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岡田健史が「桜の塔」に出演。3度目の刑事役に「全く新しい役に挑むよりも難しいです」2021/03/10

岡田健史が「桜の塔」に出演。3度目の刑事役に「全く新しい役に挑むよりも難しいです」

 岡田健史が、テレビ朝日系で4月にスタートする連続ドラマ「桜の塔」(木曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。“桜の代紋”を掲げる警視庁を舞台に、警視総監を目指す者たちが繰り広げる組織内でのパワーゲームとともに、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマで、岡田はキャリア組でありながら自ら志願して捜査一課刑事となった富樫遊馬を演じる。

 脚本を手掛けるのは「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)で、東京ドラマアワードグランプリなど数々の賞を総なめにした武藤将吾氏。警視総監というたった一つのポストをめぐる壮絶な権力争いを糸口に、組織内部の思惑に満ちた物語を鮮やかに描き出す。

 富樫は、上司の水樹爽(広末涼子)に恋心を抱く一方、その熱意と有能ぶりを上條漣(玉木宏)に認められ、まるで興味のなかった組織内の権力闘争に思いがけず巻き込まれていくキャラクター。2018年の「中学聖日記」(TBS系)で俳優デビューを飾り、「MIU404」(TBS系)や大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほか)などの話題作に続々出演している岡田は、「よくよく考えると、国民を守る警察といえども、組織の中にいるのは“人間”ですし、いろんな人間ドラマが起こるのは当然のことだと思います。僕も登場人物の1人として、そういったリアルな部分を描いていけたら」と静かに意欲を燃やす。

 その一方で、映画「ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-」や「MIU404」と、刑事役が続いていることについて、「全く新しい役に挑むよりも難しいです。今回は“どう差別化して演じるか”が課題だと感じました」と身を引き締める。

 さらに、主演・玉木を中心に、広末、仲里依紗、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ら豪華キャストが集結した本作。ベテラン陣との共演に「僕自身の思わぬ引き出しを開けてくださるんじゃないかと楽しみにしています。そうそうたる方々と共演させていただけることを、本当に光栄に思っています」と期待しつつ、「とにかく自分のキャラをどう確立するかを考え、果たすべき責任をまっとうする。それが今の僕にできること。最終話まで、全力を尽くします! その結果をぜひご覧ください。どんな評価も受け入れる覚悟です」と熱のこもったメッセージを寄せている。


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