テイオーの長い休日2023/07/30
番組情報
キャラクター紹介
- 熱護大五郎(船越英一郎)
元“2時間ドラマの帝王”で、ドラマ出演300作を超える俳優。時代の流れとともにテレビ局が2時間ドラマの制作から撤退し、現在は1年以上仕事がない状態。芸能事務所「オリプロ」所属。担当していたマネジャーが逃げてしまい、営業をかける人間もいない中、新担当のゆかりと出会う。性格は、よく言えば生真面目だがかなりの偏屈で、自分ルールを曲げられず時代に取り残されている。 - 吉田ゆかり(戸田菜穂)
熱護のマネジメントをするために復職してきた、元敏腕マネジャー。大手タレント事務所「トレランス」で働いていたが、7年前にある事情で業界を追われた。その後は子育てに専念していたが、3年前に夫が他界し、3人の子を持つシングルマザーに。偏屈な熱護に振り回されながらも、その真意に気付き、彼のために奔走する。 - 萩原匠(今井悠貴)
「オリプロ」所属の売れない俳優。熱護の付き人をしている。新人時代に端役として共演した際、熱護の役者としての生きざまにほれて弟子入りした。現在は付き人の給料とアルバイトでなんとか生活している。周囲に気を使う性格で、熱護にもかわいがられている。 - 伊集院大樹(白石隼也)
「トレランス」所属の人気俳優。若い頃、ゆかりがマネジメントをしていた。ゆかりに育ててもらったという恩を感じているが、現マネジャーで事務所の取締役でもある寿には逆らえない。新人時代に共演したことのある匠とは旧知の仲。熱護のことは、古い考え方の役者だと感じている。 - 藤本千春(久保田磨希)
「オリプロ」のデスク。電話窓口のほか伝票管理などをしている。関西出身であけすけに物を言うが、根は優しいお母さんタイプ。ゆかりのことを、心配しつつも温かく支えている。 - 寿彰(前川泰之)
「トレランス」の取締役。伊集院のチーフマネジャーでもある。ゆかりが「トレランス」に所属していた時は同期だった。ゆかりの退職後、伊集院を担当し事務所内で出世。次期社長候補と言われている。ゆかりとは因縁がある。 - 城戸太一(木場勝己)
「オリプロ」の社長。熱護とは30年来の腐れ縁。芸能界で長く生きてきただけあり、海千山千の人物だが、最近は時代の流れに取り残され、昼あんどん状態。おいしいカレー店巡りにいそしんでいる。
出演者
船越英一郎/戸田菜穂/今井悠貴/白石隼也/久保田磨希/前川泰之/木場勝己 ほか
スタッフ・音楽
脚本:入江信吾/脚本:川崎いづみ/脚本:諸橋隼人/演出:吉川鮎太/演出:白川士/企画:市野直親/プロデューサー:松本圭右/プロデューサー:井上竜太
主題歌:上野大樹「素顔」/オープニングテーマ:Beverly「Bumpy」
概要
船越英一郎が仕事のなくなった“2時間ドラマの帝王”に扮するヒューマンコメディー
仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”が、女性マネジャーと共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディー。リアル2時間ドラマの帝王・船越英一郎が、2時間サスペンスが作られなくなりテレビから消えてしまった主人公・熱護大五郎を演じる。そんな熱護の前に現れる、ある事情で業界を追われた元敏腕マネジャー・吉田ゆかりに扮するのは戸田菜穂。ゆかりは3人の子どもを抱えるシングルマザーで、偏屈な熱護に振り回されるが、年齢も性別も違う2人はぶつかり合いながら、再起を懸け、世間という荒波に再び乗り出していく。共演者には今井悠貴、白石隼也、久保田磨希、前川泰之、木場勝己らが名を連ねる。
記者会見情報
フジテレビ系で放送する連続ドラマ「テイオーの長い休日」の制作会見に、船越英一郎と戸田菜穂が出席した。これまで2時間ドラマに数多く主演してきた船越が演じる熱護大五郎は、仕事がなくなった、元“2時間サスペンスの帝王”という役どころ。「セルフパロディーをやらせていただくのは、役者としてこれ以上の幸せはない。制作の皆さんから受け取ったラブレターだと思いました」と意気込みを語った。熱護とコンビを組む、3人の子どもを育てる元敏腕マネジャー・吉田ゆかりを演じる戸田について、船越は「聡明な方で、緻密に役を組み立てていてとても超感覚的なところもあって、瞬発力も素晴らしい。一緒にやっていて刺激をもらっています」と称賛。その戸田は「船越さんは、建築家のように緻密に計算して芝居をされている方。頼りになる船長です」と信頼を寄せた。
これは制作の皆さんから受け取ったラブレターだと思いました(船越英一郎/熱護大五郎)
セルフパロディーをやらせていただくのは、役者としてこれ以上の幸せはないけれど、同時に暴挙という大冒険でもあります。しかし、これは制作の皆さんから受け取ったラブレターだと思い、意を決して、まさしく荒海に乗り出した船越英一郎です(笑)。戸田菜穂さんは聡明な方で、緻密に役を組み立てていて、とても超感覚的なところもあって瞬発力も素晴らしいです。また、子役たちが素のままで映っている感じがすごくいいです。僕らはお芝居について恐縮する世代ですが、今の子どもたちにはそれがなく、この世代間ギャップも楽しんでいます。2時間ドラマは、日本が生んだ世界に誇れる文化。今回のドラマは、パロディーのようで2時間ドラマ愛にあふれた作品です。2時間ドラマ好きならほくそ笑む懐かしさが随所に出ています。既視感があるものが出てきたりしますが、それは製作陣が仕掛けたお楽しみです。一昔前まで、テレビはコミュニケーションツールでしたが、視聴方法が変わる中で、それも変化していきました。視聴時間やツールがバラバラだとしても、このドラマを通して皆さんのコミュニケーションが増えていければいいと思っています。
月曜から頑張ろうと思えるような、元気の出るドラマになっています(戸田菜穂/吉田ゆかり)
船越英一郎さんは、建築家のように緻密に計算して芝居されている方で、俯瞰して誘導をしていただける頼りになる船長です。(演じるゆかりは)電気もつかなくなったような家で、3人の子どもを抱えて頑張る役で、明るくて前向きでくじけず若々しいです。普段の私とは違って、明るさ200%で頑張りました。子役たちは、控室で待っている時にテスト勉強していたり、次の場面が泣きのシーンだと一生懸命にやったりして、昔の自分を見ているようでした。撮影では、自分に余裕がなくて子役たちを笑わせる余裕がなくて。セリフも多く、コメディーなので間が大事で、変な間を作らないように畳みかけるようにセリフを言うのにいっぱいいっぱいで、子役たちにサービスができていないです。いろいろな役者の方が出ているけれど、みんな口をそろえて「面白い台本だ」と言います。私たちも、やりながら楽しみでした。土曜夜の放送なので、月曜から頑張ろうと思えるような、元気の出るドラマになっています。
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