中島裕翔がダークなキャラクターで新境地を開く「純愛ディソナンス」がいよいよスタート――“愛は、純粋すぎると毒になる。”2022/07/14

　原作のない、完全オリジナルで描かれるドラマ「純愛ディソナンス」（フジテレビ系）。

　主演を務めるのは、Hey! Say! JUMPの中島裕翔。中島は、これまでの爽やかなイメージを一変させるような、ダークで、打算的で、闇を抱える音楽教師・新田正樹を演じ、吉川愛扮（ふん）する女子高校生・和泉冴との越えてはいけない禁断の関係を体当たりで表現していく。高校が舞台の第一部と、その5年後を描く二つの時系列を舞台に、純愛から生み出されるドロドロな展開が見どころとなっている。

　5年という月日を演じ分けることについて、吉川は「私はあんまり変えてはない。これまで、人生5年たったとしても中身って変わらないもんだなということに気付きまして。見た目や環境が変わるくらいかな」と、あさっりめな回答。対して中島は「5年の月日で何があったかを比較した時に、難しい作業だと思った。割と最初から新田正樹という男はすれてるんですけど、ビジュアル的にも内面的にも、5年後はよりすれる。よりすれて、より疲れて、よりダークになっている。普段見ないようにしてきたちょっと嫌なこととかを思い出したり…その力を借りてやるようにしてる」と打ち明けた。

　続けて、木曜午後10：00放送のドラマ枠では初主演となる中島に、座長を務めることへのプレッシャーはあるかと聞くと、「ありますよ！　めちゃめちゃありますよ」と食い気味に反応。「でも、やったことがない役にチャレンジできる機会をいただいているので、それ（プレッシャー）を押しのけて、チーム一丸となって皆さんの期待に応えられるように、もしくはそれ以上のものを届けられるようにやるだけ」と力強く意気込みを語った。