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少年忍者から12人が連ドラ初主演! 日本が誇る文豪の傑作小説に挑む2021/01/12

少年忍者から12人が連ドラ初主演! 日本が誇る文豪の傑作小説に挑む

 ジャニーズJr.内のユニット・少年忍者から12人が、3月21日スタートの「WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」(日曜午後11:00)で連続ドラマに初主演する。

 本作は、日本が誇る文豪たちの傑作小説群を、現代的な視点から映像化する1話完結のオムニバスドラマ。題材となるのは太宰治の「走れメロス」、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、宮沢賢治の「注文の多い料理店」、夏目漱石の「二百十日」、森鷗外の「高瀬舟」、小泉八雲の「雪女」、江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」、谷崎潤一郎の「秘密」、泉鏡花の「外科室」、夢野久作の「空を飛ぶパラソル」の全10作だ。

 第1話には黒田光輝、第2話にはヴァサイェガ渉、第3話には田村海琉と小田将聖、第4話には川﨑皇輝、第5話には檜山光成と安嶋秀生、第6話には深田竜生、第7話には織山尚大、第8話には北川拓実、第9話には元木湧、第10話には内村颯太が出演。どの作品を誰が演じるのかは、今後発表される。 

 黒田は「映像の仕事が初めてなので、不安はないと言ったらうそになりますが、ワクワクしている自分もいます。しかも、演じる作品が有名な小説です。もう『マジか……』しか言葉が出てきません! 小さい頃に原作の物語を知った時は怖い印象だったのですが、今回ドラマの話をいただいてあらためて読んでみたら、主人公と自分がリンクしているような気がしました。お芝居は未知数すぎて分からないことばかりですが、分からないなりに壁にぶち当たりながら、いい作品を作っていけたらと思っています。ファンの方にはもちろん、僕のことを知らない人にも見ていただきたいです」とコメント。

 ヴァサイェガは「主演だと聞いた時は、うれしさよりも驚きが大きかったです。怖さを感じたけれど、今から撮影が楽しみです」と喜び、「僕の演じる原作は誰もが知っている作品なので、プレッシャーも大きいですが、それ以上に自信があります! 作品の意味や感じたものを、これから自分の中でしっかりと読み解いていきたいと思います。原作を読んだ後、僕は映像で見たくなったので、このドラマを見てくださった方が、今度は本を読みたいと思ってもらえたらうれしいです。普段のライブとは全然違った、ドラマでしか見ることができない僕をたくさん知ってください!」と自信をのぞかせる。

 田村も「ドラマに出演できて、しかも主演をやらせていただけることがうれしいという気持ちと、うまくできるのかなという不安がごちゃ混ぜです」と明かしつつ、「それでも、将聖と一緒なので、ホッとしている自分もいます。将聖とはオーディションも同じ日で、入所した翌日から今日までずっと一緒にいるんです。普段のダンスでもシンメで、ドラマでもシンメというのがうれしいです。一緒にセリフの練習をしたり、意見を出し合って、いい作品を作っていきたいです。原作はちょっと怖い話だけど、面白い描写がたくさんありました。それがこのドラマでどうアレンジされて映像になるのかが楽しみです!」と期待に胸を高鳴らせている。

 そんな小田は「ドラマの話を聞いた時はすごくうれしくて、今すぐにでも海琉とハイタッチしたい気持ちでいっぱいでした。自分に主演が務
まるのかなと不安になったけど、海琉と一緒だから心強い! 1人だったら、冷や汗が止まらなかったと思います(笑)」とやはり田村がいることで安心したようで、「原作は、ちょっと怖くて残酷なイメージの話です。小学校低学年の時に国語の授業で習って……ということは誰もが知っ
てる作品ですね。意識したら緊張してきました。生意気な少年を演じるんですが、2人とも生意気ではしゃぎすぎてしまうこともあるので、役との共通点はあるかもしれません。2人でお芝居することがまだ想像できないですが、いっぱい練習していいものを作りたいです」と意気込む。

 川﨑も「少年忍者のメンバーでドラマに出演するのは初めてなので、頑張りたいです。ドラマへの出演経験はこれまでに一度あるのですが、その時演じた役は、人をあやめてしまった殺人者で。今回演じるのも快楽殺人鬼で……僕はどこか猟奇的な雰囲気があるんでしょうか(笑)。でも、こんな特殊な役を演じる機会が多い人もそうはいないと思いますし、任せていただけることがうれしくてワクワクしています」と喜び、「この作品では、犯人側の視点で物語が描かれているので、視聴者の皆さんにもスリルを共感していただきたいです。このドラマは1話完結で、演じている少年忍者のメンバーも違うので、すべて味が違って楽しい作品だと思います。これを機会に、原作も読んでみてください!」とメッセージを寄せた。

 檜山は「ドラマの出演が決まった時は、びっくりしたのとうれしさが混ざって、よく分からない気持ちになりました。初めてのドラマ
なので、僕でいいのかなとも思ったのですが、選んでいただいたからには全力を出し切りたいなと思います。安嶋と一緒に主演ができるのも心強いです」」と率直な心境を口にし、「原作を読んで感じたのは、普通の小説とは少し違うということ。会話文で成り立っているんですが、安嶋とは小学校の時から毎日ほぼ家族のように一緒にいるので、息の合った芝居や、2人だからこそ見せられるものがあるんじゃないかなと思っています。原作を読んでからドラマを見てもいいですし、ドラマを見たことがきっかけで原作に興味を持っていただけたらうれしいです」と、安嶋との演技を楽しみにしている。

 当の安嶋も「ドラマに出演するのが初めてなので、最初は『夢なのかな』と思い、しばらくはソワソワして、実感が湧きませんでした。緊張もしているけど、檜山と2人で主演ということで安心感はあります。最近はいろんな本を読んでいて、人間の多様性について考えていたんです。なので、この物語を読んだ時に重なるものがあって不思議な気持ちになりました。檜山とは事務所に入ってから普段も一緒にいる時間が長いので、2人ならではの関係性がお芝居でも出せたらいいなと思っています。これまでダンスやアクロバットで自分を表現してきたので、演技でどれだけできるのかが分からない分、頑張りたいと思います。新しい僕たちを見てください!」と2人だからこそ見せられる表現を見どころとして挙げた。

 「『文豪少年!』というタイトルはすごく難しそうですが、いろんな話が楽しめそうだなと思いました。女装をするシーンがあるのですが、どうなるんだろうと思いつつも楽しみです! 幼稚園の頃にドレスを着て遊んでいたのは、この役を演じることになる伏線だったのかもしれません(笑)」とエピソードを告白した深田は、「演技経験はドラマに一度出演しただけなので、主演というのはプレッシャーですが、メンバーと一緒に頑張りたいと思います。いつもステージでは笑顔で元気な姿を見せていますが、この作品で違う顔を見せたいです」と新境地開拓を誓う。

 「本を読むのが好きなので、本を題材にした作品に関わることができてうれしいです」という織山は、「その一方で、見てくださる方にきちんと伝えられるのかなと不安にもなりました。原作はとても難しかったのですが、おばあちゃんに話したら『昔は人を好きになったりすること自体が愚かなことだと考えられていたり、結婚なども親が全部決めていたんだよ』と教えてくれました。今回は現代版にアレンジされるので、ドラマを楽しんでいただけるように僕自身もしっかりと物語をかみ砕いて演じたいと思います。そして、最近は本を読む人自体が少なくなっていると思うので、僕たちのドラマがきっかけとなって、本を読む環境にたくさんの人を連れていきたいです」と真摯に語る。

 また、「お芝居の経験がないので、最初にお話をいただいた時は『僕に主演ができるのかな』と正直不安に思いました」と初めての演技の仕事にチャレンジする北川だが、「原作を読んでみると、とても重い内容で、考えさせられることがたくさんありました。誰もが知っている作品だからこそ、演じるのも責任重大です! 不安はあるけれど、いつかやりたいと思っていたお芝居の仕事なので、役を大切に演じたいと思
います。僕の通った学校では朝読書の時間があったのですが、昔の小説はあまり読んだことがなかったんです。皆さんにも、今回の作品を通して、昔の小説にも興味を持ってもらえたらうれしいです。そして、少年忍者のこともたくさんの人に知ってもらいたいです!」とグループとしての知名度アップに貢献したい気持ちだ。

 ドラマ主演という大役を、少年忍者に任せてもらっていいのかなと率直に思いました。でも自信はあります! 主役という看板を背負って演技をするのが、今からとっても楽しみです」と意気込む元木は、「僕が演じる役は、まさかの純愛ストーリーです。無邪気でうっかり者の役ということで、僕のイメージとぴったりなのかもしれません。よく言えば無邪気で、悪く言えば何も考えてないだけなんですけどね。今回のドラマを見て、原作に興味を持ってもらえたらうれしいです!」と役柄についても言及。

 そして、最終話に登場する内村は「主演は初めてで緊張しますが、チャンスをいただいたので頑張りたいと思います! お話をいただいてから原作を読んだら面白かったので、演じるのがさらに楽しみになりました」と言いつつ、「ただ、頭脳明晰(めいせき)で計算高い役柄なので、それが自分に合うのかなぁという不安はあります。数学は得意なんですけど、計算高さは全くありません。なので、この役を演じ終わった後には、計算高くなっていたいです(笑)。主人公の行動にはあまり共感できないけれど、それでも演じている間は、なりきって役に入り込みたいと思います。ドラマに出るのが一番の目標だったので、お芝居をしている僕を楽しんでほしいです」と念願のドラマ主演に目を輝かせている。


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