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YouTube登録者数100万人目前! 吉本興業所属の4人組・ガーリィレコードチャンネルにロングインタビュー!【前編】2021/12/22

 吉本興業所属のお笑い芸人・ガーリィレコードチャンネル。高井佳佑さんとフェニックスさんによるコンビ・ガーリィレコードと、雨野宮将明さん、太郎さんという4人のメンバーからなるガーリィレコードチャンネルは、芸人がYouTubeで公式チャンネルを始めるのがまだ珍しかった2017年に公式チャンネルを立ち上げ、18年7月18日からは毎日動画投稿を行っています。

 凝った編集のない、まるでホームビデオのような動画は徐々に同世代の支持を獲得し、今ではチャンネル登録者数93.4万人、総再生数は5億2600万回以上(21年12月22日現在)。藤原竜也さんや武田鉄矢さん、米津玄師さんのものまねや、「鬼滅の刃」「ジョジョの奇妙な冒険」「ポケットモンスター」「大乱闘スマッシュブラザーズ」のキャラクターのものまね、「○○するデブ」というストレートな(?)タイトルの動画など、1600本を超える動画が投稿されているのですが、とにかくどの動画からも伝わってくるのは、4人の楽しそうな姿! 動画のコメント欄には、4人に対する愛のあるコメントがあふれています。

 ここでは、ガーリィレコードのコンビ名の由来から、登録者数100万人を目前とする今の心境、動画のこだわりなど、たっぷりお話していただいた模様を前編・後編にわたりお届けします。12月25日から48時間生配信で挑戦する「100万人目前企画」に向けての意気込みもお聞きしました!

「ガーリィレコード」というコンビ名の由来は?

――ガーリィレコードチャンネルの皆さんは、TVガイドweb初登場です。本日はよろしくお願いします!

雨野宮 「おとめ座のA型です! よろしくお願いします!」

太郎 「名を名乗ってくんない?(笑)」

雨野宮 「占いコーナーで使われるのかと…」

――(笑)。早速ですが皆さんは、高井さんとフェニックスさんによるコンビ・ガーリィレコードと、それぞれ別々に活動されていた雨野宮さん、太郎さんというNSC東京17期の同期4人で一緒にYouTubeを始めることになり、今はこの4人でガーリィレコードチャンネルとして活動をされていますよね。高井さんとフェニックスさんにお聞きしたいのですが、「ガーリィレコード」というコンビ名の由来は?

フェニックス 「僕たちが通っていた養成所がNSC神保町だったんですけど、その近くにあった『ガーリィシーン』という古本屋の“ガーリィ”と、『タワーレコード』の“レコード”をくっつけただけです。『コンビ名どうする?』って2人で話してたんですけど、あと数時間後には出さないといけないっていう状況になって…」

高井 「全然決まってなかったよね」

フェニックス 「規定の日時までに提出しないと、卒業ライブに出られなかったんです。なんとなく2人の共通の思いとしてあったのは、チュートリアルさんの“チュート”より、NON STYLEさんの“ノンスタ”とか、オリエンタルラジオさんの“オリラジ”みたいな略され方がいいよねって。それで一番語感が気持ち良かったのが、“タワレコ”」

高井 「『レコード』が決まって、じゃあ何レコードにしようって。マジでなんも出なくて、どうしようどうしようって焦ってたら、紙を提出する時間になっちゃったんですよ。ギリギリまで神保町の街を歩きながら、『松屋レコード…違うな』『神保町レコード…これも違うな』って考えて、その時に見つけたのが『ガーリィシーン』」

フェニックス 「この前見に行ったら、もうその古本屋はなくなってたんですけどね」

――でも………“ガリレコ”って略されてます…?

高井 「それが、“ガリレコ”って呼ばれたくて付けたはずなんですけど…。“ガーリィ”………」

一同 「あはははは!(笑)」

フェニックス 「危惧してた、前の方を取られる略し方になっちゃいまして。ミスったな…」

高井 「付けてから、ガーリィの“ィ”はちっちゃい“ィ”なのか、“ガーリー”って伸ばし棒なのか迷われたりするので、今思えばあんまりいい名前じゃなかったなって思います(笑)」

フェニックス 「『星のカービィ』と一緒です、って毎回言ってるんですけどね…(笑)」

――そんな経緯があったんですね…! では、フェニックスさんの「フェニックス」という芸名に由来はありますか?

フェニックス 「最初は本名の阿部光(あべ みつる)でやってたんですけど、2年目の頭に、マリリンジョイさんという先輩から『阿部くんは地味だ、名前を付けてあげる』と言われまして。マリリンジョイさんは姓名判断に詳しい方なんですけど、次の日に候補を三つ持ってきてくれたんですよ。一つ目が、カタカナで『フェニックス』。13角で、不死鳥とも呼ばれていて生き物的にも縁起がいいと。二つ目が、ひらがなで『あさのあつこ』だったんです。これも13角で、めちゃくちゃいいらしくて」

――え…?

太郎 「女優の『浅野温子』さんと同じです。それをひらがなで」

フェニックス 「はい。三つ目が、漢字で『金玉』だったんです。このどれかにするしかないと言われて、フェニックスを選びました。そこから確かに呼んでもらえることが増えたし、シンプルに『あべ』って芸人、めちゃくちゃ多いんですよ。劇場でも各期に絶対1人はいるくらい多かったんで、変えて良かったです」

登録者数100万人目前! 実感は?

――2017年にスタートしたYouTubeチャンネルが、今ではチャンネル登録者数93万人、総再生数は5億回超えとなっています。

雨野宮 「本当にピンときてなくて。数字で93万人とか、5億回って聞いても、すごくばかな数字だと思ってます。“100万”って、言葉だけだとばかばかしいじゃないですか?」

――「現実味のない、でっかい数字」みたいな感じですか?

雨野宮 「そんな感じです。だから実感がなくて…。ね!」

太郎 「急にハネると感じると思うんですけど、ゆるやかに徐々に上がってきたので、意外とそんなに…ですね。こういう取材をしていただいたりして、そういえばそうか、って実感するというか」

フェニックス 「1億回超えても、『おめでとう』って言われるわけでもないしなぁ」

高井 「それでいうと、総再生数が1000万回いくたびに『おめでとう』って連絡をくれる親戚のおばさんがいるんですよ」

太郎 「いるんだ!」

高井 「めっちゃ見てくれてんの。最初は返事してたんですけど、最近は既読スルーしちゃってます」

雨野宮 「それ、botじゃない? 本当に親戚?」

太郎 「『親戚のおばちゃんbot』?(笑)」

雨野宮 「ちゃんと電話して確認してみ?」

高井 「確かに電話はしてない。botおばさんなのかな?」

――高井さんは北海道の剣淵町(けんぶちちょう)出身なんですよね。地元の皆さんからの反響は変わりましたか?

高井 「実はあさって、初めて嫁と里帰りするんですけど、剣淵町の町長とお会いする機会があるんですよ。なんでも、町長が父さんに『今度息子さんが帰ってくることがあったら、話をしたい』と言ってくださったみたいで」

フェニックス 「これ以上、剣淵町を名乗るなってこと?」

太郎 「『もう剣淵町を出すのはやめてくれ!』って?(笑)」

高井 「いやいや、俺が剣淵町で一番有名人だから!」

雨野宮 「高井のお母さんもミス剣淵町じゃなかった?」

フェニックス 「そうじゃん!」

高井 「準優勝な!」

雨野宮 「でも応募総数すごいじゃん」

高井 「3人な!」

一同 「(爆笑)」

太郎 「3人中真ん中!(笑)」

高井 「どれだけあいさつ回りをしたかで決まるっていう(笑)」

太郎 「選挙じゃん! 政治じゃん!」

高井 「だから剣淵町では、お母さんの次に僕が有名なんです」

――芸能人一家ですね!

一同 「あはははは!(笑)」

高井 「そうなんですよ。町長の耳にも届いているくらいですから。ちょっとずつ反響は大きくなってますね」

藤原竜也さんは「絶対に公認とは言ってくれない」

――今のチャンネル登録者の割合は、どんな感じですか?

フェニックス 「93%が男性で、一番多いのは20代、30代です。僕たちと同世代がほとんどですね」

――女性の登録者を増やしたいと掲げる芸人さんもいらっしゃいますが、皆さんはいかがですか?

一同 「………」

雨野宮 「格好つけて『女はいらないぜ』って言おうとしたけど、恥ずかしくなっちゃって言えなかった(笑)。本当はほしいなって…」

高井 「うん。本当はほしい」

太郎 「はい。ウェルカムです(笑)」

雨野宮 「ただ、自分たちから狙いにいくとかはなかなかね」

太郎 「うん。狙い方も分かんないし…」

――こだわりもたくさんあると思うのですが、中でも重視していることはありますか?

太郎 「うーん、なんだろう? 4人が一番面白いと思うことをやるというのが、こだわりの一つかなって思いますね」

フェニックス 「でもその結果、女性の支持が7%なんで…。女子、いらないっすよね」

太郎 「おい、ダセーな!(笑)」

雨野宮 「(シュンとするフェニックスさんの頭を、そっとポンポンする)」

太郎 「何してんの(笑)」

高井 「それ(頭ポンポン)やったらモテるって聞いたんだよな?」

太郎 「こいつ(フェニックス)が女子だったらまだ成立するけど、女子じゃねーんだよな(笑)」

高井 「全部間違えてるんだよな(笑)」

太郎 「こんなんばっかりやってるから、ダメなんでしょうね(笑)」

フェニックス 「キツいもんな…」

雨野宮 「視聴者置いていっちゃってるんだろうなって…」

――でも、動画をアップするたびにたくさんのコメントが寄せられていますよね。高井さんは、さまざまなものまねのレパートリーがありますが、やっていて一番楽しいのはどのものまねですか?

高井 「どれがというより、予期せぬところでこの3人が心の底から笑ってくれる時が本当にうれしいですね。『武田鉄矢がプロレスラーだったら』という動画があるんですけど、ものまねというには申し訳ないくらいのクオリティーなんです(笑)。でも、必殺技をする時にみんながめちゃくちゃ笑ってくれたのがすごくうれしかったんですよね」

――高井さんは藤原竜也さんのものまねもたくさん投稿されていますよね。藤原さん公認なんですか?

高井 「公認………ではないんですよねー…」

一同 「(笑)」

――非公認?

高井 「非公認じゃないです! 非公認じゃないです!! 黙認です!!」

フェニックス 「拒否されてはない、っていう(笑)」

高井 「非公認と黙認は別物なので(笑)。好きにやって、という感じで、認めてもらってはいますね。でも絶対に公認とは言ってくれないんですよ。いつの間にか、黙認としか言ってもらえなくなりました(笑)」

――今後、YouTubeでやってみたいことはありますか?

高井 「僕がさせてもらっているものまねのご本人を呼びたいです。藤原竜也さんも、Mr.Childrenの桜井和寿さんも、米津玄師さんも! ビッグネームの皆さんをあの部屋に呼んでみたいですね」

太郎 「やりたい! 来てくれたらうれしいね」

 インタビュー後編では、今年「M-1グランプリ」に2年ぶりにエントリーした理由や、登録者数100万人を突破したら実現したい公約などをお聞きしました。また、1600本を超える動画から、見てほしい動画をそれぞれ1本だけ選んでいただきました!(後編はこちら:https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1285695/

【プロフィール】

ガーリィレコードチャンネル
2012年4月、NSC東京17期生の高井佳佑とフェニックスによりガーリィレコードを結成。17年、YouTubeチャンネル「ガーリィレコードチャンネル」を開設し、同期の雨野宮将明、太郎と共に4人のユニット・ガーリィレコードチャンネルとして活動している。12月25日午後7:00より、自身の公式YouTubeチャンネル「ガーリィレコードチャンネル」にて、チャンネル登録者数100万人達成を目指し、ハンバーガーを1000個食べる企画「~100万人目前企画~ハンバーガー1000個食べるまで終われま1000」を48時間生配信。

取材・文/宮下毬菜



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