワードで新人賞を受賞した実力派。その後も、今年1月クールの「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)などの話題作に出演し、本格派女優として頭角を現している。

 そんな白石が演じる主人公・小野田詩弦(しづる)は、京都の大学に通う女子大生。詩弦が1人暮らしを始めた途端、未来で起こる災厄が記された“恐怖新聞”が届くようになる。最初はいたずらかと思っていたが、次々と新聞の通りに事件が起こるようになり、恐怖に陥ることに…。未来を変えようと奔走する彼女を取り巻く人間関係は崩れ始め、“1日読むごとに100日ずつ寿命が縮む”という新聞が持つ戦慄のルールの下、物語が展開していく。

 先日、「絶対正義」の制作にも携わった東海テレビの後藤勝利プロデューサーも同席し、リモートで取材を実施。作品の感想やクランクイン前の意気込みなどを、白石に聞いた。

――初主演のオファーを受けて、いかがでしたか?

白石 「『オトナの土ドラ』には昨年『絶対正義』でお世話になったので、率直にうれしかったです! スタッフさんがとても温かく、主演ということにあまり重きを置きすぎず、いいチームワークでやっていけたらと思っています」

――脚本を読んだ感想を教えてください。

白石 「初めて読んだ時は本当に怖くて…! 詩弦の立場になって読んだので、少し気持ちが沈みました(笑)。あと個人的には、原作をそのまま実写化したというよりは、“新しい『恐怖新聞』”という印象も抱いています。映像にしたらどうなるのか想像がつきませんが、撮影が楽しみです。舞台が京都なので、古き良き日本の外観とホラーがマッチしたら面白そうですね」

――役作りで意識していることはありますか?

白石 「私が演じる詩弦は巻き込まれていく役なので、周りの方のお芝居をすべて受け止めなくてはいけないので、会話のキャッチボールをしっかりやっていきたいです。また、見ている方が私と一緒に驚いてもらえるように、息遣いや表情を意識することでホラーにも表現の引き出しを作っていきたいなと」

後藤 「最後まで共感できて応援してもらえるようなヒロインにしたいのですが、白石さんには絶大な信頼を置いています! 中田監督もリハーサルの時に白石さんのお芝居を見て、僕に“グー”とサインをしてきたので、手応えを感じているようでした」

白石 「中田監督とお仕事したい方ってたくさんいると思うんですよ。その中でご縁があって、初めてのホラーを監督に撮っていただけるというのはありがたいですし、心強いです。“ついていこう!”と思っています(笑)」

――中田監督とはどんな会話をされたのでしょうか?

白石 「恐怖・共感・けれん味の“三つのK”を意識することと、くっきりと分かりやすい芝居をしようと言われました。リハーサルだけど全力でお芝居をした日もあります。今は詩弦の気持ちを追っていくのに精いっぱいですが、私にとって初めてのホラーはシーン一つ一つが挑戦なので、役者として一皮むけるきっかけになればいいなと思います」

――ホラーはお好きですか?

白石 「得意ではないですけど、見るのは好きです。黒木瞳さん主演で中田監督の『仄暗い水の底から』(2002年)は、本当に怖かったですけど、泣けるシーンもあって印象的でしたね」

――ホラーのヒロインは皆さん華がある感じがします。憧れの俳優はいますか?

白石 「桜井ユキさんです。皆さんご存じの通りお芝居がお上手で…。『絶対正義』の時に桜井さんは、受け側だけど感情の機微もナチュラルで際立つお芝居をされていました。別の作品で共演させていただいた時にも、私が泣くシーンがあったんですけど、桜井さんの目を見ていると同じシーンを何度でも同じ鮮度でできるんですよね…! お人柄もかわいらしくて、よく笑うというギャップも好きです」

ページ: 1 2

この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.