フジテレビ系

二宮和也主演“潜水艦カッペリーニ号の冒険”午後9:00 〜午後11:30

　第2次世界大戦中に運命的な出会いを果たした、厳格な日本海軍の軍人（二宮和也）と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋の物語を実話に基づき描く。
　1943年9月、潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号が物資輸送のため、日本へと向かっていた。イタリアは、出航時には日本と同盟を組んでいたが、その後、連合国側に寝返っていた。乗組員のアベーレ（ペッペ）、シモーネ（ベリッシモ・フランチェスコ）、アンジェロ（パオロ）は、自国が日本の敵国になったことなどつゆ知らず、大歓迎を受けるだろうと期待に胸を膨らませる。ところが、彼らを待ち受けていたのは、鬼の形相をした日本海軍少佐の速水（二宮）だった。
　速水はカッペリーニ号を戦闘用に武装し直して帝国海軍に編入させる計画を立て、艦長の座に就く。さらに速水は、乗組員として捕虜になったアベーレたち3人を採用する。一方、速水の妹で小学校教員の早季子（有村架純）、同僚の香苗（愛希れいか）らは路上で、日本兵に引率されたイタリア人たちに出会う。アベーレは早季子に一目ぼれをする。