門脇麦＆作間龍斗「ながたんと青と-いちかの料理帖-2」放送日＆特報映像を解禁2025/11/27 07:00
WOWOWでは2026年2月20日より、主演・門脇麦、共演・作間龍斗（ACEes）による連続ドラマＷ-30「ながたんと青と-いちかの料理帖-2」（金曜午後11：00、全10話、第1話無料）を放送・配信。このたび、前作レギュラーキャスト陣が再集結した特報映像が解禁された。
23年に同局で放送・配信された「ながたんと青と-いちかの料理帖-」は、月刊漫画誌「Kiss」（講談社刊）にて連載中の磯谷友紀氏の同名漫画が原作。戦後間もない京都を舞台に、主人公の料理人・桑乃木いち日（門脇）が経営難の実家の料亭「桑乃木」存続のため、大阪の老舗ホテル経営者の三男・山口周（作間）と政略結婚したことから始まるグルメラブストーリーだ。
女性料理人がほぼいなかった時代に、自らの料理で未来を切り開いていくヒロイン・いち日の奮闘と、15歳年の差夫婦のもどかしい恋模様、いち日の“見た目もおいしい料理”が話題を呼んだ本作。前作終了から約3年がたった今も、SNS上で続編希望の声が後を絶たなかった。そしてこのたび、約3年ぶりに、満を持しての続編制作が決定。映画「サマーフィルムにのって」（20年）や「青葉家のテーブル」（21年）などを手がけた松本壮史氏が、前作に引き続きメイン監督を務め、東映京都作品で監督を務めてきた市岡歩氏も登板。また、脚本と料理監修はそれぞれ川﨑いづみ氏と大原千鶴氏が続投する。
前作では、望まぬ結婚で出会った2人が、いち日の“人の心に寄り添う料理”で「桑乃木」を立て直そうとする中で次第に心を通わせ、本物の夫婦となるまでが描かれた。その直後から始まる本作は、夫婦のもとに“新たな家族”がやって来るほか、山口家の次男で周の兄である栄の登場を機に、経営難から脱却し始めた「桑乃木」に再び試練が訪れる。結婚から1年、相変わらずもどかしい恋を育む2人に怒涛（どとう）のように訪れる環境の変化を前に、夫婦の絆が試される。
このたび、前作でもレギュラーキャストとして物語を彩った、久間田琳加、白石隼也、小野武彦、飯田基祐、床嶋佳子、中村蒼、戸田恵子の続投出演が決まった。久間田が演じる山口鈴音は、周の幼なじみで、山口家の長男・縁の妻。一人娘の小夜子の子育てに励むが、山口家から跡取りとして男の子を産むようにとのプレッシャーをかけられ苦悩する。
続編への出演が決定した久間田は、「あの優しい世界観にまた入り込むことができるんだと、心が躍りました。撮影をした際、3年前の記憶が一気に戻ってくるような、目の前に大切な桑乃木がそのままそこにあり感動しました。シーズン2では、鈴音がずっと抱えていた悩みが明らかになり、縁さんとの関係性もまた新しい形となります。素敵な世界観の“ながたんと青と”、そして、シーズン2もご覧ください」とうれしそう。
白石は、周の兄であり鈴音の夫・山口縁役を担当。虚勢を張ってはいるが、実は自分の能力に自信がなく、父の顔色を常にうかがっている。山口家の優秀な次男・栄がアメリカから帰国した上に、鈴音との夫婦仲もうまくいかず、山口家の次期当主として窮地に立たされていく。
白石も「愛してやまない“ながたん”チームの再結集、とてもうれしかったです」と喜び、「今回も作品同様、門脇さんと作間くんのお宅に遊びに行くような感覚で撮影しておりました。温かく心地よい空間でありながらも、然るべき緊張感は保たれ、刺激的で楽しい毎日でした。シーズン2では、山口家の三兄弟それぞれの家族が描かれます。一筋縄ではいかない事情を抱えた登場人物たちですが、おいしいご飯とたっぷりの愛情でひらりと乗り越えていく彼らの人生をお楽しみください」と呼びかけた。
小野が扮（ふん）する藤原親氏は、茶道家であり、いち日が料亭・桑乃木を継ぐ前から店に通う常連客。いち日の料理に初めは懐疑的だったが、料理コンテストでいち日の料理を評価し、再び店を訪れることに。小野は「お話をいただいた時は、視聴者の皆さまに愛された故にパート2につながったと、私までうれしくなりました。周やいち日、そして桑乃木の成長ぶりを番組の成長とあわせてお楽しみください」とアピールした。
そして、飯田は、大阪の資産家・山口家の当主で周たち三兄弟の父・山口茂役を担う。山口家の事業拡大のためなら、息子である周たちのことも駒として扱う。融資している桑乃木を絶えず監視しており、今作でも周たちの前に立ちはだかる。3年ぶりの現場について、「『お久しぶりです！』とあいさつを交わす、監督、スタッフ、キャストの皆さんが本当にうれしそうで、『3年前、この作品に携われて本当によかった！』と、心から思いました」と回顧。
加えて「これも原作コミックがたくさんのファンの方々に支えられて、ずっと続いているからですね。感謝の気持ちでいっぱいです。シーズン2では、周の実家、山口家の兄弟の軋轢（あつれき）、親子の衝突など、シーズン1に続き、さらに具体的に描かれていて見応えたっぷりだと思います。そしてなんといっても、いち日が作るお料理のシーン。私自身、おなかをぐぅぐぅ鳴らしながら、楽しみたいと思っています。またすぐにでもシーズン3を始めたい気分ですが、まずはこのシーズン2をお楽しみいただけたらと思っております」と笑顔で語った。
さらに、床嶋は、優しくてちょっと天然ないち日の母・桑乃木愛子役を務める。いち日たちと一つ屋根の下で暮らしており、いち日と周夫婦のもとに訪れる“新たな家族”のことも大きな愛で包みこむ愛子を演じる床嶋は「またあの家族と再び会えると、大変うれしく思いました！ 私が演じているいち日の母親は、芯は強いがおっとりとしたお母さんで大好きな役柄です。撮影初日は3年ぶりの再会で、『すんなり家族になれるかな〜』と少し心配していましたが、不思議なものですね。あっという間にそこには料亭・桑乃木の家族が存在していました」と、撮影を振り返った。
続けて「私は勝手にシーズン1のテーマは“出会い”、シーズン2は“絆”がテーマだと思っています。桑乃木家にやって来る“新たな家族”が、物語に新しい風を吹き込みます。そして何といっても、このドラマの大事な肝である大原千鶴先生が毎回心を込めて実際に作ってくださっているお料理の数々。料理を中心とした普遍的な温かな家族がテーマのドラマ。どうぞお楽しみください」と説明した。
中村が演じるのは、いち日がホテルのレストランで働いていた時の同僚だった料理人で、いち日が尊敬し、頼りにしている田嶋明丞。新たな挑戦をすることになる桑乃木、そしていち日を、仕事面でも精神的な面でも支えていく。「今回も松本監督、市岡監督が作り出すすてきな世界に入ることができてとてもうれしく思います」と語る中村は、「おなじみのキャストとスタッフ、そして素敵な料理に囲まれながら進む撮影はとても心地良かったです。シーズン2では僕の演じた田嶋は新たなスタートを切って歩き出します。前作に引き続きもどかしい恋模様を繰り広げるいち日と周と共に彼の新たなステージへ挑戦する姿もぜひ応援していただければうれしいです」とメッセージを寄せた。
一方、戸田は、いち日の母・丸川町子で出演する。相変わらずおせっかいで台風のような勢いで桑乃木家の面々を振り回す町子は、今作ではいち日と周夫婦の関係を変化させるきっかけとなる、ある“プレゼント”をもたらす。戸田も「大好きな作品なので、シーズン2はとてもうれしかったです。3年もたったなんてみじんも感じなかったほど、すんなりでした。みんなあれからずーっと、桑乃木にいたかのようでした。わたくし町子も相変わらずハッチャケております。皆さんに見ていただける日が待ち遠しいです」と期待を膨らませる。
なお、おなじみのキャスト陣を中心に前作キャストが集結する本作の特報映像を初解禁。望まぬ政略結婚から1年。料亭・桑乃木を立て直す中で絆を育んだいち日と周の、相変わらず初々しくもどかしい距離感が映し出されている。そんな2人に、新たな試練と波乱の予感が。さらに、今作の物語を大きくかき乱すキーパーソン、周の兄・栄を演じるキャストを含め、新キャスト陣も近日解禁される予定だ。
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