キム・スヒョンが約7年ぶりのファンミーティング開催！絶妙な日本語にファンも大爆笑2022/10/24

　キム・スヒョンが10月9日に神奈川県・カルッツかわさきにて、約7年ぶりにファンミーティングを開催。「KIM SOO HYUN 15^th Anniversary FAN MEETING〜always special day〜」と題して行われた本公演は、チケット争奪戦となり参加できないファンも多くいたとか。

　ソファとテーブルが置かれたお部屋風のセットに、キム・スヒョンが白のジャケット＆パンツで登場。久しぶりに日本のファンを前にすると「あ〜かわいい。15年ぶりだな」と、いきなり日本語で言うスヒョン。会場からはさっそく笑いがもれる。あらためて「本当にお久しぶりです。楽しい時間になるようにベストを尽くします」と韓国語であいさつし、トークコーナーへ。「15年ぶり」と言ったが、実際には公式での来日は7年ぶりで、個人的に5年前に北海道へ旅行したことがあるそう。「小樽、旭川、稚内、知床、斜里、釧路、函館などへ行き、帰るころには体重が4kgくらい増えていました」と明かした。また、コロナ禍での家での過ごし方は、自転車に乗るのが好きだったので家にローラーを設置して、自転車に乗っていたと披露した。

　近年、スヒョンが出演したドラマの話題では、場面の映像を見ながら当時の様子を振り返った。「サイコだけど大丈夫」については「すごく若いですね。このドラマに出演した当時のインタビューで、『このドラマは皆さんにとってヒューマンヒーリングドラマです』と話していたのですが、ドラマが終わって考えてみたら、個人的に僕の方が癒やしになったドラマでした。30代になって初めて出たドラマでしたが、以前とは僕自身の作品における目標が変わったんです。この作品からは、サポートする側にまわりたいという気持ちになり、僕以外の役を輝かせたいと思うようになりました」と語った。

　司会が、ドラマの話題から次のコーナーに移ろうとすると「座っていたら緊張してきたので、順番を変えていいですか？」と言い、急きょ歌を歌うことに。進行も自由なスヒョンに、思わず観客も笑顔に。歌のうまさに定評のあるスヒョンが「ホテルデルーナ〜月明かりの恋人〜」のOST曲「So long」（ポール・キム）を熱唱すると、ファンもうっとり聞きほれる。歌い終わると「なんとか緊張をほぐしたいと思っていたけど、音楽がスタートしたら呼吸もあがってしまって」と、手が震えるほどだったよう。

　さらに、デビュー15周年記念ということで「ベストオブベスト　キム・スヒョンの15年」と題したコーナーへ。ファンクラブのアンケートによるキム・スヒョンの好きな出演作ベスト5、名場面ベスト3が発表された。好きな出演作5位は「ある日〜真実のベール」、4位「ドリームハイ」、3位「サイコだけど大丈夫」、2位「太陽を抱く月」、1位「星から来たあなた」という結果に。紹介される映像にラブシーンが出てくると、恥ずかしいのか「やめろー！」と日本語で言ったり、映像を見ないようにしたりと、あたふたする様子がおかしくて思わず笑ってしまう。時折スヒョンが発する日本語は漫画を見て覚えたセリフとのことで、絶妙なタイミングで繰り出されるたびに爆笑が起こった。

　ファンも参加しての二択クイズコーナーで盛り上がった後は、明るくノリノリのソン・シギョンの曲「We Make A Good Pair」を歌い、観客は手拍子をしながら応援。歌い終わると、自分の歌に納得がいかなかったのか「僕は、本当は今歌ったよりうまいです」と弁解していた。

　続いて、ファンからの質問に答えるコーナーでは、客席にいる質問者のところまで行き、目の前で答えてあげるというサプライズ！　スヒョンを前にした質問者が感激のあまり泣き出すと、「泣くなー！　落ち着け〜！」とアニメのセリフ調で声を張り上げた。その絶妙なタイミングの日本語に、またもや大爆笑。その後はなんと2階、3階の客席まで足を延ばし、通路を歩きながらファンの近くで手を振る大サービスも。近くで見られるスヒョンの姿に会場は騒然となり、観客は大興奮の様子だった。

　ラストはチョ・ジャンヒョクのバラード曲「Love」を熱唱。歌詞にある「ノルサランへ（君を愛してる）」という言葉に込めたスヒョンの思いが伝わってくるようだった。そんな思いが込み上げたのか、途中、涙ぐんで歌えなくなる場面も。「次は皆さんにお会いできる時間を早められるようにベストを尽くします。いつも、いつまでもずっと感謝しています」と伝え、約2時間半のイベントは終了した。相変わらず突拍子のないスヒョンの言動が面白く、常に笑いが起こる楽しいファンミーティング。ファンも幸せな気分を味わえたに違いない。このイベントの模様は、後日CS放送のKNTVで放送予定だ。