広末涼子と葵わかなが紡ぐ切ない物語――童話をモチーフとした朗読ドラマ「リアルプリンセス」2020/08/09

広末涼子と葵わかなが、NHK総合で8月21・28日に放送される朗読とアニメーションを組み合わせたドラマ「リアルプリンセス」(午後10:45)で朗読を担当する。
本作は、童話をモチーフにした短編集「リアルプリンセス」から、「眠り姫」と「ラプンツェル」を題材とした物語を、朗読とアニメーションを組み合わせた新しい手法で再構築。今を生きる女性たち(=リアルプリンセス)の切ないストーリーが描かれる。
広末は、8月21日放送の第1回「眠り姫」を担当。小説「猫弁シリーズ」の大山淳子氏が、「眠り姫」をバリキャリ女子が真実の愛に気付く物語「夢のあと」として描いた物語だ。何事にも準備を怠らない貴子は、受験、就職、結婚、そしてキャリアアップと思い通りの人生を歩んできた。唯一うまくいかなかった妊娠も、37歳にしてようやく念願がかない、間もなく臨月を迎える。
広末は「アニメーションで人間の表現できない世界観を、実写ではアニメでは伝えきれない感情部分を、それぞれが補って映像化できたらと期待しています。新しい技術と手法で『眠り姫』という皆さんに愛される童話が、現代的なドラマに姿を変えるリアルプリンセスご期待ください!」と新たな試みに期待を寄せる。

また、葵は8月28日放送の「ラプンツェル」を担当。直木賞作家の島本理生氏が「ラプンツェル」を、女子高生が少女から大人へと成長する「ラプンツェルの思い出」として仕立て直したストーリーだ。離島で暮らす女子高生の恵麻は、月に1週間だけ東京から島に来て美容室を開くキヨと出会い、周りにはいない大人な雰囲気に好意を抱き始める。ある時、キヨから、いずれ失明すると打ち明けられた恵麻は「その前に君の裸を見たい」と言われる。
葵は「『朗読ドラマ』という未知のジャンルにとてもワクワクしました! ドラマで、朗読劇で、アニメで…。今まで見たことのないようなお話になるんじゃないかと、参加できることをすごく光栄に思いました。現代版に置き換えられたプリンセスの役ということで、親しみのあるラプンツェルを演じることができたのもとてもうれしかったです」と参加を喜び、「いろんなものが混ざり合った『現在』のラプンツェル。楽しみにしていただけるとうれしいです!」と呼びかけている。
なお、42分版の総集編も、9月8日(午後11:45)にNHK総合で放送される。
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