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現代社会の“性”にまつわるモヤモヤを大激論! RKBのSDGs特番にバービー、ケンコバ登場2021/06/20

現代社会の“性”にまつわるモヤモヤを大激論! RKBのSDGs特番にバービー、ケンコバ登場

 RKB毎日放送では6月23日に、特別番組「今夜は、おしものハナシさせてください」(午後11:56)を放送する。

 今年創立70周年を迎える同局では、6月を「RKB SDGsプロジェクトカラフルマンス」とし、テレビやラジオ、オンラインイベントを通じて“カラフル”な世界を作るための取り組み、特に「SDGs」や「多様性のある社会」といったテーマを中心に発信している。

 SDGsの“17の目標”の5番でも「ジェンダー平等を実現しよう」と掲げられているが、悲しいことに日本は「ジェンダーギャップ指数」が先進国の中でも最下位とされている。日常にある勘違いをなくせば、どんな“性”の人ももっと生きやすい世の中になるはずだという願いや期待を込めて制作されたのが、この番組だ。

 ゲストには、自身のYouTubeチャンネルでも“性”の問題について度々取り上げて話題となっているフォーリンラブ・バービーが登場。世間的には“下ネタ王”のイメージが色濃い(?)ケンドーコバヤシも出演し、独自の意見を披露する。さらに、“性教育YouTuber”として注目を集めるシオリーヌがオブザーバーとして参加。現代社会で爆発寸前の“性”にまつわるモヤモヤを、楽しく、そして真剣に議論し解消していく。司会を務めるのは、井口謙と辻満里奈の両アナウンサー。

 収録は6月某日に同局にて行われた。プロジェクト名の通り、色とりどりのマネキンが目を引くスタジオでの収録には、出演者5人以外にオンラインビデオ会議システムを使用して9人の一般男女も参加。実体験や自身が感じる疑問などを投げかけた。

 最初のテーマは「生理」。最近注目されている生理用品・月経カップの紹介や、女性パートナーの生理について実情への理解度調査など、なかなか取り上げられることの少ないデリケートな問題の“リアル”を取り上げる。続いてのテーマ「性的同意」では、再現ドラマを用いながらさまざまな場面での「性的同意」について徹底議論する。そのほかにも、「レイプドラッグ」や「AVはファンタジー問題」など、昨今議論される機会も増えてはきたが、なかなか話しにくい“性”の問題に、男女双方の考えを提示しながらしっかりと向き合う。

現代社会の“性”にまつわるモヤモヤを大激論! RKBのSDGs特番にバービー、ケンコバ登場

■出演者 コメント

バービー 「性の話って、女性の口からは言いづらいな~みたいなところがあるんですけど、この番組は本音で話せたからよかったです。いろんな話をさせてもらうようになって思うのは、人はみんなつながり合って生きているから、一部分だけ変わっても問題解決にはならないんですよね。みんなで意識を変えていかないと社会は動かないのかなという気がします。生きやすいやすい社会に向けて、一人一人が責任をもっていけたらいいですね」

ケンドーコバヤシ 「一番印象的だったのは、福岡の若者の奔放な性事情が聞けたことですね。今、街に飛び出したい気持ちでいっぱいです(笑)。男女ってどこまでいっても平等を目指さないとダメなんですかね? 平等にならないっていうか、僕は女性がいないと生きていけないから。やっぱり女性を立てたいですよね。そういうリスペクトを男女共にお互いが思えたらいいんでしょうね」

シオリーヌ 「“女性”“男性”と一括りに語られることも多い中で、価値観ってそれぞれだなと分かったことは今回大きな収穫じゃないかなと思います。目の前の人がどう思っているかなんて話してみないと分からないなって。思春期の子が(私のYouTubeを)見てくれるので、対話の重要性、生理のこと、避妊のことなど、学校でなかなか教えてもらえないような基礎的な知識を、今後もきちんと伝えていきたいなと思います」


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