Series 連載

日比野芽奈☆「青春高校3年C組」から主演女優に!2020/04/22

 現在放送中のバラエティー番組「青春高校3年C組」(テレビ東京ほか)の生徒たちが出演するドラマ「あなた犯人じゃありません」(テレビ東京ほか)。その主演を務めるのが、日比野芽奈だ。学校で起こった殺人事件の謎を解いていく陰気キャラでクイズ好きの学級委員長・日比野芽奈を演じる彼女に、本作や「青春高校~」について聞くとともに、プライベートにも迫った。

── 「あなた犯人じゃありません」に主演することが決まったと聞いた時の、率直な気持ちを教えてください。

「うれしい!…って言うところなんでしょうけど、やばい!っていう焦りとか緊張とか、マイナスなことが先に来ちゃいました(笑)」

── でも、ちょっと楽しみだな、という気持ちも?

「その時は、まだなかったです。台本をもらって読んだら、ミステリーとしてシンプルに面白くて、やっとちょっと楽しみだなと思えたんです。小説を読んでいるみたいな感じだったし、セリフを言っている映像も浮かんできて。でもだんだん、これ私がやるの…? 今読んでいる長文を私は言えるの…?って感じになってきちゃって。自分が演じているイメージがまったく湧かなくて、やっぱり不安でしたね」

── 出演する「青春高校~」の皆さんとワークショップに参加してお芝居を学んでいたそうですね。

「はい! 毎回台本をいただいて、それを次の日までに覚えてきてやってみようとか、即興で物語を作ってみようとか、いろんなパターンのお芝居をしました。怒鳴るシーンとか泣き叫ぶシーンとかシリアスな感じとか…いろんな演技にも挑戦したんですけど、みんな、想像以上に上手だったんです。どこで覚えてきたんだよ!っていうぐらい(笑)。人のことはあまり気にしちゃいけないとは思うんですけど、正直、すごく気になっちゃいましたね」

── それはやっぱり、悔しかったんですか?

「うーん、なんだろう…。みんなつかむのが早いし、おのおののキャラクターに沿ってちゃんとできているのに、私は“私らしさ”が全然分からないし、やばいな、って。1日目が終わって、帰り道、みんなすごいなぁ、うらやましいなぁと思うと同時に、自分は何もないなぁ、空っぽだなぁって思いながら歩いていたら、涙が出てきちゃって…。ずっと泣きながら帰りました。初日はめちゃくちゃ落ち込んでいましたね。でも、みんなが上手だからこそ頑張ろう、と思えるようになったので、よかったです」

── そんなワークショップを経て、いよいよクランクインを迎えるわけですね。(※取材はクランクイン前日。現在は撮影休止中)

「そうなんです。だんだん楽しくなってはきたんですけど、いざ明日クランクインだと思ったら、どうしよう!って、今めっちゃ葛藤してます(笑)。始まったらきっと楽しいと思うからワクワク感はあるけど、でも私とタッグを組む刑事役の山崎(樹範)さんとお芝居が合わなかったらどうしようとか、NG連発したらやばいとか…悪い方にばっか考えちゃって。っていうかこんなこと、クランクイン前日に考えることじゃないですよね!(笑)」

── ドラマの中の日比野さんは、すごくネガティブなキャラクターですよね。今、話を聞いていて思いましたが、実際の日比野さんも…?

「そうなんですよ。彼女は相当ネガティブ思考ですけど、私も負けないぐらいマイナス思考ですね(笑)。私に沿って役を考えてくださったみたいです」

── 当て書きなんですね! では共通点がたくさん…?

「めちゃくちゃあります! 人に思いを伝えられないとか、1人で考えて考えて、ネガティブになっていって結局周りが助けてくれるとか」

── ドラマでは、日比野さんは別に悪くもないのにすぐに謝るし、口癖が「すいません」ですが、リアルですか?

「どうやら普段の私も、ちょっと何かあると、すぐに謝ってるらしくて(笑)。台本を読んだ周りの人たちに『マジで日比野だね』って言われました(笑)。えー、私そんなに謝ってる!?と思って。そういうところもキャラ設定に取り入れられているのかな。私ってこんなふうに見られていたんだ、って気づかされましたね」

── ほぼ本人みたいな役のようですが、好きなところはありますか?

「ドラマでは、陰気キャラの日比野と、クイズが好きな日比野と、謎解きする時の日比野がいるんです。もちろん1人なんですけど、三重人格ぐらいの感じで違うテンションなんですよ。その中でも、クイズ好きの日比野がすごいキラキラしていて。私も気持ちがすごく分かるというか、例えばディズニーとか、自分が好きなものに熱中しているところがすごく重なりますね」

── 演じる上で特に心がけたいなと思っていることは?

「その三つの人格を、きっちりと変えて演じるっていうのがすごく難しいんです。監督にも、あんまり差がないよ、って言われ続けているので、今もそこは不安ですし、差が出せるように頑張りたいなと思っています」

──「青春高校~」のプロデューサー・佐久間宣行さんから何かアドバイスなどはありましたか?

「佐久間さんとは監督との顔合わせの時にお話ししたんですけど、『日比野は芸人さんの話をしてる時は本当に気持ち悪いから、その気持ち悪いぐらいの芸人さん愛を、クイズ好きの時の芝居にぶつけろ』って。え、そんなに気持ち悪がられてた!?と思ったら悲しいんですけど(笑)」

── 普段よく見てくれているからこそですね。

「はい。ちゃんと見てくれていて、ありがたいです」

── 共演者の山崎さん、北乃きいさんとはいかがですか?

「顔合わせを含め、2、3回お会いしているんですけど、まだ人見知りが抜けなくて…。この前、3人でお話しする機会の時にも、すごく気を使わせちゃったんです。私が監督にお願いして、『山崎さんと北乃さんに演技のことを相談したいので、時間を作ってもらえませんか?』って言って、場を設けてもらったんですけど、いざその時間になった瞬間、まったくしゃべれなくなっちゃって(笑)。お二人に何一つ伝わらなくて、結局監督が通訳してくれました(笑)。慣れたらお話しできると思うんですけど、今まで俳優さん、女優さんとしてテレビで見ていた方々っていうのもあって、人見知りがひどくなっちゃっているんでしょうね」

── でも、山崎さん演じる刑事とはバディとして事件を解決していかなければいけないし、コミカルな掛け合いもありますよね。

「そうなんですよ~! だから山崎さんの足は引っ張れないので…頑張らなきゃって思ってます」

── 山崎さんから何か言われたことはありますか?

「『間を大切にしなさい』って言ってくれましたね。あと、『キャラクターを自ら作りにいかないで、言いやすいふうに言うべきだよ』って。それに、監督がおっしゃってたんですけど、『あとは山崎さんが合わせてくれるから大丈夫』って。めちゃくちゃ頼っていきたいと思います!(笑)。本当に心強いです。しかもクラスメートの役も、いつもの生徒のみんなということで、周りが知らない人じゃないので、すごく心強いし、安心感がすごいありますね」

── いつもはバラエティーだけど、みんなとお芝居をするってどういう感覚なんですか?

「なんか変な感じですね。ワークショップで見ていても、『青春高校~』の生徒たちがみんなで演技をしているっていうのが慣れないなって。視聴者の人も見たことがないと思うので、例えば、いつもはあんまりしゃべれないけど、めっちゃ演技うまいじゃん!みたいな子がいたり、こういうところで感情をすごく入れられるんだな、みたいな子もいたり。みんなの隠れた魅力みたいなものがすごく出ているんじゃないかなって。『青春高校~』ではバラエティーをやって、CDデビューをさせてもらって、歌って踊ってますけど、それだけじゃないんだぞ、演技もできるんだぞ、っていうのを見てほしいです」

── この春で「青春高校~」が始まって2年が経ちましたね。思い出は数えきれないほどあると思いますが、印象的なエピソードを一つ挙げていただくとしたら?

「夕方の放送の最終回に、副担任の中井りか先生と一緒にデビュー曲を踊ったんです。それが本当にうれしかったです! りか先生が副担任に決まった2年前から、いつか一緒に踊ってみたいなってずっと思っていたので、それがかないました。私たちもアイドル部ですけど、やっぱり全然違うんです。踊り始めた時にも、私たちなんかまったく見えないぐらい、りか先生が輝いていて…本当にすごかったです! オーラもありますし、全部が素晴らしくてアイドルだなって、私たちは見ていて感じて、向上心がすごい出てきました。りか先生と一緒に踊れたこと、お手紙やメッセージをいただけたことは、すごく大切な思い出です」

── 今回、初登場ということで、少しパーソナルなことも教えてください。最近のマイブームは?

「最近新しく見つけたものがあるんですよ! 納豆にハチミツとお酢を入れて、それを毎日のように食べています」

── それはどうやって見つけたんですか?

「もともとハチミツとお酢が単品で好きで、ご飯とかいろんなものにかけているんです。で、納豆にハチミツ、納豆にお酢、というのはやったことがあったんですけど、じゃあ私の大好きな二つをかけ合わせたらどうなるんだろうって思って両方入れてみたらすっごくおいしかったんです!(笑)。おすすめです! ご飯もいけますし、パンでもいいんですけど、私はそのまま食べたいです。誰も家族は共感してくれないんですけど(笑)」

── 自分でそうやってアレンジするのが好きなんですか?

「めっちゃしてます! チーズも好きで、そこには入れないだろ、っていうところに粉チーズを入れてみたりしますね。例えば、みそ汁とか。冒険したくなっちゃう(笑)」

── 一番好きな食べ物は?

「ハチミツとお酢とチーズです!(笑)」

── 料理のジャンルとかメニュー、食材ではないんですね(笑)。

「料理とかはそんなにはっきりしたものはないですね。何か料理があっても、だいたい何かしらをかけてから食べるので」

── なるほど。そうしたら全部好きなものになる、みたいなことですね?

「はい、そうなります!(笑)」

── お忙しい日々だとは思いますが、リラックスしたい時にやっていることは?

「カラオケです。『青春高校~』の友達と行くこともありますが、ほとんどは1人で行って、ぶっ続けで2、3時間ぐらい歌います。それをケータイで録音して、後に聴いて、あぁ、こここうしておけばよかったな、って勉強してるんです。人と一緒にカラオケに行くための予行演習をしてるみたいな感じです(笑)」

── では、同じ歌を何回も歌うんですよね。

「はい。いつか皆と一緒にカラオケ行って歌った時に、『お、うまいね! すごい!』って言ってもらえるぐらいのレベルに持っていこう、っていう(笑)」

── 得意な曲はありますか?

「今めっちゃ極めてるのが、ディズニーが好きなので、『アナと雪の女王2』の『イントゥ・ジ・アンノウン』と『リトル・マーメイド』の『パート・オブ・ユア・ワールド』。この2曲はテッパンで歌っていますね」

── みんなの前で披露する機会がまだ来ていないんですか?

「まだです。だから、準備してます!(笑)」

── 最後に、今後どんな活動をしていきたいか、教えてください。

「今後も『青春高校~』を続けたいです。また曲を出したいし、何かやりたいですね。だから、番組を終わらせない、っていうことを目指しています。個人的にはバラエティー番組が好きなので、出続けたいというのはありますが、この春から大学にも入ったので、経験を積んで、いろいろなことにチャレンジしたいです!」

【プロフィール】

日比野芽奈(ひびの めいな) 
2001年6月27日神奈川県生まれ。蟹座。B型。「青春高校3年C組」では学級委員長を務める。シングル「君のことをまだ何にも知らない」でメジャーデビューを果たした。

【番組情報】

「青春高校3年C組」 
テレビ東京ほか 
月曜 深夜0:12~1:00

秋元康×テレビ東京が理想の学校を作る青春バラエティー

●「青春高校3年C組」公式サイト https://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/
●「青春高校3年C組」公式Twitter https://twitter.com/3c_tx

「あなた犯人じゃありません」 
テレビ東京ほか 
近日スタート

1話完結型の学園ミステリー。クイズ好きなクラス委員長・日比野(日比野)が担当刑事の五島(山崎樹範)とタッグを組んで殺人事件を解決していく。

●「あなた犯人じゃありません」公式サイト 
https://www.tv-tokyo.co.jp/hanninjya_arimasen/

【プレゼント】

サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2020年4月22日正午~4月28日午前11:59)

ハガキでの応募方法は「TVガイド」5月1日号(P106)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://honto.jp/cp/netstore/recent/tokyonews-book/01.html

取材・文/四戸咲子 撮影/蓮尾美智子

この記事をシェアする




Copyright © TV Guide. All rights reserved.