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昭和の“1年”を名曲と共に深掘り!「城島茂 昭和の名曲!〜あの年あの歌あの記憶〜」BS12で放送2026/01/21 07:00

昭和の“1年”を名曲と共に深掘り!「城島茂 昭和の名曲!〜あの年あの歌あの記憶〜」BS12で放送

 BS12 トゥエルビでは1月27、28日の2夜連続で、城島茂が司会を務める「城島茂 昭和の名曲!〜あの年あの歌あの記憶〜」(午後9:00)を放送。城島ら出演者からのコメントが届いた。

 本番組は、昭和元年から数えて100年目だった昨年2025年にちなみ、昭和の時代を彩った名曲とともに時代の記憶を心に刻む歌謡番組。昭和のある特定の1年にスポットを当て、その年にゆかりのあるゲストを迎えて当時の懐かしいメロディーをよみがえらせる。

 歌の合間には、その年の世相・流行・出来事を振り返りながら、音楽と共に昭和の魅力を交えて伝える。今なお多くの人に愛される歌姫・美空ひばりを筆頭に、昭和を代表するスターの裏話にも注目だ。

 27日は川中美幸、天童よしみをゲストに、「昭和39(1964)年」を特集。天童が「柔」を、川中が「東京ブルース」を歌唱し、2人で歌い上げる「明日があるさ」などを届ける。

 川中は「よく昔は『歌は世につれ世は歌につれ』と言われていましたが、『船方さんよ』を歌っていると、今は亡き父がよくレコードをかけて聴いていたことを思い出しますね」と回顧。そして、「自分が9歳の時は、市場に行くと有線でいろんな歌が流れていて、今この歌がはやっているんだと知るわけですよね。あの時代がタイムスリップして楽しかったです」と番組で当時の記憶を再び味わえたことを喜んだ。

 また、天童は「(当時10歳)祖父母や両親が元気で、歌手の道に導いてくれた温かさがある時代を過ごしていたので、今日歌って、当時の思い出が思い出されて感激でした。やっぱり音って残りますよね」と感慨深げに話している。

昭和の“1年”を名曲と共に深掘り!「城島茂 昭和の名曲!〜あの年あの歌あの記憶〜」BS12で放送

 翌28日に取り上げるのは「昭和55(1980)年」で、海援隊、錦野旦、山本リンダが登場。放送する楽曲は、海援隊の「思えば遠くへ来たもんだ」「人として」のほか、錦野による「昴 -すばる-」、山本による「さよならの向う側」など。

 武田鉄矢(海援隊)は、「とにかく金八先生でいっぱいだった運命的な年でしたね」という同年を、「フォークソングが廃れていって新しいスタイルのシンガーソングライターが誕生して、なんとか金八先生で食いつないで、必死にもがいていましたよね」と振り返る。激動の時代を「80年手前でJ-POPが出てくるんですよ。余命を保つために、武田鉄矢が身をドラマに売って主題歌になれば生き残れるという一存で、感情が激しく上下していたんでしょうね」とがむしゃらだった時代を思い返し、「都会のニューミュージックに相対して、自分は泥付きの野菜のような歌を歌っていくんだと、80年に作ったのが『人として』でした」と番組内で披露した楽曲に込めた思いを明かした。

 「高倉健さんの映画『動乱』の時を思い出しました」と切り出した錦野は、「高倉さんの楽屋へごあいさつに行った時、オーラがすごかったですね。高倉さんみたいな低い感じで普段のしゃべりも始めてみようとしたけれど、次の日に突然プロデューサーに呼ばれたら、地が出てしまって、やっぱりできないなと思ったことを覚えています」と当時のエピソードを紹介。そして、「今回は『昴 -すばる-』を歌うのですが、テレビで歌うのは初めてなんですよ」と打ち明けている。

 一方、山本にとって昭和55年は「『こまっちゃうナ』の遠藤実先生に作品(『写楽』)をいただけて、一つの区切りであり、新しい出発というようなそんな気持ちの年でした」という大きな契機になった年だったようで、「遠藤先生が私に『こまっちゃうナ』を書いてくださらなかったら、ヒットを出せていたか分からなかった。今日は(『こまっちゃうナ』を歌ったので)遠藤先生を思い出しました」と恩義を口にした。

昭和の“1年”を名曲と共に深掘り!「城島茂 昭和の名曲!〜あの年あの歌あの記憶〜」BS12で放送

 司会を務める城島は、「あの年何があった、その年の歌と重ねながら自分はこうだったなど、あの頃はよかったなと振り返るだけではなく、今どうしようか、これからどうしようかと、さまざまな問いかけをするきっかけにもなりました。素晴らしい番組に出会い、素晴らしい先輩方にお話をうかがえました」と収録で感じた胸の内を吐露。

 自身にとっての思い出の曲として、「音源や映像でしか聴いたことがないのですが、美空ひばりさんの『川の流れのように』です。母親もひばりさんが大好きで、レコードをよく聴いていました。その中でテレビを通して聴いた時に電流が走った感覚を覚え、詩の内容も含めて感動したことが、今も強く印象に残っています」と明かす城島。「自分が芸能界に入って、これから進路をどうしていくのかと不安を抱えていた時期に、川の流れのように生きてみたいというひばりさんの歌声と、秋元康先生の詩の世界観に触れた瞬間、心が洗われ、とても狭かった視界が少し開けたような気がして助けられた記憶があります」とかつて大いに勇気づけられたことを懐古した。

 また、城島は今後迎えたいゲストを尋ねられると、「ご存命でしたら谷村新司さんにもご出演いただきたかったです。すごく現場でもかわいがっていただいたので……」と惜しみながらも、「あの昭和の時代を駆け抜けて支えてくださった大先輩の皆さんにも、もちろんご出演いただきたいですが、その先輩方がそれぞれ認め合ったライバルたち、仲間のつながり、昭和のつながりを番組でつなげていけたらと思います」と望みを告白。

 加えて、「ゲストの方々の本物の歌声と当時の記憶はデータに残りますが、皆さんからうかがうお話はご自身の体験のうえで語られる言葉なので、その重さには勝てないです」と本人の口から直接聞くことの意義を述べつつ、「その記憶をたどってつながりを、当時をひもといていく、ひもづけていくことがこの番組だったらできるのではないかと思います」と本番組の可能性に言及した。

 そして、城島は「ほかではできない深堀りだったり、目線の捉え方だったりができるのがこの番組の強みであり、見どころにもなっています」と魅力を紹介し、「時代というのは、どんどん切り開いていくもので、歌もそうだと思うのです。だからこそ、今の風潮も10年、20年たてば当たり前になって、また次の時代になっていく。この昭和の頃はどうだったのだろうと振り返ると、その時代の中でも変化があるのが面白いですよね。(例えば、今回特集した昭和55年代だと)母世代が見て『あぁ』と感じる場面があり、当時10歳だった私の世代にも『へえ』と新鮮に映るはずです。おそらく、下の世代も面白いと感じるのではないでしょうか。すべての世代に突きささる、面白いと思える番組だと感じています」と丁寧に付け加えている。

 さらに、「(もし、レギュラー化するならば)これからのゲストがどのようにつながりや広がりをみせていくのかというのも、今後の見どころの一つでもあります」と、番組の将来に向けた展望も語った。

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