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本郷奏多が「カムカムエヴリバディ」で“朝ドラ”初出演!「母がすごく喜んでくれました」2022/03/04

本郷奏多が「カムカムエヴリバディ」で“朝ドラ”初出演!「母がすごく喜んでくれました」

 1984年から1992年を描いた連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)第18週(2月28日~3月4日放送)。27歳になった大月ひなた(川栄李奈)はノストラダムスの大予言を信じていました。五十嵐文四郎(本郷奏多)からは「そんなの信じてるのか」と言われてしまいますが、ひなたは「あと7年で地球が滅亡するんやったら、1秒でも長く文ちゃんと一緒にいたい」と思いを告白。

 五十嵐の答えが気になるところで、土日に入ってしまいましたね。早く続きが見たいですが、今回は五十嵐を演じる本郷さんのコメントを紹介します。

 出演が決まった時の心境を「“朝ドラ”は初めて出演させていただくのでうれしかったです。母に『今度“朝ドラ”出るよ』と報告したらすごく喜んでくれました。『毎回見ているからすごくうれしい』と言ってくれたのが、印象的でしたね。僕は、朝なかなか起きられないので、これまで“朝ドラ”をあまり見られなかったんですが、もちろん今回は皆さんが作っているものを見ています。出演が発表されたタイミングで、特に年配の方や大人の方から『“朝ドラ”出るんだ、すごいね』と言っていただけたので、やはり“朝ドラ”は歴史ある作品なんだなと、あらためて思いました」と振り返ります。

 演じる上で意識したことをお聞きすると「“大部屋俳優”ってなんとなく聞いたことはあるけれど、そんなに詳しく知らなかったジャンルだったので、いろんな資料や実際の大部屋俳優の方のインタビューなどをまとめたものをいただいて参考にしました。独特な文化だなと思いますね。われわれのやっている“俳優”とはまた全く違う、いろんな常識やしきたりがあって、独特な世界だったんだなと思っています」と明かします。

 普段から役作りの資料を読んだり、ご自身でも調べたりしている本郷さん。「僕はアクションの経験はあるのですが、時代劇の“ザ・立ち回り”っていうものをやったことがなくて。殺陣(たて)というのは万が一にも刀が相手の役者さんに当たってはいけないんです。アクションものだったらしっかり戦っているように見える迫力のある格好いい映像が最優先なんですけど、時代劇の殺陣はお互いが気持ちよく安全にできることが最優先。 同じ刀を振るっていうことでも、やっているスポーツが違う感覚で難しいです」と自身の経験と比較して“大部屋俳優役”の難しさを語ります。

本郷奏多が「カムカムエヴリバディ」で“朝ドラ”初出演!「母がすごく喜んでくれました」

 ひなたと五十嵐の今後の関係も気になりますが、撮影中の川栄さんについて「ひなた役の川栄さんはすごく元気で、もちろんお芝居もすてきです。“朝ドラのヒロイン!”という感じで、みんなが愛すべきキャラクターを演じられるのがすごく上手だなと感じました。きっとひなたは、ほっとけないというか、ちょっとどこか抜けているところがあるんだけど、そこがまたかわいらしいようなキャラクターになっていくんじゃないかと思います」と魅力を教えてくれました。さらに「ほかにも、伴虚無蔵さん(松重豊)や轟強監督(土平ドンペイ)などキャラクターが立った登場人物が多いので、皆さんがどう楽しんでお芝居されるかっていうのが、僕としてもすごく楽しみですね。松重さんとはお芝居を一緒にさせていただくのが初めてですが、たくさん作品を拝見していて、すごく好きな俳優さんのお一人なので共演が楽しみでした。撮影でご一緒すると結構ラフに話しかけてくださいます。これから一緒のシーンが多くなるので、松重さんともしっかりコミュニケーションを取って師弟関係を築いていけたらいいなと思っています」とコメント。

 最後に作品の見どころを「ヒロインが3世代にわたっていて、100年を描くというのがすごく斬新。連続ドラマは最初から最後まで見ないと基本的には分からないような作品が多いと思うんですけど、今回はそれぞれのパートだけでもオムニバスのように楽しめる構成になっているので、『最初から追えてない!』『途中まで見てなかった!』という方でも、ぜひ見ていただきたいですね。もちろん全部見た方がしっかりと深く追えるけれど、途中からでも心温まる脚本になっていると思います。僕自身も一生懸命いい作品にできるよう、キャラクターに命を吹き込む作業をしています。夢に向かって生きる若者には、若いからこそうまくいかないこともあるのですが、そういう中でたくさん頑張っていくキャラクターがひなたと五十嵐だと思っています。視聴者の皆さまにはそんな2人を見て自分の若い頃を思い出したり、わが子のことを思ったりしながら応援していただけたらうれしいなと思っています」とアピールしました。

第19週あらすじ(3月7日~11日放送)

 ひなた(川栄)が企画した映画村のお化け屋敷は大成功を収めますが、落ち武者の幽霊を演じた五十嵐(本郷)は、大部屋俳優のままではだめだと焦りを募らせます。そんな中、五十嵐はひなたの弟・桃太郎(青木柚)の誕生日に大月家でご飯を食べることに。しかし、夜になっても現れず、ひなたは心配します。その頃、1人でやけ酒をあおっていた五十嵐は、酔いに任せて騒動を引き起こし…。

【番組情報】

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
NHK総合 月曜~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月曜~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I



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