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平野紫耀の演技を大絶賛!「黒崎みたいなタイプのお芝居って、これまであまり見たことがないんじゃないかな」 ――「クロサギ」プロデューサーインタビュー2022/10/21

平野紫耀の演技を大絶賛!「黒崎みたいなタイプのお芝居って、これまであまり見たことがないんじゃないかな」 ――「クロサギ」プロデューサーインタビュー

 King & Prince・平野紫耀さんがTBS系のドラマで初主演を務める「クロサギ」が10月21日よりスタートします(初回20分拡大)。本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が“詐欺師をだます詐欺師=クロサギ”となって、本当の“ 敵”を探し出し打倒していく物語です。

 社会のゆがみと共に次々と生まれている“詐欺”。普通に生きているだけで、誰もが簡単に被害者にも加害者にもなってしまう現代社会の中で、“クロサギ”はどのように詐欺師と対峙(たいじ)していくのか。 復讐劇の中で描かれる黒崎の葛藤や変容、そして複雑に絡み合う人間ドラマをぜひご覧ください。

 TVガイドwebでは、プロデューサーの武田梓さんと那須田淳さんにインタビュー。ドラマの見どころはもちろん、制作する上で意識していることや大事にしていること、お二人から見た平野さんの俳優としての魅力やお芝居の雰囲気、ヒロイン・黒島結菜さんの起用理由などについてお伺いしました。

――まずは、本作を制作された企画意図を教えてください。

武田 「近年、本当に詐欺の被害は悪質化し、巧妙な手口のものがとても増えている印象が強くあります。詐欺が得体のしれない犯罪になっているというよりかは、より身近な犯罪になっていると思うんです。皆さんも普段当たり前のように詐欺メールが届いたり、普通にインターネットに詐欺サイトがあったりとすぐ隣にあるような感覚で、それが今、脅威となっているなと。そういう詐欺って本当はこんなに怖いんだ、人の人生を平気で奪うものなんだということをあらためて感じていただけたらなと思っております。また、詐欺メールや詐欺サイトなどを扱う人が逮捕されていないような、泣き寝入りしている部分が多い今の世の中で、ある意味、主人公の黒崎がちゃんと詐欺師に立ち向かっていく。そこは皆さんが普通にできないことを黒崎のやり方でやっていく痛快さや気持ち良さというのを、平野さんに演じていただけたらなという企画意図になっています」

那須田 「今の時代、いろんな形の詐欺事件が起きていると思いますし、詐欺は人間の欲望や人間が生きていく中での危うい部分からものすごく如実に出ているものだなと。そういう得体の知れない怖さみたいなものをあらためて見つめ直すというのは、ある種、社会派なドラマとしてというよりも、エンターテインメントの力を借りて伝えていきたいなという気持ちがあります。そして、やはり主演の平野くんが今一番のエンタメ力と俳優としての力を持っていて、本作のテーマに取り組んでいた時に、明るい場面や重い場面でも演じ分けられる彼の力が僕たちが一番求めていたものと合致して、今に至ったと思っています」

――制作する上で意識していることや大事にしていることがあれば教えてください。

武田 「黒崎や桂木敏夫(三浦友和)のキャラクターをあまり浮世離れさせず、詐欺師として疑われないようにちゃんと社会に溶け込んでいる人間として作っていくというところは、すごく意識しています。また、黒崎自身の過去との葛藤だったり、彼の宿敵との対決みたいな部分はしっかり描いていくので、その中で黒崎の悲しさや切なさというのを出しつつ、詐欺師を倒す時には魅力的に見えるように。そういった黒崎を平野さんが演じたら、すごく格好いいんだろうなとか、かわいいんだろうなとか思いながら作っています」

那須田 「最後、黒崎が自分の旅をどのように終わらせていくのかというところがすごく大事だなと思っていて、その旅の途中でどんな出会いがあり、どんなことが起きるのかなど次々と展開されていくので、ついてきてくださいという感じです」

武田 「そうですね。本当についてきてくださいと思いながらやっていますよね。割と壮大な物語になっていると思います」

――黒崎を演じる平野さんのお芝居を見て、どう感じていらっしゃいますか?

武田 「今までも数々の映画やドラマに出演されてきている平野さんですけど、黒崎みたいなタイプのお芝居って、これまであまり見たことがないんじゃないのかなと。そういう未知数な部分は私たちもワクワクしながら今回クランクインを迎えたんですけど、平野さんのお芝居が本当に素晴らしくて、例えば、吉川氷柱(黒島)に見せる顔と桂木に見せる顔、だますターゲットに見せる顔など、いろんな面を黒崎という1人の人間として自然と演じ分けられている姿は、見ていてすごく面白い黒崎になっていると思いますし、実際に現場で見ていても楽しいです。なので、早く皆さんに見せたいなという思いで毎日撮影をしています」

那須田 「黒崎がいろんな詐欺師をだます時、彼自身のつらさや切なさという感情があふれ出すシーンなどがあるんですけど、見ていてどのお芝居もやっぱりすごいなと。また、平野くんがいろんな顔を使い分けて表現できるのは、たぶんバラエティーやアーティスト活動、俳優で見せる顔などそれぞれ意図的ではないのかもしれませんが、使い分けができる才能の引き出しの多さからだと思っていて、それがどれも魅力的ですよね。そういう彼の姿を見ているだけで楽しむことができると同時に、本作でいろんな役を演じ分けていく彼の姿は、さらに魅力的に感じていただけるのではないかなと。なので、武田さんが言ったように、僕らも早く見たいですし、皆さんにも早く見てほしい。きっとワクワクさせられると思います」

――特に平野さんのシーンで印象に残ったことや、魅力を感じた場面はありますか?

武田 「平野さんは本当に振り幅が広すぎるなと感じましたね。外国人の格好をするシーンがあるんですけど、それがとても似合っていたことが印象的でしたし、黒崎が詐欺師に詰め寄るシーンでは、こんな声が出るんだって思いました。普段テレビでは絶対に聞かないような声だったり、表情のお芝居をされていたので、お芝居の引き出しの多さにあらためて驚きました」

那須田 「第1話でおはぎを食べるシーンがあるんですけど、リスのように両ほっぺいっぱいにして食べるというお芝居をされていた時、これまで見たことがないお芝居だったので驚きましたし、すごいなと。ぜひ注目して見てください!」

武田 「こんなにほっぺたを膨らませて食べているのに、ちゃんと何を言っているのか伝わっているのがすごかったですよね」

那須田 「僕らが指示しているわけではないんですけど、自然と人を引き付けるようなお芝居ができるのは、やはり平野くんは唯一無二の俳優センスの塊だなと思いました」

――本作のヒロイン・吉川氷柱役の黒島結菜さんを起用された理由があれば教えてください。

武田 「脚本家の篠崎(絵里子)先生もおっしゃっていたんですが、本当にダークヒーローである主人公のヒロイン役ってすごく難しい。やはり見る人ほとんどが主人公のダークヒーローに感情移入していく中で、時には正論も突き付けなくてはいけないヒロインの存在は、それでも常に魅力的なキャラクターになっていかないといけない部分があると思っています。氷柱というキャラクターは、将来、検事になりたいという夢を持っていて、その中で悩み迷いながら進んでいくヒロイン像。大人っぽさの中にも自分の意思を真っすぐ持たれていて、黒島さんにとても似合っているなと思ってお願いさせていただきました」

那須田 「黒島さんが持っている心(しん)の強さや見せる透明感をお芝居から感じさせてくれるような印象だなと思っていて、そういう一面が氷柱でも共感できる部分ではあったので、実際に演じられている姿を見ると、やっぱり黒島さんで良かったなとあらためて思います」

――あらためて黒島さんのお芝居を現場で見て、どう感じていらっしゃいますか?

武田 「黒島さんはいろんなスタッフさんとすごく仲良くお話されていますし、25歳ですけど、本当に等身大の大学3年生の女の子という雰囲気をお芝居でも出していらっしゃるなと。また、氷柱が黒崎に正論を言う場面が多々あるんですけど、そういうセリフを言う時に、ただ知識を話しているのではなく、心でちゃんと感じたことを言葉にして表現されている姿はすごくすてきだなと思っています」

――物語には結構重たい部分もあると思うのですが、その中での撮影の雰囲気はいかがですか?

武田 「もちろん、結構現場では監督やキャストの方々が話し合いながら撮影を進めてはいるのですが、その中でもやはり平野さんの存在は大きく、現場を明るく引っ張ってくださっているのはすごくありがたいなと。シリアスなシーンでも、いい意味で、平野さんが黒崎を演じることによって、あまり暗くなりすぎず、見ていても気持ちのよいテンションで演じてくださるので、必然的に現場の雰囲気が重たくならないのは、やはり彼の力が大きいのかなと思っています。結構平野さんがアドリブのアイデアを出してくださったりするので、そこで笑いが起きたりと明るい雰囲気になることが多々ありますし、三浦さんはじめ、大御所の方々ともお話をされている時は、彼なりにいろいろと考えて距離感を測りながらコミュニケーションを取られている姿は、とてもすてきだなと」

平野紫耀の演技を大絶賛!「黒崎みたいなタイプのお芝居って、これまであまり見たことがないんじゃないかな」 ――「クロサギ」プロデューサーインタビュー

――今夜放送の第1話のポイントを教えてください。

那須田 「やはり一番は黒崎がどういう人間なのかということと、“クロサギ”という唯一無二の存在である黒崎がどんな展開で詐欺師をだましていくのか、そして氷柱との出会いかなと。これから黒崎が“クロサギ”として“シロサギ”を倒していくという、その強い思いが今後どんな事態を招いていくのか、その中で出会った氷柱という女の子とどういう関係になっていくのか。平野くんが演じる黒崎という男の運命がスタートしていくところがポイントかなと思います」

武田 「そうですね、出会いとその旅の始まりの第1話になっていると思います。今後少しキーワードにもなってきますが、どのように旅を終えられるかというところまで注目して見ていただけたらなと。あと、なぜ黒崎が“クロサギ”という存在になってしまったのか、第1話で描かれてはいるんですけど、2話以降も徐々にその真実が明かされていくところも余すことなく見ていただけたらうれしいです」

那須田 「第1話で黒崎のバックボーンは描かれているけれど、この先、彼がどんな旅路を歩んでいくのか。そこに氷柱が現れたことで、彼の未来が新しい一歩となり、それが一体どんな展開となっていくのかというところが大事なことだと思っています。もちろん、どんな過去だったのか知っていた方が面白いとは思うんですけど、過去との答え合わせをしていくドラマではなく、どんな未来を切り開いていくのかというところに注目してワクワクしながら見ていただけたらなと」

――黒崎と氷柱の“切ないラブストーリー”も見どころの一つかなと思うのですが…。

武田 「そうですね。黒崎と氷柱は詐欺師と検事志望の女の子という、ある意味、悲しい関係ではあるので、普通のラブストーリーではない。今後、なかなか結ばれない2人の関係性が描かれていくというよりかは、お互いにどう思っているのかという心の変化みたいな部分が毎話結構出てくるので、その心の変化に対して、皆さんが切なくなったりするような感情の動きがあれば、私たちとしてはうれしく思います」

那須田 「やっぱり結ばれない2人だけど、それを彼らがどうやって未来を切り開いていくのか。乗り越えていけるのか。そこには必ず切ない思いがあるわけですけど、それでも応援してあげてほしいというところが見どころになっているのかなと思っています。そして、最後にどんな形で終えることができるのか、ドキドキして見ていただけたらいいなと」

――貴重なお話をありがとうございました! 最後に初回を楽しみにしている方々へ向けてメッセージをお願いいたします。

武田
 「本作を一言で表すことは難しいんですが、本当にいろんな気持ちになれるドラマになっていると思いますし、実際に見ていただけたら楽しく感じていただけるのではないかなと。また今後、回を増すごとにストーリーもどんどん壮大に展開していきますので、ワクワクドキドキしながら見ていただけたらうれしいです」

那須田 「本当にこれから回を増すごとに見逃せない部分がたくさんあると思いますし、その中で俳優としての平野くんのいろんな魅力をたくさん見ることができて、ずっと楽しめるドラマになっているんじゃないかなと思います。ぜひ、ご覧ください!」

――ありがとうございました!

【番組情報】

金曜ドラマ「クロサギ」
10月21日スタート
TBS系 
金曜 午後10:00~10:54 ※初回は午後10:00~11:14

TBS担当 M・M



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