「らせんの迷宮」中田圭祐が田中圭＆安田顕との秘話を明かす！「お二人とも切り替えがすごくて、撮影現場でのたたずまいを勉強させていただきました」2021/10/29

　天才遺伝子科学者・神保仁（田中圭）と熱血刑事・安堂源次（安田顕）の凸凹バディが、遺伝子情報を駆使しさまざまな事件を解決に導くドラマ「らせんの迷宮～DNA科学捜査～」（テレビ東京系）。10月22日放送・第2話では、神保が紙のDNA情報から、犯人が遠山友蔵（笹野高史）であるということを突き止めました。そして、神保の分析情報によると、神保と源次のDNA相性診断結果はまさかの98％!!　これから2人がどうやって力を合わせて難事件を解決していくのか、ますます楽しみですね。

　そんな2人と共に、事件解決のために奮闘する、源次の部下で若手刑事・瓜生夏樹を演じている中田圭祐さん。今回は、中田さんに、田中さんや安田さんの印象や、共演シーンが多い安田さんとの上司と部下のような関係についてお伺いしました！

――本作では、神保仁役を田中圭さん、安堂源次役を安田顕さんが演じていますが、お二人と共演されてみていかがでしたか？　

「圭さんとは、2度目の共演になるのですが、毎回面白い世間話をしてくださるんです。圭さんとの共演シーンには、安田さんもいらっしゃることが多いので、その話を聞いている安田さんは『どういうリアクションをされるんだろう!?』とお二人を俯瞰で見ていたりして（笑）。貴重なお話ばかりで、とても面白かったです。でも、撮影が始まると、お二人とも切り替えがすごくて。そういった部分も間近で見させてもらって、撮影現場でのたたずまいを勉強させていただきました」

――撮影現場での雰囲気が伝わってきます。安田さん演じる源次と、中田さん演じる瓜生は上司と部下の関係ですよね。

「安田さんとは初めて共演させていただいたのですが、一緒のシーンがとても多かったです。3話（10月29日放送）を撮影している最中に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で撮影が中断になったのですが、その短い期間でも、安田さんは僕に対して、まさに上司と部下の関係のようなたたずまいでいてくださいました。僕自身、役者の世界でまだ知らないことも多いので、安田さんの姿を見ていろんなことを勉強させてもらいたくて、『気になることがあれば言ってください！』とお願いしていたんです。そうしたら、さまざまなことを教えてくださって。安田さんが言ってくださったことを忘れないように台本に書いて、1年間の撮影休止期間中に何度も見直して再確認する作業をしていました。撮影が再開したら、またたくさんのアドバイスをいただきました。台本に書き込んだことは、今後もほかの作品で演じる際に大事にしたいと思います。安堂さんと瓜生くんの関係にリンクしているような、本当にありがたい先輩です。安田さんが大好きで、現場でくっついていました（笑）」

――中田さんの安田さんへの思いが伝わってきます！（笑）。安田さんからは、具体的にどんなことをアドバイスしていただいたんですか？　

「本当にたくさんありますね。技術的なことだと、“カメラが誰を撮っているのか”という意識を持つということなどを教えていただきました。僕は、瓜生でいることに集中しすぎて周りが見えていない時があったのですが、安田さんはほぼ全員のスタッフさんの動きを把握されていて、そのシーンを成立させるためには自分がどう動けばいいのかという設計図を持たれていて、『役に集中しているのは分かるんだけど、そのいい顔が映っていなかったらもったいないから』とアドバイスをいただいて。今よりもっとよくなるようなコツを都度教えていただいてすごく勉強になりました。安田さんに教えていただいたことは、どの作品で演じる時も、すごく意識しています」

　中田さんのお話から、田中さんや安田さんたちと和気あいあいとした雰囲気の中で撮影されていたことが分かりました。また、中田さんが安田さんからのたくさんのアドバイスを大切にされているさまから、お二人のすてきな関係性が垣間見れましたね。作中の源次と瓜生のシーンにも、あらためて注目してみてはいかがでしょうか？

　本日10月29日放送・第3話では、源次が「公園で人が死んでいた」という連絡を受けます。警察官・松木宏（須賀健太）と現場へ向かうも、そこに死体はなく、酔っぱらいの見間違いと判断。しかし後日、血の海と化したアパートの一室が発見されるのです。ただ、死体も、運び出した痕跡もないようで…。死体が消える難事件に困った源次は、神保に助けを求めます。被害者は赤島典子（徳永えり）で、髪の毛と血液のDNAが一致しますが、神保は出血量が多過ぎる点に目を付け…⁉　謎すぎる事件の真相を神保＆源次がどう暴くのか、ご期待ください！