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東京オリンピックの競技を解説【自転車競技/BMXレーシング】オランダ、フランス、米国、オーストラリアがメダル有力候補。長迫吉拓、畠山紗英の躍進なるか2021/07/16

BMX・レーシング 写真:森田直樹/アフロスポーツ

 BMXはロードレース、トラックレース、マウンテンバイクと並ぶ自転車競技種目。BMXとはバイシクル・モトクロスのこと。オートバイ競技のモトクロスに影響を受けて1960年代にアメリカで生まれ、世界に広まった。.競技に使われる自転車もBMXと呼ばれ、車輪は直径20inch(約51cm)と既定されている。正式種目になったのは男女とも2008年北京大会から。今大会からBMXフリースタイルが正式競技に採用されたため、これまで単にBMXと呼ばれていた種目は、BMXレーシングと呼ばれる。

 BMXレーシングは、「スタートヒル」と呼ばれる高さ約8mのスタート地点から、最大8人のライダーが斜度約35°の坂を一気に駆け下り、さまざまな形状のジャンプ台や傾斜がついたコーナーが設けられた400mほどのコースを走り抜けてゴールを目指す。繰り返されるジャンプ、スピーディーなコーナリングが見どころであり、勝負を分けるポイント。また、選手が一斉に走り、有利なポジションを取ろうとするため接触や転倒が起こり、大逆転も生まれる。スリリングかつ迫力満点のレースからは、一瞬も目を離せない。今大会は男女各24選手が準々決勝からスタート。1ヒート6人の選手が4ヒート、3ラウンドを行い、タイムとポイントによって順位を決め、上位16人の選手が準決勝に進む。決勝は8人で行われる。

 男子は、前回2016年リオデジャネイロ大会金メダリストで昨季世界ランク1位のコナー・フィールズ(アメリカ)、2019年世界選手権優勝のトゥバン・ファン・ヘント、同準優勝のニーク・キマン(ともにオランダ)、今季世界ランク上位のシルバン・アンドレらフランス勢やデビッド・グラフらスイス勢、リオ大会銅メダルのカルロス・ラミレス(コロンビア)らがメダル争いを繰り広げる。女子はマリアナ・パホン(コロンビア)の3連覇なるかが注目される。昨季の世界ランクは4位だったが、今季は1位と好調だ。今季世界2位のローラ・スマルダース(オランダ)、昨季世界1位で2019年世界選手権優勝のアリス・ウィロビー(アメリカ)らもメダル候補。昨季世界6位で日本人の母を持つ榊原爽(オーストラリア)も注目したい選手だ。

 日本男子は長迫吉拓がリオ大会に続いて出場、女子は畠山紗英が初出場。長迫は2018年にアジア大会で、日本人初の金メダルを獲得。畠山は今年年5月に行われたUCIワールドカップ第1戦で3位に入り、日本人女子として初めて表彰台に立った。両者とも躍進が期待される。

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