デビュー70周年&米寿の小林旭が「鶴瓶のええ歌やなぁ」に再登場! 大月みやこと波乱万丈トーク2026/06/29 17:00

笑福亭鶴瓶さんと八木亜希子さんがゲストと語らい、名曲に隠された秘話やプライベートまで“歌”と“人生”を深掘りする大人のトーク&歌謡番組「鶴瓶のええ歌やなぁ」(BS11 毎週木曜午後8:00)。小林旭さんと大月みやこさんをゲストに迎えた7月2日放送回の収録に潜入! 本編をより楽しむために、現場の様子を放送に先駆けてリポートします。

昭和30〜40年代の日活映画黄金時代を支え、俳優・歌手として唯一無二の足跡を残した伝説的大スター・“マイトガイ”こと小林旭さんと、半世紀以上にわたり女心を歌い上げ続ける歌姫・大月みやこさんが来店。
今年でなんとデビュー70周年&米寿を迎える小林さんをお祝いするため、鶴瓶さんと大月さんからの温かな花束贈呈で、番組は幕を開けます。
小林さんの激動のスター人生を振り返るトークは、昭和の芸能界ならではの豪快すぎる破天荒エピソードが盛りだくさん。小林さんと長年親交の深い大月さんも当時の思い出を振り返り、鶴瓶さん、八木さんをうならせます。もちろん、小林さん持ち前の唯一無二の歌声は健在。さらに、小林さんが愛してやまない大月さんのあの曲も飛び出します! 今もなお堂々たる存在感を放つレジェンド・小林さんの魅力と歴史がぎっしり詰まった、見逃せない1時間です。
若き日の反骨心で、17歳の日活デビュー

番組のオープニング、小林さんの70年に及ぶ歴史を振り返る年表がスタジオに登場します。
始まりは17歳の時、第3期日活ニューフェイスに合格したことでした。お父さまの知り合いだった新東宝のプロデューサーに素質を見いだされるも、お父さまは「息子が役者なんてやれるわけない」と一蹴。腹を立てた小林さんは自分から写真を渡し、高校2年生になる直前ながら「18歳」と年齢を偽ってニューフェイスに応募したのだそうです。あれよあれよという間に選考を通過し、「それで、受かっちゃったね」とあっけらかんと語る小林さん。規格外のエピソードに、鶴瓶さん、八木さんも驚きを隠せません。
その後、18歳で銀幕デビューを果たすと、19歳で歌手としても活動開始。瞬く間にスターの座へ駆け上がりました。
その頃、大阪で中学生時代を過ごしていた大月さんは、「大好きな俳優さん、という感覚で、ハンサムな方だなと憧れていたんです」と当時を懐かしみます。
大スター2人の出会い“かつら直し”とすれ違いゴルフ

そんな大月さんが小林さんと初めて出会ったのは、歌手として活動を始めて上京後、歌番組の現場でのことだったといいます。大月さんは「覚えていらっしゃらないと思いますけど」と前置きしつつ、初めての会話は、番組の演出で芸者の格好をしていた大月さんのかつらの位置を、小林さんが直してくれた時だったと明かします。それを受けて小林さんは「『演歌の花道』だろ。かつらをかぶりすぎていて変だったから直したんだ」と、年齢を感じさせない記憶力を発揮。思いがけない反応に、大月さんもうれしそうです。
その後、共通の趣味であるゴルフに行くことになった2人。大スターからのお誘いに浮き足立っていた大月さんでしたが、当日、小林さんは一番難しい最も距離の長いフルバックのティーイングエリアに行ってしまい、最も短いレディースティーの大月さんとは、ほとんど会話がなかったといいます。
これには鶴瓶さんから「自分から誘っておいて、何のために連れていったん!?」と鋭いツッコミが。「いや、俺はゴルフやるために連れて行ったんだ」と返す小林さんに「この人、自分を小林旭と思ってないからね」と鶴瓶さんが肩をすくめ、スタジオの笑いを誘いました。
“マイトガイ”の波瀾万丈な人生

全盛期には移動用にヘリを3機も所有していたという小林さん。その遊びっぷりは、まさに昭和のレジェンドそのものでした。週刊誌の記者ともツーカーの仲で、記者も交えて食事に行くこともよくあり、その際に記者が「記事にして良いか」と指を挙げるジェスチャーをすると、小林さんが指を上げれば「記事を書いていい」、指をポケットにしまえば「記事にしてはいけない」という暗黙のルールがあったほど。その頃はまだデビューしたてだった大月さんも、大先輩の豪快すぎるスターエピソードに思わず目を丸くします。
しかし、そんな時代も長くは続きませんでした。小林さんは、28歳で立ち上げたプロダクションでの映画制作に30億円もの資金を投入し、大赤字に。さらにゴルフ場開発の際には、敷地から遺跡が出土して工事がストップするなど、ダイナマイト級の不運にも見舞われ、多額の借金を抱えることになります。
羽振りの良かった頃から一転、体一つで全国をまわり、歌を歌ってはお金を返すどん底の日々。そんな中でも小林さんは数々の名曲を世に送り出し、無事借金を完済したのです。
あまりの波瀾万丈な人生に、鶴瓶さんは「でも今ここに健在で、堂々として誰にも迷惑かけてないねんから、すごいもんでしょう」としみじみ感嘆。大変な時期を生き抜いたスターのすごみを感じさせる一幕でした。
SET LIST

「北帰行」(歌:小林旭)
1961年 作詞・作曲:宇田博
1962年公開の日活映画で、「渡り鳥」シリーズの最終作「北帰行より 渡り鳥北へ帰る」の主題歌。原曲は、旧制旅順高等学校(旅高)の愛唱歌。
○「この曲、大好きなんです。小林さんのお歌には男性的な力強さもあるんですけど、その奥に隠れた優しさがすごく表現されているような気がして。4分の3拍子のワルツだからこその魅力ですね」(大月さん)
○「気は優しくて力持ち、金太郎さんみたいだね(笑)。でも、そう言ってもらえて幸せですよ。この歌を歌っていると、みやこの顔がいいんだよね」(小林さん)
○「88歳ですよ。この声、普通出ないですよ。すごいでしょ」(鶴瓶さん)
「ついて来るかい」(歌:小林旭)
1970年 作詞・作曲:遠藤実
1970年公開の日活映画で、「ネオン警察」シリーズ第2作「ネオン警察 女は夜の匂い」の主題歌。第4回日本有線大賞では特別賞を受賞。
○「借金返済に追われる中で発売したタイトル。すごいですよ。借金するわ、でも歌は売れるわ、ですから。俺らでもなんぼでも知っている歌です」(鶴瓶さん)
○「『ついて来るかい』というのは、作詞作曲の遠藤さんが自分のレコード会社を潰してしまった時に奥さんに対して言った言葉なんです。それをタイトルにして曲を作って、俺に歌ってくださいとなった。レコーディングは5時間くらいかかったかな。『ついて来るかい』という言葉が遠藤(実)さんのハートに響かなかったの。それで、ふてくされて何度も歌ったうちの、ヤケクソの1回のテイクにOKが出た。びっくりして30cmくらい飛び上がったね」(小林さん)
○「やけっぱちくらいがちょうどよかったんですね(笑)」(八木さん)
○「遠藤先生のお話もさることながら、女心をくすぐる歌ですよね。本当にすてきです」(大月さん)
「北へ」(歌:小林旭)
1977年 作詞:石坂まさを 作曲:叶弦大
男の郷愁を歌い上げる名曲。作曲は大ヒット曲「昔の名前で出ています」の叶弦大が担当した。
○「小林さんといえば、映画のアクションシーンの印象が強いと思うんですが、歌の世界の小林さんは本当に優しいお声。そのギャップに、私はとっても胸がときめくんです」(大月さん)

「女の港」(歌:大月みやこ)
1983年 作詞:星野哲郎 作曲:船村徹
愛する人を一途に追い求める女性の切ない心情と情景を描いた一曲。
○「星野哲郎先生の詞を初めていただいた曲です。カラオケでこの歌を小林さんが一緒に歌ってくださったことがあるのですが、小林さんは私よりもお声が少し高いですから、キーを三つも上げて歌われたんですよね」(大月さん)
○「みやこの歌で一番好きだね。冒頭の歌詞が、なんともいえない女心をうまいこと表現しているんです」(小林さん)
<新曲披露>
「夢花火」(歌:大月みやこ)
2026年 作詞:田久保真見 作曲:弦哲也
長年寄り添ってくれた人への想いをテーマにした最新曲。
現場で直撃インタビュー! 小林旭&大月みやこ

──本日の収録の感想をお願いします。
小林 「とっても幸せ。しばらくぶりにみやこと会えたからね。彼女、年中忙しくてゆっくり顔見せてくれないから」
大月 「そんな!(笑) 小林さんとはお仕事でもゴルフでもよくご一緒させていただいていましたが、今回本当にお久しぶりだったんです。しかも、歌とおしゃべりの番組で、本当に楽しい気持ちにさせていただきました」
──鶴瓶さんと八木さんとのおしゃべりはいかがでしたか?
小林 「鶴瓶さんってのは、やっぱりムード作りが上手だよね。相手の話をうまく引き込んで話を盛り上げてくれるから、話していて楽しいよ。いろいろなはなし家とお付き合いしてきたけども、彼みたいな性格は珍しい。俺は好きだね」
大月 「本当にすごくうまくお話をさせてくださいますよね。鶴瓶さんと話していると、自分でもびっくりするほど上手にしゃべれている気持ちにさせていただける。ありがたいですね。私は出身が鶴瓶さんと同じ大阪で、近い感覚があるのかもしれないのですが、それにしてもとてもいい気持ちでおしゃべりをさせていただきました」
──トークの中では、長い芸能生活を改めて振り返られました。
小林 「いつの間にか70年たっていたな。間に元号の変わり目があったから早かったんだろうね。昭和の時代みたいに長く続くような元号があったらば、そうは思わないような気がする。だから今思い出すと、昭和30年代の真っただ中の忙しかった時だけがとっても思い出に残っている気がするね」
大月 「私も偉そうに言えるほど小林さんと年が離れているわけではないんですけれども、考えてみると小林さんは、子どもの頃から憧れて見ていたお方。そんな方とたまたまご縁をいただいて、歌の世界でご一緒させていただいて、それから本当にずっと途切れなく声をかけていただいて……私なんかは本当に申し訳ないほどのんびりやっている歌い手なのに、とてもありがたいです。しかも、このところちょっとご無沙汰をしていたのにもかかわらず、すっかり全部覚えていてくださって、うれしかったですし、いろいろとよみがえってきました。感謝しております」
──今回お互いの歌をじっくりお聴きになって、ご感想は?
大月 「今日3曲も聴かせていただいて、胸が熱くなるようなお歌ばかりでした。 もちろん早いテンポの歌も大好きですけれども、小林旭ならではの温かさを感じさせる歌を間近で聴かせていただき……余は満足じゃ!(笑)」
小林「ありがとうございます(笑)。しばらくぶりに(みやこの歌を)ゆっくり聴かせてもらってうれしいです。すてきだった。 相変わらずいい声でした」
──ステージを見て、お互いここがすごいなと思った部分は?
大月 「お年を思いますと、やっぱり70年もずっとやってこられたというのはすごいですよね。しかも、パワフルな感じも若い頃から変わることなく。私自身デビューして60年以上になりますが、私にもまだまだ何かあるかもというファイトをいただいた気がします」
小林 「みやこの歌はいつも聴いているけれど、手を抜かず一生懸命歌っているところが素晴らしいと思う。俺なんかはもう現役のようなスケジュールを組んで常に歌って声を出しているという感じではなくなってきているから。本当にたいしたものだなと思います」
【番組情報】
「鶴瓶のええ歌やなぁ」
BS11 毎週木曜 午後8:00~8:57
※小林旭、大月みやこゲスト回は、7月2日放送
※番組放送後、YouTube限定でスタジオトークのディレクターズカット版を公開中
キーワード
関連記事
-
これぞ“トシちゃん”! 田原俊彦が「鶴瓶のええ歌やなぁ」で特別ヒットメドレー&新曲を熱唱
-
鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂
-
「鶴瓶のええ歌やなぁ」でサンプラザ中野くんが“あの頃”胸を熱くした爆風スランプの名曲を熱唱!
-
早見優が「鶴瓶のええ歌やなぁ」に登場! 誘惑光線に鶴瓶も「クラッ」!
-
小学生時代から堅い絆で結ばれた野口五郎&天童よしみが、「鶴瓶のええ歌やなぁ」でデュエット!
-
ささきいさおが「鶴瓶のええ歌やなぁ」に登場。響き渡る「宇宙戦艦ヤマト」はじめ名曲の数々に感動
-
山内惠介が「鶴瓶のええ歌やなぁ」に初登場! 抜群の歌唱力とおちゃめキャラで魅了!!
-
「鶴瓶のええ歌やなぁ」にレジェンド・小林旭が降臨! 変わらぬ“アキラ節”で魅了
この記事をシェアする










