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TELASAで独占見放題配信中! 山田杏奈が激情に身を焦がす少女を演じる映画「ひらいて」の魅力とは?2022/03/04

 3月1日からTELASAで映画「ひらいて」が配信スタート。小説「蹴りたい背中」で芥川賞を最年少で受賞し、デビュー作「インストール」や「勝手にふるえてろ」などを生み出した作家・綿矢りささんの同名小説を原作に、思いを寄せる同級生への激しすぎるほどの愛情を抱えた女子高校生の姿をセンセーショナルに描き出している本作。今回は一度見たら抜け出せなくなること間違いなしの本作の魅力をご紹介します。

感情の渦が押し寄せる 没入必至のストーリー

 山田杏奈さん演じる主人公の木村愛は、かわいらしい顔立ちと誰にでも分け隔てなく接する明るい性格、成績も優秀でクラスの中心的人物。そんな彼女は寡黙で、どこか不思議な雰囲気をまとった同級生の西村たとえ(ジャニーズJr./HiHi Jets・作間龍斗)に片思いしていた。大学受験を控え、学校に塾にと何の変哲もない日々を送っていたある日の夜、友人の多田健(田中偉登)の提案で学校に忍び込むことに。1人教室に忍び込んだ愛は、たとえのロッカーに入っていた手紙を呼んで、たとえが隣のクラスの病気がちで目立たない進藤美雪(芋生悠)とひそかに付き合っていることを知る。嫉妬にも似た感情を抱いた愛は美雪に近づくが……。

 学校では明るく人気者、家では親をうっとうしく感じる、ごくありふれた女子高生の愛。冒頭は、たとえと少しでも話すために先生から返却されたたとえのノートを最後に後回ししたり、ゴミの片付けを手伝ってもらったりする(愛の場合は少しやり方が過激ですが…)愛の姿を「懐かしいな、この感じ」と思いながら見ていた筆者でしたが、愛がたとえと美雪が付き合っていることを知ってから様子が一変。悔しさなのか、怒りなのか、嫉妬なのか…言葉では言い表せない感情にのみ込まれた愛は、たとえを手に入れるために衝動のままに行動していくようになります。

 周囲だけでなく自身をも焼き尽くすほどの激情を抱える愛、そして家庭に問題を抱えたたとえと控えめで友達が少ない美雪。思春期特有の揺れ動く感情が三者三様に描かれていて、3人の切実さに目が離せなくなってしまうはず。綿矢さんの原作小説に17歳の時に出合った首藤凜監督が「この映画を撮るために監督になった」と語るほどにじっくりと構想されていることもあり、感情表現がとても豊かで、没入感たっぷり。視聴後には余韻が長く続くので、週末などしみじみとその味わいに浸れる日に見ることをオススメします…!

主演・山田杏奈の演技に圧倒される

 本作を語る上で外せないのが、主人公の愛を演じている山田杏奈さんの演技力の高さ。これまでも作品によって多彩な魅力を見せていた山田さんは、本作でも人気者の明るく愛らしい表情、危なげな雰囲気をはらんだ表情、激情を燃えたぎらせているかのような表情など、さまざまな表情を見せています。物語の序盤と中盤、終盤で全く異なる表情を見せ、視聴者をグッと作品の世界に引き込みます。

 そんな山田さんの演技の中でも特に注目してほしいのが“瞳の演技”。大きな目が印象的な山田さんですが、たとえへの強い執着をたぎらせている瞳は「次は何をしでかすのだろう」と見ていてハラハラし、一方で全く感情が読めない光がない愛の瞳は冷たく寒気を感じてしまうほど。その変化や対比がとても印象的で、“愛”という役が見事に表現されているように感じます。

 さらに、山田さんと芋生さんの体当たりの演技にも注目。美雪の家で、感情むき出しで美雪に触れる愛とそれを受け入れる美雪、さらに教室でたとえに自分の思いをぶつける愛の姿は秀逸です。どちらも一見エキセントリックにも受け取られてしまいそうなシーンなのですが、山田さん、芋生さん、作間さんの演技と演出が相まって、美しくもあり、切なさや残酷さもはらんだ印象的なシーンになっています。

 人を愛するとは何なのか?を問いかけてくる本作。「欲望に忠実すぎて好きになれないかもしれない…」と思っていた愛のことも、ラストを迎える頃にはいとしく感じ、抱きしめてあげたくなっているはず…。押し寄せてくるさまざまな感情、その場の空気を切り取ったような演出、若手俳優たちの体を張った演技。どれもが本当に素晴らしいのですが、この視聴後の感情を言葉で言い表すことが難しく…少しでも興味を持った方はぜひご覧ください! 

【配信情報】

映画「ひらいて」
TELASAにて見放題独占配信中
https://bit.ly/3hyIEss

【プレゼント】

山田杏奈さん&芋生悠さんの直筆サインイン入りポスターを1名様にプレゼント!
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【締切】2022年3月31日(木)正午

テレビ朝日担当/K・T



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