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【WATCH的イケメン図鑑】Vol.6  マット・ズークリー2019/04/21

爽やかな外見に、大人の色気もプラス

 今年1~3月に放送された日本のドラマ「グッドワイフ」(TBS系)で、主人公のライバルにあたる若手弁護士・朝飛光太郎を演じていたのは北村匠海さん。優秀だけど生意気で、ほんのり闇もあるキャラクターにひきつけられた視聴者も多いのでは? となると、同作のオリジナルにあたるアメリカのドラマ「グッド・ワイフ」(09~16年)で、彼の役を演じていた俳優のことも気になるはず。いや、気になってもらわなくてはもったいない! “アメリカの朝飛”ことマット・ズークリーも、要チェックのすてきアクターなのだから。

「グッド・ワイフ」でマットが演じていたケイリー・アゴスが、大手法律事務所の正式採用をめぐって主人公と争う展開は日本版と一緒。北村さんの朝飛と同様、ケイリーも法律家として敏腕で、目的のためなら手段を選ばないしたたかさがあった。けれども妙に憎めず、みなぎる野心すらチャーミングなキャラが、マット自身の爽やかアメリカンな外見と絶妙にマッチ。ケイリーは「グッド・ワイフ」に欠かせない存在として人気を集め、7年間にわたるシリーズを中心で支え続けた。

 実はこのマット、「グッド・ワイフ」以前からドラマ界では注目を集めていて、最初のブレークは「ギルモア・ガールズ」(00~07年)にて。強く楽しく生きるローレライ&ローリー・ギルモア母子の悲喜こもごもを描く同作に、ローリーの恋人、ローガン・ハンツバーガー役で配役されたのが始まりだった。「グッド・ワイフ」では弁護士のエリート感を難なく醸し出していたマットだけど、「ギルモア・ガールズ」のローガンも上流のお坊ちゃま。ローリーとの出会いの場である大学も、名門・イェール大学ですから! 笑うとなくなる目と目尻のシワシワ、キュッと上がる口角、そしてフワクシャの金髪のせいか、エリートやら、名門やら、お坊ちゃまやら…そんな役どころが似合っちゃうんですね。04~07年に演じたローガンも、09~16年に演じたケイリーも、マットの魅力あってこその役と言えるかもしれない。

 じゃあ、「グッド・ワイフ」終了後は何を演じているの? その問いに張り切って答えてくれるのが、現在も絶賛放送中の医療ドラマ「レジデント 型破りな天才研修医」! なんとこちらは、マットがタイトルの“天才研修医”を演じている作品。つまり、主演なのだ。しかも、エリート系やお坊ちゃま系を演じさせたら右に出る者のいないマットが天才のお医者さんだなんて、ずるいドラマ❤︎ 天才のお医者さん、コンラッドも例にもれず優秀で、しかも優秀なのを自覚していて、まあまあふてぶてしく、要するに萌えさせてくれる。そんな彼が“腐敗上等”の大病院で、上司にタテ突くこともいとわず、医療への情熱や正義感を貫く姿が描かれていくのが物語の主な流れ。デキる男なうえに反抗キャラだなんて、まあすてき。しかも、マット自身が年齢を重ねたことで、ローガンにもケイリーにもなかった大人の色気がコンラッドにはアリ。過去最高に脂ののったマットも、ぜひチェックして。

【プロフィール】

マット・ズークリー Matt Czuchry

1977年5月20日生まれ。アメリカ・ニューハンプシャー州出身。チャールストン大学を卒業し、2000年に俳優デビュー。「ザ・プラクティス」(97~04年)などにゲスト出演した後、「ギルモア・ガールズ」(00~07年)のローガン・ハンツバーガー役で知名度を上げる。16年に制作された続編「ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ」でもローガン役を演じた。

【番組情報】

「レジデント 型破りな天才研修医 シーズン2」
5月7日スタート 
FOX 
火曜 午後10:00~11:00ほか(二カ国語)
※5月8日から字幕版も放送

文/渡邉ひかる

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