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出口夏希☆幼稚園の先生役で「コタローは1人暮らし」に出演中!2021/06/02

 横山裕演じる売れない漫画家・狩野進と、アパートで1人暮らしをしているワケあり(!?)の幼稚園児・さとうコタロー(川原瑛都)の交流を描くハートウオーミングなドラマ「コタローは1人暮らし」(テレビ朝日系)が放送中。そのコタローが通う幼稚園の先生・二葉透子役を演じているのが、女優として注目を集める出口夏希。年々、出演作が増えている中で思うこと、また10月には20歳になるということで、気持ちの変化などを聞いてみた。

──出口さんはもともと、小さなお子さんが好きだったんですか?

「はい、めいっ子が3人いるので大好きです。でも、実際に現場に入ったら、すごく大変でした。当たり前ですけど、子どもたちも一人一人性格が違いますし…。今まで親戚の子たちしか見てこなかったので、いろいろな子がいるなってあらためて思いました。静かな子もいれば、にぎやかな子もいますけど、みんなに共通しているのは、本当にかわいいっていうことです。1人、すごく甘えん坊な5歳の男の子がいて…私が座っていると、膝の上に乗っかってくるんです。そういう行動に癒やされています」

──幼稚園の先生を演じるにあたって、何か準備はしたのでしょうか?

「自分の幼稚園の頃のことを全然覚えていなかったので、インターネットで“幼稚園”って検索して映像を見てみたり、うちのめいっ子ちゃんたちに『先生にさようならって言われる時、どんな感じなの?』って聞いたりしました。あと、お姉ちゃんにも親目線から見た幼稚園の様子を話してもらったりもして」

──ちなみに、出口さん自身の子どもの頃の記憶は、何歳ぐらいからあるんでしょう?

「はっきりと覚えているのは小学校6年生ぐらいからですね(笑)。その前も少しずつ記憶はあって…。1回転校しているんですけど、そこから学校生活がすごく楽しくなって。転校後の記憶が濃すぎて、その前のことが薄くなっちゃったんですよね(笑)。でも、割と活発な子だったかもしれないです」

──そうなんですか!? 例えば…?

「雨の日に公園で泥ダンゴを作って遊んでいたり。お母さんに『家のそばで遊ぶね』って言っていたのに、遠いところに行っちゃったりもして(笑)」

──それ、お母さんに一番心配をかけて大騒ぎになっちゃうパターンじゃないですか!

「すぐに家に帰ったので、大丈夫でした(笑)。それが小4とか小5の頃です。でもうちのお母さんは心配性なので、とても厳しかったと思います」

──そういった大人の気持ちが、今回の役を通じて理解できるようになりました?

「どうだろう…逆に感心することが多いかもしれないですね。私は小4になっても泥ダンゴを作って遊んでいたのに、コタローちゃんは5歳なのにしっかりしているし、(演じている川原)瑛都くんも7歳ですけどプロ意識がすごく高いんです。撮影中に転んじゃって、周りの大人たちが『大丈夫っ!?』って言っているのに、スッと立ち上がってセリフをすぐに言い始めたんですよ。結構、派手に転んじゃったんですけど、そのままお芝居を続けたのを見て、『わ、すごいっ』と思いました。休憩中も宿題をして、それから台本を読んでいて…もう尊敬しかなかったです。でも、そんな瑛都くん=コタローちゃんのことが、みんな大好きで。岡先生(峯村リエ)も『コタローちゃん、写真撮ろ?』って、メロメロになっていました。もちろん、その後で私もコタローちゃんと一緒に撮っちゃいました(笑)」

──その共演者の方々横山裕さんをはじめ、峯村リエさんに西畑大吾さん、そして事務所の先輩の山本舞香さんとご一緒されてみて、それぞれどんな印象がありますか?

「舞香ちゃんとはドラマの現場で一緒になったことがなかったので、何か逆に緊張しちゃって…。でも、いつもどおりの感じで『どう?』って話し掛けてくれたことで、リラックスできました。やっぱり舞香ちゃんは優しいな~って(笑)。峯村さんも西畑さんも…皆さん本当に優しくて! 現場に入るたび緊張しちゃっていたんですけど、峯村さんがたくさん話し掛けてくださったんですよ。それで、私も緊張しないで話せるようになりました。撮影の最終日には『写真、一緒に撮ってくださいっ!』って、私からお願いして撮ってもらって」    

──すてきですね。横山裕さんとは?

「ご一緒したのは少なかったんですけど、たぶん私の緊張が伝わっちゃったのか、気さくに話し掛けてくださって。優しさがとてもうれしかったです」

──出演作も結構増えてきていますけど、まだ緊張してしまうんですね。そんな中で感じている、お芝居の面白さというのは?

「面白さは…正直まだ分からないです。作品ごとにもういっぱいいっぱいで…。そうやって考えると、まだまだこれからですね」

──今回みたいに幼稚園の先生になったり、いろいろな職業を経験できたりするし、自分とは違う人になれるのが楽しい、ということは?

「そうですね…『ガールガンレディ』(TBSほか)みたいに非現実的な世界を経験できたり、よく考えたら…いろんな役を演じていて、毎回新鮮です」

──次に演じてみたい役って、あったりします?

「よく聞かれるんですけど…今はそれどころじゃないんですよ〜(笑)。『次の作品のお話をいただいたら、頑張ろう』っていう感じなんですけど、それは常に目の前の作品のことでいっぱいいっぱいだからなのかなって」

──なるほど。ちなみに「コタローは1人暮らし」にはスピンオフドラマの「花輪せんせいは半人前!?」(TELASAで独占配信中)もあって、出口さんも二葉透子先生役で出演されていますね。

「はい、スピンオフは幼稚園でのエピソードがメインになっていて、花輪先生(西畑)が周りの人たちから支えてもらいながら成長していく姿が描かれています。透子先生は花輪先生の1歳下なんですけど、先生としては1年先輩なので、どっちかというと“見守る系”というか…。でも、花輪先生は自分で何とかしようとするので、たまには透子先生にも頼ってほしいなって思います(笑)」

──そういうところも含めて、この作品のどんなところを面白いな、すてきだなと思いますか?

「しっかり者のコタローちゃんの周りに、優しい大人たちが集まってきて助けていくところに、私はほっこりしていて。そういう人の優しさが感じられて、あったかい気持ちになれるところが好きです」

──出口さん自身の話をすると、今年の10月で20歳になりますね。

「はい。でも、まだ周りが私のことを子どもだと思っているから、あんまり意識するわけでもなくて。10代でいられるのもあと5カ月ぐらいなんですけど、そういう実感もないんですよね…。ただ、前は早く20歳になりたかったのに、今はなりたくない気持ちの方が強いかも。大人になると、もっと大人としてしっかりしていかないといけないから(笑)、19歳で止まっていたいなって」

──前はなんで20歳になりたかったんですか?

「17歳でこの世界に入ったんですけど、その頃の私は本当に幼くて。幼すぎて、みんなから子どもに見られていたので、『もっと大人っぽくなりたいな』って、ずっと思っていたんです。でも、気づいたら…19歳になっていました。最近、見た目はちょっとだけ前よりは大人っぽくなったかなぁって自分でも思います(笑)」

──10代のうちに何かしておきたいことはありますか?

「友達とたくさん遊びたいですね。みんな社会人になって、なかなか会う時間が少なくなってしまったので…ディズニーへ行ったり、高校生の時にやっていたことをしたりしたいです。今でもたまに地元の友達とは公園で“ポコペン(缶蹴りのような外遊び)”をして遊んだりするので、そういうこともできるうちにしておきたくて(笑)」

──確かに、ポコペンは今のうちかもです(笑)。あと、最近ハマっていたり、興味を持っていたりすることは何ですか?

「何かあるかなぁ…食べることで言うと火鍋が大好きなんですけど、コロナの影響でお店に食べに行けないじゃないですか。だけど、お仕事が終わると『あ~、辛いの食べたいっ』ってなるので…早くおいしい火鍋を食べに行きたいです」

──辛い食べ物が好きなんですか?

「大好きです。火鍋は辛ければ辛いほどいい!(笑)」

──激辛の料理を食べる番組もありますけど、挑戦してみたいなとは?

「辛いのが好きっていうだけで、すごく得意っていうわけでもなくて。1回、『蒙古タンメン 中本』の“北極”(※激辛で有名のラーメン)を食べに行ったことがあるんですけど、辛すぎて思わず、お店の人に『ヨーグルトないですか~!?』って聞いちゃいました。『ありませんっ』って言われましたけど(笑)」

【プロフィール】

出口夏希(でぐち なつき)

2001年10月4日、東京生まれ。天秤座。「ミスセブンティーン2018」に選ばれ、第30回フジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」(19年)で主演を務め女優デビュー。「ガールガンレディ」(TBSほか)にも出演中。

【作品情報】

「コタローは1人暮らし」
テレビ朝日系
6月5日
土曜 午後11:30〜深夜0:00

狩野(横山)とコタロー(川原)、その2人を見守る人々の交流を描く。透子(出口)は花輪(西畑)が幼稚園で居眠りしているのを目撃して…。幼稚園での出来事を描くスピンオフドラマ「花輪せんせいは半人前!?」がTELASAで独占配信中。6月5日放送終了後、スピンオフ第3話配信開始(全5話)。

【プレゼント】

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応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募締切:2021年6月2日正午〜6月9日午前11:59)

ハガキでの応募方法は「TVガイド」6月11日号(P98)をご覧ください。
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取材・文/平田真人 撮影/Marco Perboni ヘア&メーク/池田真希 スタイリング/下山さつき 

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