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「GTO」生徒役連載第8回・北里琉「演じていて苦しくなるんだろうなと感じました」2026/09/06 10:00

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「GTO」生徒役連載第8回・北里琉「演じていて苦しくなるんだろうなと感じました」

 TVガイドWebでは、反町隆史主演のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「GTO」(月曜午後10:00=カンテレ制作)の放送に合わせて、各話で物語の中心となる生徒役のキャストにインタビュー。第8回に登場するのは、第8話のメインキャラクター・石橋心愛を演じる北里琉。心愛は、1年B組の生徒の一人で、見た目への悩みを抱えながら、自分自身の価値や居場所を見失いかけている女の子だ。

 藤沢とおるさんの同名漫画を原作とする「GTO」は、元暴走族の教師・鬼塚英吉(反町)が、生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。本作では、52歳となった鬼塚が、デジタル管理や評価制度が浸透した令和の教育現場に赴任する。

 第8話では、ルッキズムに悩む心愛が、自分を変えたいという思いから危うい行動へと踏み出そうとする。そんな心愛が本当に求めているものは何なのか。鬼塚や柏原実央(生見愛瑠)と向き合う中で、心愛は自分自身の中にある大切なものに気付いていく。北里に、石橋心愛という役への思い、演じる上で大切にしたこと、鬼塚先生のような存在への印象、第8話の見どころを聞いた。

「GTO」生徒役連載第8回・北里琉「演じていて苦しくなるんだろうなと感じました」

――まず、石橋心愛という役柄を知った時の思いから聞かせてください。

「心愛はルッキズムにすごく悩んでいる女の子で。私自身もルッキズムや見た目に悩まされたことがあったので、役柄が分かった時、『私にうってつけだな』と思いました。一方で、経験があるからこそ、演じていて苦しくなるんだろうなという気持ちもありました。だからこそ、ちゃんと向き合わなければいけない役だと感じました」

――心愛を演じる上で、大切にしたことはありますか。

「女の子特有の視線の動きだったり、『この子はここでこういうセリフを言っているけど、心の中ではこう思っているんだろうな』というところです。心愛は、表に出している言葉だけでは分からない部分がある子だと思うので、視線や表情、その時の心の中を想像しながら見ていただけたら、より彼女のことを知ってもらえる気がします」

――反町さんと初めてお会いした時のことを覚えていますか。

「最初にお会いした時は、最終オーディションの前に『演技に対する気持ちをぶつけてください』というお手紙をいただいていて、それを受けて監督がいらっしゃって、『今日はぶつけられるのは僕じゃありません』と言われたんです。その時に反町さんがいらっしゃって、『反町さん……!』となり、頭が真っ白になりました。(オーディション時には作品名は知らされていなかったが)作品が『GTO』だというのはなんとなく察しがついていたので、泣きそうになりました。たぶんメイキングカメラが回っていたんですけど、口が開いていたと思います」

「GTO」生徒役連載第8回・北里琉「演じていて苦しくなるんだろうなと感じました」

――撮影が始まってからは、反町さんの印象に変化はありましたか。

「今は反町さんというより、鬼塚先生という感じが強いです。撮影の合間でも先生のようにアドバイスをくださるので、尊敬していますし、頼れる先生という印象です」

――北里さんから見て、鬼塚先生のような先生はいかがですか。

「こういう先生がいたらいいなと感じます。私の学校にも、ここまでではないんですけど、生徒思いでフレンドリーな先生がいて、その先生のことがすごく好きでした。だから、鬼塚先生のように生徒に寄り添ってくれる先生が増えてほしいですし、かっこいいです」

――今作は今の時代の先生と生徒の関係についても描かれていますよね。

「今のご時世、ある程度の距離感はもちろん必要ですが、学校は本来、先生に相談できる場所だったはずなのに、リテラシーやハラスメントを気にしすぎるあまりそれが難しくなったり、先生も生徒の方に踏み込めなかったりすることがある気がします。この『GTO』が、今実際に教師をされている方々が生徒に歩み寄ったり、生徒も先生を信じてみたりする一歩になったらいいなと思います」

――「GTO」という作品に、どのような面白さを感じていますか。

「全員が何かしらの問題を抱えていて、その一つ一つに現代ならではのものがすごく多いんです。1998年の『GTO』を見ていた方は『今はこういう問題があるんだ』と感じるでしょうし、現役の学生の方や親御さんにも共感できる部分が多いのではないかと思います。自分はこうだったな、周りにこういう人がいたなと照らし合わせながら見ることで、いろいろな人の考えをドラマを通して少しひもとける。そういうところがすごく面白いです」

――第8話では、心愛のどんなところに注目してほしいですか。

「心愛は、見た目に悩みながらも、言葉にできない気持ちをたくさん抱えている子です。第8話を通して、見た目に悩む女の子の苦しさや、本当は誰かに分かってほしいという思いを感じてもらえたらうれしいです」

第8話あらすじ(9月7日放送)

 9月、夏風邪をこじらせた鬼塚英吉(反町隆史)に代わり、1年B組の担任を務めることになった柏原実央(生見)。しかし、不本意にも生徒たちからは鬼塚に似てきたと言われ、早くも担任という立場に嫌気がさし始める。するとその直後、以前から就職を希望していた会社から中途採用“合格”の知らせが届き、柏原は学校を辞めることを決意。見舞いに訪れた柏原から話を聞いた鬼塚は「先生ぐらい教師に向いている人はいない」と引き止めるが、もともと教師を続ける気がなかった柏原に、その言葉は届かない。

 翌朝、柏原が早速、校長の大久保安博(宇梶剛士)に退職願を出そうとすると、男子生徒とぶつかった石橋心愛(北里琉)のスマホが足元に飛んでくる。柏原は拾って返そうとするが、その目に飛び込んできたのは、パパ活アプリの表示だった。退職するならもう関わらないほうがいい――そう思いながらも、柏原は嫌な予感がして、走り去った心愛の後を追う。

 柏原からパパ活の理由を聞かれた心愛は、整形するためにお金が必要だと答える。どうやら容姿にコンプレックスがあるらしい。柏原は自分を卑下する教え子をなんとか説得しようとするが、反対に心愛の怒りを買ってしまう。さらに、肝心の鬼塚が不在とあって、代わりに宮澤龍之介(工藤阿須加)に相談しようと思い立つが、その龍之介が物陰である女子生徒と親密に話している場面に遭遇。ほかにも、鬼塚がいないときに限って、生徒たちの不穏な行動に出くわして……。

「GTO」生徒役連載第8回・北里琉「演じていて苦しくなるんだろうなと感じました」

【プロフィール】
北里 琉(きたざと るう) 
2009年7月30日生まれ。熊本県出身。A型。「Ray」専属モデル。主な出演作に、ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(25年/フジテレビ系)、「エラー」(26年/テレビ朝日系)など。 

【番組情報】
「GTO」
カンテレ・フジテレビ系
月曜 午後10:00〜10:54

取材・文/斉藤和美 撮影/尾崎篤志

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