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東京オリンピックの競技を解説【体操/概要&団体】4人とも五輪初出場の日本男子、若さを武器に2連覇なるか2021/07/13

「体操/橋本大輝」写真:松尾/アフロスポーツ

 徒手またはさまざまな器械を用いて演技を行い、技の難度、美しさ、安定性などを競う採点競技である体操。男子はあん馬、つり輪、鉄棒など6種目、女子は段違い平行棒、平均台など4種目からなる。オリンピックでは、第1回の1896年アテネ大会から実施されている伝統競技。当初は男子のみが実施され、1928年アムステルダム大会で女子が採用された。ただ種目は団体のみで、現在の男女団体総合、同個人総合、同種目別という形式が定着したのは1952年ヘルシンキ大会から。また、かつては規定演技と自由演技の総合得点で競われていたが、現在は自由演技のみ。

 採点方法は長年にわたって10点満点制が採用されてきた。しかし、1976年モントリオール大会でナディア・コマネチ(ルーマニア)が、史上初めて10点満点を出て以降、技の高度化を背景に10点が何度も見られるように。やがて「(技の難度が一定以上あり)着地で動かなければ10点」が当たり前になり、演技の優劣があいまいになった。その後、採点基準が見直され10点は出にくくなったが、得点に明確な差をつけるのが難しかったこともあり、10点満点制は廃止。2006年から、技の難易度を得点化した上限なしのDスコア(当初はAスコアと呼称)と、演技の出来栄えを10点満点から減点して評価したEスコア(当初はBスコア)の合計得点を争う方式になった。

 まず、予選が実施され、各選手は団体総合、個人総合、種目別それぞれの決勝進出を懸けて演技を行う。団体は12チームが出場、1チームはこれまでの5人から1人減り、4人編成。4人が各種目を演技し、上位3人の合計点がチームの得点に。決勝には上位8チームが進出する。個人総合は、男子は6種目、女子は4種目の合計得点上位24人(1カ国・地域2人まで)が決勝へ。種目別は予選上位8人(1カ国・地域2人まで)が決勝へ進む。予選の得点は決勝には持ち越されず、すべて決勝での得点のみでメダルの行方が決まる。

 団体決勝は、各種目3人が演技して得点を合計する。1チームが5人から4人に減ったため、複数種目を得意とする選手をそろえないと得点は伸びないだろう。男子はリオ大会金メダルの日本、銀メダルのロシア、銅メダルの中国の争いか。日本のメンバーは4人とも五輪初出場だが、実力は折り紙つき。高水準のDスコアと、平均年齢21.25歳(リオ大会は24.2歳)の若さを武器に連覇を狙う。女子は前回リオ大会で連覇を達成し、世界選手権でも4連覇中のアメリカが本命。対抗はロシア、中国。リオ大会で4位に入賞し、1968年メキシコシティー大会と並ぶ好成績を挙げた日本も、メダル候補の一角だ(個人総合&種目別はこちら)。

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