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山田裕貴「全然舞い上がってないです」 エキストラ時代の悔しさから「過去一」のシーンを作り上げた「ホームルーム」インタビュー【前編】2020/02/03

異例の同時期2作主演に「全然舞い上がってないです」

山田裕貴「全然舞い上がってないです」 エキストラ時代の悔しさから「過去一」のシーンを作り上げた「ホームルーム」インタビュー【前編】

 放送中の「SEDAI WARS」では、何事に対しても受け身な性格のゆとり・さとり世代の27歳・柏木悟を演じている。周囲に流されて大統領決定戦「SEDAI WARS」に参加する、冴えない若者の役だ。

「僕、だいたい悪い役か明るい役が多かったので、そういう“普通”の役をずーっとやりたかったんですよ。あと、変人もやりたかったんです。僕のやりたい役を両方とも用意してくれて、MBSさんには感謝ですね(笑)」。

 挑戦してみたかった役が二つも舞い込むが、そこに浮かれてはいない。「同時期2作主演で『すごいことだなぁ』とは思いますけど、やれてすごいな、で終われないじゃないですか。見てもらわないといけないんで。すごく感謝していますし、こんなにありがたいことはないなって。だからこそ見てもらわないとなって思ってるので、全然舞い上がってないです。作品の完成度というか、役に入り込めた感覚的には満足してるんですけど、でも見てもらわないとなっていうのが一番ですね。冷静です、すごく」と落ち着いた声で語る。

 小林勇貴監督とのエピソードや、お芝居以外で「心が動いた」ことについてお話を聞いたインタビュー【後編】はこちら。

山田裕貴「全然舞い上がってないです」 エキストラ時代の悔しさから「過去一」のシーンを作り上げた「ホームルーム」インタビュー【前編】
山田裕貴「全然舞い上がってないです」 エキストラ時代の悔しさから「過去一」のシーンを作り上げた「ホームルーム」インタビュー【前編】

【プロフィール】

山田裕貴(やまだ ゆうき)
1990年9月18日生まれ。愛知県出身。おとめ座。11年、「海賊戦隊ゴーカイジャー」(テレビ朝日系)でデビュー。近年の主な出演作は、映画「あゝ、荒野」「万引き家族」「あの頃、君を追いかけた」「HiGH&LOW」シリーズ、ドラマ「ホリデイラブ」「特捜9」シリーズ(ともにテレビ朝日系)、「健康で文化的な最低限の生活」(フジテレビ系)、連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)、舞台「終わりのない」など。映画「嘘八百 京町ロワイヤル」が公開中。さらに映画「燃えよ剣」「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」が公開予定。4月24日公開の映画「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」ではアニメ作品の声優に初挑戦する。

【番組情報】

ドラマ特区「ホームルーム」
MBS 木曜 深夜0:59~1:29
tvk 木曜 午後11:00~11:30
チバテレ 金曜 深夜0:00~0:30
テレ玉 水曜 深夜0:00~0:30

取材・文・撮影/宮下毬菜(TBS・MBS担当) 
撮影/尾崎篤志

<参考文献>山田裕貴オフィシャルブログ「Trust yourself.」<https://ameblo.jp/yuki-yamada-we/entry-12012317306.html>(2020年1月29日閲覧)

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